大谷が膝を痛めた日に、私はnoteを更新していなかった
2026年6月12日。Google Trendsで大谷翔平の検索数が20,000件を超えた。
13号ホームランを打ち、4打席連続で出塁し、7回に左膝の炎症で途中交代した。
前日には投手として102球を投げていた。それでも翌日、試合に出てきた。
そして私は、その日もnoteを更新していなかった。
事実だけ並べると、少し恥ずかしい
大谷翔平は6月11日(日本時間12日)、パイレーツ戦に「1番・指名打者」で先発した。
前日、同じパイレーツ戦で投手として102球を投げていた。二刀流の日常なのだが、数字にするとやっぱり意味がわからない。
3回の第2打席、82.6マイル(約133キロ)のスイーパーを強振。体勢が崩れながらもボールは右翼スタンドへ飛び込んだ。2試合連発の13号。飛距離119.2メートル。
その後も四球を選び続け、4打席4出塁。
7回、代打が送られた。左膝の炎症。試合後、本人は「明日は出場できる」と言った。
これを読んで私は思った。「この日、私は何を出したか」と。
答えは「何も」だ。
20,000人が検索していた日、供給側は静かだった
Google Trendsの数字は、需要の可視化だ。
20,000件以上というのは、その瞬間に20,000人以上が「大谷翔平 何かあった?」と思って画面を開いたということだ。情報の穴が、あった。
でも個人発信者の多くは、そこを埋めない。
「大谷の記事なんて書けない」「野球に詳しくない」「速報系には勝てない」。そういう理由でnoteを開かない。私もそうだった。
でも少し待ってほしい。速報に勝てなくていいし、詳しくなくていい。大谷翔平をネタに「自分の話」を書けばいい。それがnoteで個人が発信する意味だ。
「途中交代」を、自分に許せるかどうか
大谷翔平が7回で退いた。
満点の試合じゃない。前日102球投げた後で、膝を痛めながら、それでも4打席出た。で、7回に退いた。
これを「失敗」と呼ぶ人はいない。
個人発信の「続ける」もたぶん同じ構造だ。
毎日完璧な記事を目指して書けない、だから何も出さない。調子が悪い日は更新しない。その「何もしなかった日」が積み重なって、「続いていない」になる。
大谷は102球投げた翌日に「出なくていい」とは言わなかった。でも7回で退いた。出せるものを出して、限界で退いた。
「今日は500文字でいい」「タイトルだけ決めてドラフト状態で出す」。そういう「途中交代」を自分に許せるかどうかが、続けることの核心だと思う。
AIは「膝の炎症があっても出てくる」仕組みを作れる
AIと個人発信を組み合わせる話をする。
私が今やっているのは、こういう流れだ。
Google Trendsのデータを毎朝自動で取得
今日のトレンドと自分のテーマをAIが結びつけた「調査ブリーフ」を生成
ブリーフをもとにAIがドラフトを書く
ドラフトはAI臭いから、自分の声で100〜200文字だけ書き直す
この記事も、その流れで出た。
「ネタがない」「何を書けばいいかわからない」という詰まりを、仕組みが代わりに動いてくれる。大谷に例えるなら、「体が作られていること」に近い。個人発信では体じゃなく仕組みが、調子の悪い日でも出させてくれる。
AIは完璧な原稿を書くために使うんじゃない。「今日出せるレベル」を下げるために使う。
今日、何か一つ出せたか
個人発信の「続け方」に、特別なコツはないと思っている。
大谷翔平が毎日ホームランを打つわけじゃないように、毎日バズる記事を書く必要はない。でも試合には出る必要がある。
出ないと、続かない。
「今日は膝が痛い」でも出てきた人の話を横目に見て、今日自分は何を出せるかを考える。
その問いを日課にすること。それが「続ける」の中身だと、今の私は思っている。
出典・参考
大谷翔平、左ひざ炎症で途中交代 7回に代打送られ 13号先制ソロなど4打席連続出塁も / 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202606120000453.html
ドジャース 大谷翔平 13号ホームランも 左ひざ炎症で途中交代 / NHKニュース
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015148081000
大谷が13号ホームラン 敵地騒然 / Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6583913
Google トレンド(日本)2026年6月12日 / Google
