だめな母親とクレーンゲーム
女のHbA1cの数値は7.4だった。
「現状維持じゃな」
先生にそう言われた女は返す言葉もなく、曖昧に笑った。
病院で向かいにやたらうるせえ女児に座られ、女は疲れ切っていた。
「子どものおやつを取りに行く」
そう言って女はOTAKARAアミューズというゲーセンとは名ばかりのクレーンゲーム屋に向かった。
ゲーセンで獲った方がお菓子は基本的に安いのである。
女の狙いはたべっ子どうぶつ6パック入りだった。

このビスケットなら1歳児の息子が食べても多分大丈夫だと女は思い込んでいたが、たべっ子どうぶつのコーナーは先客がすでにいた。カートの中は景品でパンパンである。あきらかに食いきれない菓子を取って、みんなどう処理してるんだろうねと女は今になって思った。
首尾よくパックンチョ2袋とギンビスのビスケット3袋をゲットした女だったが、結局なんやかんやクレゲを楽しんでいるうちに3000円くらい使っていた。
女は「たべっ子どうぶつおいしいよ。袋を開けた時のバターの匂いも癒されるから買ってね」と、泣きながらこのブログを打つ。
かたわらで息子はすやすやと眠っていた。

旦那「ぬいぐるみいらんやろ(正論)」
※本記事はAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
