AIで記事を全自動化して分かった、結局いちばんコスパがいいのは自分で書くこと
AIを使って記事の作成から投稿まで全部自動化したい。そんな野望を抱いて `Claude Code` を契約した。結論から言えば、自動投稿そのものは成功している。最近 note に投げている「情念だより」シリーズは、まさにその成果物だ。
ネタ集めから本文作成、タグ生成まで、だいたい全部 `Claude Code` がやってくれる。夢みたいな話に見える。だが、実際に回してみると、致命的な問題が二つあった。
ひとつは、信じられないくらいトークンを食うこと。もうひとつは、そこまで頑張っても別に読まれないことだ。夢を見るな、現実を見ろ。そんな話を書いていく。
自動投稿自体はできた
まず、自動投稿は本当にできた。API でニュースを集めるスクリプトを組んで、`Opus` で記事を書かせて、SEO を意識したタイトルを付けて、内容に沿ったサムネも用意する。設計としてはかなり真面目に組んでいたつもりだ。
実際、note には投稿される。形だけ見れば成功である。人に見せると「すごいじゃん」で終わるタイプのやつだ。
でも、運用して分かった。成功したのは「投稿フローの自動化」であって、「稼げる仕組みの自動化」ではなかった。
問題その1、Claude Code の週制限をやたら食う
月約 3000 円で契約しているのだが、このやり方はとにかく重い。ひどいときは、1 本回しただけで週の使用量の 2 割くらい持っていかれる。
しかも、1 日 1 記事投稿したいなら 1 週間で 7 記事である。どう考えても足りない。`Claude Code` は記事を量産するためだけに使いたいわけではなく、他にもやりたいことが山ほどある。ここで燃料を全部食われるのは、普通にしんどい。
自動化というと「手間が減る」イメージがあるが、現実には「別の場所にコストが移る」だけだった。私の場合、それがトークンだったという話である。
問題その2、ちゃんと組んでも読まれない
今やっていたのは AI 系のトレンド記事だ。ニュースを集めて、クリックされそうなタイトルを付けて、サムネも作る。差別化もしているつもりだった。
なのに、普通にアクセス数が 1 桁のときがある。不思議なくらい伸びない。いや、不思議でもないのかもしれない。そもそもトレンド記事は競争が激しいし、AI 記事なんて同じような話が毎日無限に流れてくる。
「ちゃんと作ったはずなのにクリックされない」という現実に何回か殴られると、だんだん理解してくる。記事を作る工程を自動化できても、読まれる理由までは自動生成されない。
結論、自分で書くのがいちばん強い
そこで一回、結論を出した。今の自分は、トークンを無制限に食わせられない。だったら、全部 AI に書かせる方向はいったんやめた方がいい。
結局、自分で書くのが正解なのだと思う。少なくとも今は。
そう思って、今度は `Codex` に方向転換した。こちらもこちらで、数日前に Plus の 2 倍キャンペーンが終わったばかりで、なかなか景気のいい話ではない。「今後は Pro で Codex やってね」という空気を感じるが、その Pro は月額 16800 円。正直、Codex のためなら高すぎるとは思わない。でも財布が普通に終わっている。
だから発想を変えた。AI に全部書かせるのではなく、自分がベタ打ちした文章をいい感じに整えてもらう。校正してもらう。タイトルを考えてもらう。note とはてなへの投稿準備まで面倒を見てもらう。そこまでを支援するツールとして使う。
今まさにこの文章を書いている仕組みがそれである。とはいえ、まだ完成はしていない。とりあえず使えるところまで来た、で止まっている。だが、方向としてはこっちの方がだいぶ現実的だと思っている。
AIでバカが稼ぐのは難しい
この試作記事で何か大きな結論を一般化したいわけではない。ただ、一つだけはかなり強く思っている。
AI でバカが稼ぐのは難しい。死ぬほど難しい。
記事を量産すれば勝てるとか、ツールを組めば寝てても回るとか、そういう夢はめちゃくちゃ魅力的だ。でも、現実はだいぶ地味だ。コストを見て、反応を見て、少しずつ直して、結局は自分で書くところに戻ってくる。
夢を見るな。現実を見ろ。働け。
そういう罵声を自分に浴びせるしかない日々に、完敗ベイベ。
紙コップでいいんじゃない?
oh! yes!
コスパが悪い。
