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嵐のFCが終わる日、流れに乗れない私が見つけた発信の続け方

今日のGoogleトレンド、日本の1位は「嵐」だった。検索数は5000+。

理由は、ファンクラブの終了日らしい。「伏線回収しすぎてて、泣く」という言葉まで流れてきて、私はその熱量の前で完全に部外者だった。

で、白状する。私はこのトレンドを記事にできない。乗れないのだ。乗れないのに、毎日トレンドを眺める仕組みだけは作ってしまった。

今日の問いはこれだ。流れに乗れない人間は、何を発信し続ければいいのか。


今日の「流れ」に、私の居場所はなかった

Googleの「Daily Search Trends」は、その名のとおり毎日の検索の流れを吐き出してくる。RSSで自動で拾える。便利だ。

今日拾えたのは、こういう顔ぶれだった。

  • (5000+)──ファンクラブ終了が話題

  • エプスタイン(200+)──各国の報道が再燃

  • 宇垣美里(200+)──女優としての新境地

その横では、イランとアメリカが停戦延長の初期合意に達したというニュースも動いていた。海峡が開くかどうか、世界のエネルギーがかかっている、らしい。

並べてみて思う。アイドルの引退と、地政学の危機と、元アナウンサーの転身。これが「同じ流れ」として同じ画面に並ぶ。

ここに、私の書きたいことは一つもない。

そんなわけあるか、と自分でツッコむ。でも本当にないのだ。流れは速くて、広くて、私のサイズじゃない。

嵐のFCが終わっても、ファンの2年は終わらなかった

ただ、見出しを眺めていて、一つだけ手が止まったものがある。

妻「嵐のファンクラブ辞めようかな」夫「何かあるかもしれないよ」→2年後、妻の元に訪れた奇跡

中身は読んでいない。でも、この見出しが言いたいことは、なんとなく分かる。

辞めようとした人がいて、止めた人がいて、2年が流れて、何かが起きた。

ファンクラブという「箱」はいつか終わる。今日のトレンドが、まさにそれを伝えている。けれど、その箱の中で過ごした2年は終わらない。

これは発信にも同じことが言えるんじゃないか、と思った。

プラットフォームは終わる。トレンドは1日で消える。でも、続けた時間そのものは、誰かの中に残る。

AIに「流れ」は拾わせられる。でも「続ける」は拾わせられない

正直に書く。私はトレンドを毎日自動で拾う仕組みをすでに持っている。AIにRSSを読ませて、その日の話題を並べさせる。ここまでは自動化できる。

でも、ここから先が動かない。

拾った話題に、自分の声が乗らない。乗らないものを無理に書くと、ただのニュース要約になる。それは私が一番読みたくない文章だ。

だから断言しておく。完全自動で、誰でも、毎日バズる発信なんてものはない。少なくとも私の手元には来ていない。

AIができるのは、流れを見せてくれるところまで。「この流れに乗るか、見送るか」を決めるのは、最後まで人間の仕事だった。

そして、続けられる人は、たいてい「見送る判断」がうまい気がする。

流れに乗るより、流れを見送る

嵐のトレンドを見送った私は、代わりにこの一本を書いている。これは負け惜しみではない、はずだ。

トレンドに乗る発信は、爆発する。けれど、流れが過ぎたら自分も一緒に流れていく。

トレンドを見送る発信は、地味だ。けれど、流れの外に小さな足場が残る。

持ち帰ってほしいのは、たった一つ。

「これは私のサイズの流れか?」と、押す前に一回だけ自分に聞く。

5000+の波に乗らなくていい。乗れない日は、乗れないことを書けばいい。今日の私がそうしたように。

箱はいつか終わる。それでも、流れを見送りながら積んだ時間は、たぶん2年後の自分に届く。


しれっと白状すると、この記事もAIにトレンドを拾わせるところから始まっている。拾った流れの大半は、見送った。残ったのが、これだ。

出典・参考

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