【ドイツで駐妻】アウシュヴィッツを訪れて、「人間」に向き合う
こんにちは!Guten Tag!
ドイツで駐妻×2歳双子の母×ライフコーチをしているしっちゃんです。
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「自分らしく生きたい」
「自分にしかできないことをしたい」
「自分の命の時間を大切に使いたい」
心ではそう思いながら、
毎日「このままでいいのかな?」と
不完全燃焼で過ごしていませんか?
この数か月の色々な気づきや変化も重なって、
アウシュヴィッツを訪れてから様々な感情が巡っています。
今回は、博物館の様子をご紹介するというよりも
私自身がいま、何を感じたのかを書いてみます。
特に目新しいことはないかもしれませんが
だからこそ、その「当たりまえの延長線」に
恐ろしい出来事が起きたのだということを身に染みて感じました。
自分の中にいる感情に向き合うきっかけになれば幸いです。
■関心のきっかけ
13歳の時。
純粋に「洋楽や洋画にある"世界への憧れ"」から
「世界で生きることへの関心」に切り替わったのが
アウシュヴィッツ強制収容所をテレビで観て、
母が買ってきた『アンネの日記』を私も読んだことでした。
その後もずっと私の中にあったのが
「分断や対立を乗り越えた社会や関係性を作っていくこと」。
世界中の仲間と同じミッションや情熱を持って働く
会社を選んできたのも、そんな想いがあってのことでした。
残り1年?ドイツに住んでいるうちにやりたいことを考えた時に
まっさきに思い浮かんだのが「アウシュヴィッツを訪れること」。
心を決めて夫に相談してからは約1か月半で実現できました。
■ 人間の本質「生存本能と他者への愛」
人間(動物)の最も強い本能は「生存本能」。
だから自分や大切な人を守るためなら、
誰かを排除することも「正義」になり得ます。

クラクラしながら参加していました
だからこそ受け取れたものがあった気がします
どれだけ「平和が大事」と思っていても、
当時の残虐な出来事の跡を目前にすると
「自分も同じ立場だったら、きっと同じように
自分の命や家族の命を優先してしまうかもしれない」と思いました。
大きなことから小さなことまで、
この本能によって私たちは簡単に加害者になれてしまう。
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でも人間の本質って、それだけではありません。
本当はもっとやせ細っているのに
ふっくらと元気な姿を絵に描いて仲間を励ました人。

訪れる人の自由な解釈のために
説明はほとんどありません
ユダヤ教のお祝いの日に、こっそりみんなで歌うよう呼び掛けた人。
わずかなパンを等分にわけるための工夫をしていたという話もありました。
極限の状態でも、誰かを励ますことや尽くすことで
自分の精神状態を保っていた。
生存本能も人間の本質だけれど、
真の幸福は「誰かの役に立つこと、喜ばせること」ということも本質
なんですよね。
「誰かの役に立ちたい」と思いながら、
すごいと思う人や自分が欲しいものを持っている人を見ると
つい羨んだり、妬んだりしてしまう。
このふたつの感情に簡単に揺り動かされてしまう自分を見ました。
■「生きる意味(自由)」の正解は自分にある
今回行く前に『夜と霧』を読み直していきました。
人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない。
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自分を待っている仕事や愛する人間にたいする責任を自覚した人間は、生きることから降りられない。
「我々が人生の意味を問うてはいけません。
我々は人生に問われている立場であり、
我々が人生の答えを出さなければなりません。」
という有名な言葉もありますが…
以前読んだ時は、何となく理解したつもりでいたこと。
でも実際にその場所に立って、
寒さや空気を肌身で感じながら読み返すと、
この言葉の重さがまったく違って入ってきました。
極限状態にないいまの自分でさえ、
覚悟をもって日々の選択をできていないことに
恥ずかしさも感じました。
自分の人生を生きる、人生の舵を取るということは
「与えられた状況や環境から意味を見出す」のではなく
「どんな状況でも自分で"答え"を"行動"によって選択し続ける」こと。

ガス室行きかの選別がされていた
誰だって「自分」が一番かわいい、守るべき存在である。
だから倫理に反するような自分の行動を正当化したり、
自分を蔑むことで傷つくことから避けようとしてしまう。
そんな人間(自分自身)の本質に触れながらも、
人間の本当の幸福は「愛」や「誰かの力になること」、
その光の方に向かって歩き続ける自分でありたい。
それは過去の後悔や、自分の中にある暗いものを見つめながら。
…と、言葉にするのは簡単だけど、
弱い自分に簡単に引き戻されてしまうし、
覚悟なんて簡単に揺らいでしまう。
私にもずしんと重くのしかかるけれど、
人間の弱さも強さも、どちらも本物だから。
そういうものと受けとめて、どう選択するかを考えていきたい。
アウシュヴィッツを訪れてそう思えた時、
意外にも、自分で選択して自由に生きる
自分の人生がものすごく楽しみになりました。

でもその状況においても
最後までどう生きるかの選択の自由は奪えない
■わたしは、いまをどう生きる?
あらためて、私は駐在帯同(+子育て)のこの期間、
沢山葛藤して、悩みながらも
「これまでの人生を振り返りながら、これからどう生きていくか」に
向き合えるチャンスにものすごく感謝しています。
そして、これまでの経験や今回の気づきを経て感じたのは
コーチングという「その人の真の幸せを追求していく」プロセスを
伴走する仕事は、私にとって本当に幸せだ!ということでした。
そう思うと、もっといろんな方と出会ってみたいな、と思いました。
***
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私と同じように悩んだり葛藤している方がいらっしゃったら
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■せっかくなので双子日記
パパとお留守番していた双子たちは病み上がりだったので
お買い物と公園だけで、ゆっくり過ごしていたようです。
夫ひとりなのに、ドラッグストアで子ども用カートを持たせたらしく(笑)

我が家でみんながお気に入りの絵本
『ピヨピヨスーパーマーケット』の如く
各々が好きなように走り回り、
好きなようにカゴに入れていくので
夫は汗だくで追いかけまわしていたようです。
帰ってきたら、風船やらお菓子やら、
いろんなもので溢れていました(笑)
パパ、お疲れさまでした&ありがとう!
わたしが一人で二人を連れて行く時は
絶対にカートは持たせないけどね…笑
2人はどんな人生を歩むのかな。
もう少し大きくなった時に、
もっと成熟させて彼らにも伝えたい経験でした。
読んでくださってありがとうございました!
それではみなさん、チュース!
