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寄り道だって人生単位ならメインイベント

あえてこそこそ陰に隠れてこのノートを更新してたのに見つけ出してくれて楽しみにしてますって言われて顔ない。原動力、さんきゅ!



The Dilong 1st Full Album「少年少女たちに明日はない」9/12より発売開始!語り出したら涙無しでは語れんことばかりです…2ヶ月で8曲?の怒涛のレコーディングラッシュ、並行して回ったレオンリリースツアー、「Thb Dilong」事件…

諸々を供養するための「少年少女たちに明日はない」全曲解説!こういうの大体ボーカルとか曲作った人がやるやつやんね!僕はベースしか弾いてないです故に第三者目線で語ることができるというこれまた盲点ですよね。第一Dilongのファンでもあるので1番側近のファンが語ってると言っても過言ではない。同じ目線でゆっくりしていってくれや


1.大人になりそびれた僕たちへ

「少年少女たちに明日はない」というコンセプトが固まったのは2026年の4月あたり?雄人の心のどこで決まったのかは定かではない。こういう事がちょいちょいでてきます制作者じゃない故に…
曲を作ったのは5/14、三宮の音楽スタジオ246にて。真っ昼間。絶対に夜中やろこれって思ってた。さくっとできちゃったんだよなこれがうちのメンバー優秀なんですわ。


「戦争も〜」から始まる中々に刺激的な、Dilongとして真骨頂となる曲になるなとデモを聴いて感じた。「叫ぶ声が響き合ったら 僕ら今日を生きていられる」あくまでもこのアルバムは1対1で共に駆け抜ける50分にしようと宣誓とも感じ取れる。変わんねぇな、倉橋。お前ってやつは。やからその背中についていけるんだよ俺は。


音源では冒頭は街の騒音から始まるこれまた新しい一面がちらり。ここすごい雄人がこだわっててiPhone片手に西院の街を歩いて録音のためこれ著作権とか大丈夫なんかな?個人的に女の子たちの別れ際の挨拶で、アイスを食べたままやから「ふん!ふんふん〜」みたいなんが録れてたん最高に上がった。青春やなぁ


ベースに関してはこのテンポはとても苦手としておりとてもやりずらいです。あとコーラスが多いため中々動けない!ストレス!一番星のベースラインや自分の手癖だけで乗り越えたわしやなぁって感じの1曲。「ラララ〜」に入るタイミングが未だに掴めません。できひんことばかりでただただ泣きっ面ですわね。


シンガロング、コーラスともに高いんだよ音程が!なんてことをしてくるんだ1曲目から…最後のコーラスはお気に入りです。フーからのハーこれはわし提案。イメージは銀杏BOYZのキレイな感触を出したくてコーラスを切るタイミングまでこだわりました。


手前味噌で申し訳ないが名乗ります。セトリ職人としましては案外使い道が沢山考えられて使い勝手がいいとまではいきませんが非常に遊び心で構成できる1曲と存じております。ツアーでどう化けるかが楽しみな1曲でもある。


2.よろしくね

1.大人〜と同時期くらいに作り出した曲。もう混沌としてきた。ギターリフから始めたい、これはタイガーリーを見てたら切に感じる事でやってみたけどこんなに活かすことが難しいとは…


雄人は友達想いなやつなのだ自分を含まずとも。敵を作ることもなく、かといって口達者ではないので本当に深く付き合う人間はそうそういないと傍から見てて思う。曲を聴いた時にバンドマンではない純な友達の姿が視えた気がした。「グッバイマイフレンズ」複数形のこの文字は決して大人数とは読み取れない。だけども抱えるものの大きさは伝わってくる、それほどに大事にしたいものの重さ、深さ、大切さ諸々。もう二度と会えない別れなのか、一線から退く環境からの別れなのか捉え方は人それぞれ。それを念頭に置いておいてほしい。


雄人の交友関係なんてそれほど知らないからこの曲は個人的にいつもライブに来てくれるお客さんの顔が浮かぶ。嬉しいことにDilongはお客さんとよく話して写真撮って、近い距離感で身近に感じ取ってもらえる関係性と存じております。「お前の存在でこんな気持ちになって どう考えても幸せだよ」ちょっとでもあなたへの歌詞になったら幸いです僕は。


ベースラインはというともうこれまた苦労も苦労。シンプルな構成な故に同じことの繰り返しを良しとするのか、単調とするのか。あと単純に後回しにしすぎてレコーディングに間に合わずで思いつきで作った節もある。レコーディングしてから音源がくるまでタイムラグがあるのだが「自分こんなんしてたん?!」ってのが多々あり今でも思い出してる最中(9/8現在)
1.2番共にBメロのフレーズが個人的にはポイント。やっぱり手癖〜〜〜ってなっちゃってるから結局繰り返しを良しとしてしまいました。精進。


珍しく?というかコーラスはおかもちメイン。元は上ハモリは俺、下ハモリはおかもちと役割していたのだがどんどんおかもちが侵食してくるようになり、自分もまあコーラス下手くそやからええかくらいに思ってたらここまでコーラスとられると思ってなかった。最後のコーラスは高すぎてレコーディングで呆れられて現代技術により綺麗に整えられてます。サステナブル〜


我らがセトリ職人としましてはまだ扱いに困ってる!シンプルにDilong比では曲が長いのよ。やけどもイントロもシンガロングもみんなが湧いて楽しめる曲になればとこちらもプッシュアップしていけたら。健やかに育てよな!


ボツになったアー写


3.トラッシュソング

こちらはおかもちが作詞作曲。初披露はレオンリリースツアー名古屋編。デモができた時は忘れもしない2月の下北沢。おかもちは止まってる車内では寝れない特性をもつ。夜出発で朝到着の車中休憩は彼には眠れない苦痛の時間らしく1人でポチポチ携帯で作曲していた。「神曲ができた!」と完成品を駅前のマックで聴かせてもらい、煮えきらん反応をしたのを覚えている(ごめん)。雄人はギターでの弾き語りを送ってくれてそれをみんなで広げる作り方。おかもちはほぼ固まったデモをみんなで再現しあーだこーだ言いながら多少の変化をつけていく作り方。この曲もほとんどデモから変わっていない。


歌詞、メロディー共におかもち節だなと思う。歌詞を手帳に書き起こしてたんかわいかったなあれ。キレイなんよ素敵な意味で。「なあもう嘘はつかなくていいよ 綺麗なものだけ追いかけていて」こことか特におかもち味濃いめかも。俺らはこんなんだけど、君はこうでいいんだよって1人に目の前でかけてあげる言葉がすごい綺麗。この雄人とのコントラストがDilongの味ともなっているとしみじみ分析。自分も同じスタンスでライブでやれるためこのアルバムの中の推し曲のひとつです。全部推したいけどの話よ!
最後のギターアルペジオいいよね。


ベースラインはたんのしい〜ふぉ〜!って感じ。途中リフをループさせたり、ぶりぶりに歪ませるフレーズがあったり作るのにそんな苦労しなかった印象。思いのままに弾けるそんな1曲。あ、ハイフレットはしんどいですよくミスタッチします。伝わってなかったらいいな。お気にはやっぱりサビ終わりのループリフ。


シンガロング部分はTHE BOYS&GIRLSの(曲名忘れた)やつみたいにしたい!って要望がありこの形に。コーラス部分はDilongではお馴染みの三声コーラスでこれまたお気に入り。三声でコーラスできるバンドって少ないと思うんですクオリティはおいといて。いやクオリティもいるんやけどまずはやることが大事でしょうよ。これまたDilongの味になっていけばいいなぁ…


セトリ職人としましては非常に使い勝手がいいのよ。どこでも空気を変えられる力を持ってて好。HALOと違い必ずボーカルから入らないといけない(今のところ)以外はとても柔軟力に富んだ1曲。見えてますデカいステージでみんなでシンガロングできる光景が。


4.シアター

Dilong史上初めてのラブソング。これはアルバムの中で1番最後にできた曲かね?間に合わんかったらなしになる予定でした間に合った〜ほんまに7月くらいに完成したやつ。前述したDilong曲の作り方メソッドの最近の主流である雄人の弾き語りをおかもちがデモをにしてみんなで作る形でできた曲。こんな曲できるんや?!ってこちら側もびっくり。やけど倉橋雄人が作ったってのは納得できる特に歌詞かね。在住地バレるけど大丈夫?って思ったけど玉出に来るやつなんかおらんか〜安心。レコーディングもみんなどうしたらええか分からん中おかもちだけアイデア溢れすぎて雄人も「こんなつもりじゃ…」って若干困惑してた。ライブで再現できんの?!


これの解説はむずい!なんでシアターなんかも分からん!思い出のひとつひとつも知る由もないから何も言いません!「君の名前を書いてあげたいだけなのに」この歌詞が好きですこんなん言いたい人生やった〜


ベースラインも考えるのまじで難しすぎて何度匙を投げそうになったか。ある程度の曲は自分の中にテーマソングを降ろしてそれをコピーするとこから始める。この曲に関しては銀杏BOYZ「恋は永遠」他は未知すぎてあてにならんかった。最初は指弾きにしようかと思ったが技術が追いつかず断念。ベースラインももうちょい時間欲しかったなぁと課題の残る曲。ラスサビのボーカルとユニゾンするところがお気に入りポイント。


コーラスはあえてなし。あえて?なのかはまあ置いとこう。けどそれがこの曲のあるべき姿だとも思います。コーラスを強みにしたいバンドやけどそれを無理に取り入れるのはちょっと違うよなと。実はうちのボーカル歌上手いんです。酔いしれてちょ!


セトリ職人とし〜は雄人公認でツアーでもあまりやらんかもね…ワンマンではやりたい気持ち!見逃すな!


雄人の地元・山口県湯田温泉のゲーセンにて

5.人類滅亡

びっくりした今グループライン見返したら2025年8月にデモが上がってる。印象がないということは大化けしたということ。本腰入れて作ったのは5月後半かね?これまた雄人弾き語り×おかもちデモ作品。
Dilongのスカ曲を待ってくれてる熱烈な変態(良い意味だよ怒らんで!)がいてその声が一生頭に残ってた。それがあったからここスカ調にしてみる?って意見をわしが出してもうそこから試行錯誤。全然上手くいかんくて何が良いか分からんと思ってたらこんなにテンポはやくなった。デモではもっと遅かったのにスカに合わせるとここまで早くなってベーシストは右手がぱんぱんです。巨人師匠いらんかったなぁ。
王道スカではないけどこれもDilongの味です。全体的に強化版野良犬みたいなイメージ。


「君がいつでも怖くないように この手を切り離してくっつけたい」どうした倉橋?!メンヘラになったのか?!と不安にもなりましたがそうだよね人類滅亡する瞬間はこうにもなるよねとほっこり。「作り置きしてくれたご飯は〜」はホットケーキでした。「やっとの想い出〜」のところはまじで自分でも確認しなおすくらい歌詞あってんの?って思ったけど正解らしいです。考察班はやく〜!ライブでは楽しめる曲ですが音源で聴くと違った良さがあります。暗い曲を無理やり?アップテンポで歌い飛ばしてるみたいな。


ベースラインは難易度SSS級。ちゃんと弾けたことがない。腕がしんどい以外はぎり楽しいが勝つからまあ良しとしよう。この曲のスタンドはdustboxの「better sweet」とKANA-BOON「フルドライブ」あと銀杏の「援助交際」全部のエッセンスを分かったら君はもうDilongのベーシストになれます。ライブ中はとんでもない顔してるけどあれが本音です。澄ました顔じゃパンクじゃねえからよぉ…にしてもおかもちが楽なピッキングで弾いてることにいつもやきもき。


コーラスも結構少なめ。もちろんそっちにまで気が回らないからです。ここコーラスしたい!とかはあるんだけど自分ができひん事を他人に提案したくはないのでやめました。シンガロングもやりたいけどこれは後々で勘弁してください。Pale Moonのまこが「ラモーンズみたいなとこええっすね」って言ってくれて初めて気づいたそうなんやって。ええよね終末感があって。


セトリ職人〜はこれまた万能でどこにでもいけてしまう。頭からつま先まで衝撃の稲妻。初披露は7/20のBRONZE FESやったけどいい雰囲気なのもあり手応えヨシっと思った印象。遊び方もみんなが考えてくれててほんとに助けられてます。みんなで育ててる感じがあって輪が広がる事を望むしそれがわしの使命でもあると思います。


6.涙星

こちらもおかもち作詞作曲。結構早い段階からあったはず。2025年10月31日らしい。「ファンのみんなが泣いたりマイナスな事言うからみんなのために曲書いたったわ!」みたいなことをおかもちは照れ屋さんなのでさらっと言ってました。そういうところあるんだよ、おかもちってのはさ。正真正銘あなたの曲です。真相は本人に聴いて下さい。


鉛空だったり小さな孤独を温め合うだったり春を待つ花のようにだったりこれまたおかもち節が満載。1分ちょいの曲やのにそう感じさせん謎の満足感があります。あとはその言葉を嘘にしないようにステージでやるまでです単純明快!


短い曲というのはベースラインも僕は凝りにくいものです。ワンポイントアイデア勝負みたいな緊迫感があります。はっきり言いますそのワンアイデアが出てきませんでした。変わりに大げさにやってるふりをしています。恥ずかしいから見ないで〜
曲終わりのダダダダダダダッは結構お気に入り


コーラスたっかい!喉が飛んでいきそうな思いを毎回してますやりだしたん自分ですが。シンガロングからのハモリとか澤が歌っていたりとか新しい事もやってみたり。ただいかんせん喉が飛んでいきます。


セトリはショートチューンなので隕石〜Future〜涙星とかもおもしろそうではあるけどタイム感が読めねぇのが玉にキズ。曲長いイメージあるけど全然Futureの方が長いし、当たり前すぎて紹介忘れてました「るいせい」って読みます多分雄人命名。あとセトリのどこにでも入れれます。


生産者の顔

7.過去吸

確認できる登場した時期は2025の2/22。初披露は4/9の八王子と比較的最近の曲なんだね!自分でもびっくり。最初にスタジオで雄人抜き(お寝坊さん?)で3人でオケで合わしてキメとか構成覚えんのむずい〜ってなった印象。伝家の宝刀ハーモニカも登場するためDilongらしさと新しさどちらも兼ね備えた1曲となっています。新しさはまあ後々解説するとして逆にDilongらしさとは?それすなわちミドルテンポの曲としての立ち位置に揺るがない事だと思うんです。難しい表現になりましたが要するにええ曲って事です。


個人的にこの曲はすごい救われたというか、歌詞の全部が推しポイント。強さで優しくするじゃなくて優しさで強くなるようなそんなイメージ。バンドとして笑ってやろうぜって心から言えるような、強く背中を押せるような色んな感情が渦巻くそんな曲。


ベースラインはシンプルかつアグレッシブのコンセプト。手癖もセオリーも全部盛り込んで間奏の部分は特にこのコンセプトを体現したと言わせてほしい。あえて「アルカエの花」と同じフレーズを使ったりもして過去も取り入れつつ、アウトロのフリースタイル部分は未だに毎回アドリブのため上手くいった試しがない。練習しろよ山本よ、分かってんならさ。考えろよ山本よ、できないんならさ。


シンガロングが際立つこの曲に一輪の花を添えてみました。澤の単独コーラスです。案外いいですよね。まさかこの角度でコーラスの幅が広がるとは棚からぼた餅すぎて感動。この曲も自分のコーラスは少なめで、大体どの曲もコーラスを入れる時最初は各々入れたい所に適当に入れていくのですがおかもちがふざけて入れた「おいお前、何下を向いてんの?」がバチハマりした時にバンド楽し〜になりました。


セトリは中盤がメイン。たまに俺のためにやってくれ!って気持ちで入れたりもします職権濫用ごめん。なので自重して、この曲に頼りすぎちゃう事もあるのでよく精査するようにはしています。後々は1曲目からとかもやってみたいし、それができるようになった時、Dilongはひとつ上のフェーズにいける気がしてるんです。


8.ストーミーブルー

やっぱり真剣に書きます!グループに残ってる最古が2025の6/3やけどその前からタネは聞いてたようなないような…名古屋のSquowL'sっていうもう長い付き合いになったマブダチとスプリットツアーしたいねってことでなら音源作ろう!でできた1曲。SquowL'sにかけて雨っていう単語使ってるはず。倉橋ってそういう漢だから。全く同時期に作ってたのが何を隠そう「レオン」なのだ。もしかしたらストーミーとレオンが入れ替わる世界線があったかもしれない。結果こうなってくれてよかった〜どちらも腐らせずに済んだ(はず)
初披露は大事な後輩のラストライブに合わたから3週間弱でできたん?!って今びびった。もちろんレオンもセットのため実質1.5週間?!と書いてますがいろいろマイナーチェンジしているため生焼け肉を出してたみたいですねご無礼。


電撃アウトみたいな曲もうひとつ欲しいって要望を出して、まさか曲のキーまで一緒にせんでも…となりましたがメロが良かったんでしょうね。「君が泣いてる 世界が終わる」「流れる日々のなかで病まないでくれ」歌い方ひとつ間違えたらくっさい歌詞になりそうなのを難無くこなす。ほんとに大したやつだよ。こっちは負けずに食らいつくので精一杯。あいつと交わした約束は未だに誰か知らんし知る由もない。多分のあいつはおるけど隠しときますあなたの曲でいさせてよね。


ベースラインはと言いますと、そもそも電撃アウトもめちゃくちゃシンプルに作ろうのもと動いていたためベースはほぼコードなぞりやったけど年数経つに連れて今のほぼフリースタイル成形みたいな形に。ストーミーもシンプルにと思っていたのにベースのフレーズソロまがいみたいなやつ(2Aのとぅる〜とぅ〜とぅ〜とぅる〜とぅ〜るる〜のやつ)入れたりそもそもイントロから手癖4連発!みたいなんやっちゃったりシンプルもくそもなかった。けど弾いててたんのしいのなんの。手数多いけど簡単なことしかやってないしテンポが速いだけでDilongコピー入門編にいかが?と思ってんけどなんかあかんかったみたいごめん。この曲のスタンドはJUDY AND MARYの「BLUE TEARS」これは色濃く出てるのではないでしょうか?どうでしょうか。お気にはやっぱりフレーズのところです唯一の見せ場!


コーラスに関しても今作では多々登場するふ〜のコーラスを使用してて、いわばふ〜の先駆けとなったDilong的挑戦コーラスでした。「これ大丈夫…?」って発案者のわし以外は不安だったでしょう特におかもち。彼にはパンクの像がしっかりあってその天秤が難しかったはず。そこはパワー技でねじ伏せてみました。俺は好きですあそこのパート。サビのハモリもそこまで高くはないのですが非常にセンシティブな音の高さなためあまり上手くできません…特にレコーディングはひどくてもう現代技術様々でぐぅの音も出ません。理由は一声目の母音が“い”のため発声的にも難しいんだとか。ほなようやってるほうやろ!ボーカルがむずい言うてるんやから!褒めろよなまったく…
この曲のコーラスは結構やりたい放題してると思ってます。


セトリは結構ストーミーにすがってしまう。電撃にもすがりがちなのだがある理由でセトリにこの2曲を入れることが結構難しくなってしまい今の旬的にストーミーが多くなってしまう。それと個人的に爆発!って感じで演奏できるからお手軽さもある。あと過去吸と同じで職権濫用。この子にとっては同期のレオンがずずずいっとシングル曲まで上がっちゃったから結果的に不憫な思いをさせてるのかも。大丈夫、お前さんも十分Dilongの屋台骨として支えてくれてるからツアー終わってから景色見渡してみようぜ。俺に任せとけ!


ちななぜ2026verなのかはスプリットで出したやつとは大枠は変わってないもののイントロや多少の変化(ベースの音色やったり)がついているためこうなりました。初期型はもうYoutubeでしか聴けんから比べてもまたおもしろさはあると思います。スプリットCD買った人は手軽にその体験ができます。そもそもスプリットCDなのでSquowL'sのスプリット楽曲「グッバイ」も併せて聴いて下さい。それでひとつの物語になります。


9.軌道周生

こちらは3rd Single「レオン」に収録されてる楽曲。雄人の強い要望によりアルバムにイン。当初このシングルはレオンとboy'sのダブルA面シングルとしてリリースする予定だったり、電撃アウトを入れるだったりいろいろ案があったものの煮え切らず。そんな中で雄人からラインがきて「こんな曲どう?」って出されたのが「軌道周生」だった。ここ最近の制作スタイルは雄人とおかもちが話し合いしてグループに投げるかデモがくるか弾き語りがくるかの中で、自分に個人でデモ段階を送ってくることが珍しかった。「もしやこいつ、また俺への曲を作ってくれたな?」と勘違いやったらめちゃくちゃ恥ずかしい思い込みを開始。そこからもう愛着しかなくて後述するがベースラインも張り切っちゃって結果めちゃくちゃ難しくなってしまった。まあ今からその根拠を説明するから焦るなって。


去年岡山でライブをした帰り際に雄人とめちゃくちゃ喧嘩した。本気でぶん殴ろうかと思うくらい。今思えば自分に余裕がなく、もっと言い方とかやり方があったんだろうけど衝動でやりあってしまった。強い言葉を投げてしまって後悔。それがこの曲に反映されているのかは雄人しか分からんのだがこの曲を聴くとその時を思い出す。「君が投げた言葉が 僕の世界を周って」「夢の足跡は消えそうでも 消えなかったろう?」「逃げるのも許してくれよ」かいつまんだらこの辺り。全部推測やからね、曲ってのは思い込みで自分のものにしてええんよ。ほんの少し、報われようよ俺たち。


ベース始まりの曲。あのフレーズはよくスタジオでぴろぴろっと弾いてたやつをある日雄人の家に泊まった時にそれええやん!となりイントロに採用。イメージはBACK LIFTの「HATE」の落ちサビ。毎回おしっこちびりそうになりながら弾いてますこわいこわい。
アウトロはイントロよりピッキングを増やしSUPER BEAVERの「27」みたいな終わらせ方かっこいいなとなりあの形となりました。1番はフレーズなどはありながらもシンプルに、2番は打って変わって光が差すような激しさと煌びやかさが欲しくてあの感じに。
表現できてるかねぇ…難しくなったってのはイントロアウトロの話だね他は簡単だ。


珍しく、闘う唄ぶりに下ハモリをしてみたり。ボーカルと掛け合いみたいなパートがあったり斬新だと思いません?やってて楽しいですメインボーカルの気持ちがちょっと味わえてえっへん!って感じです。お気に入りは「世界を周っている」のハモリです。とりあえず全部好き。


セトリでの立場として大切にしたいが故に毎回できる曲にはならないと当初から思っていましたが、アルバムに入るということで当初の想定よりはライブでやっていこうと、あのイントロを弾くのか…と腹を括りました。いいよね、毎回ドキドキしたってさ。
今聴き返したらめちゃくちゃデモはbachoすぎて笑った。


もう報われてもいいよな、俺たち


10.boy's

この曲はアルバムのリード曲と言っても過言ではないMVも作った曲。初めて聴かせてもろたのが2025の11/4で次の日にはおかもちがデモに変換。聴いた時に「世界変わるぞ」って言った。今でも思ってる。
デモから骨組みは変わらないものの、ほんまにええもんができるっていう確証があったから細部にまでこだわりたくてアルバムの曲の中では1番時間かかったような記憶がある。本来ギターソロなかったしね。結果こだわってよかった〜MVも暑い中こだわって作ったのに全然再生数上がらん!返してや熱中症対策…
初披露はイベントタイトルが「ボーイズソング」っていうライブの日があってそれに合わせて初出ししました。


ほんまに世界変わるぞこれ


Dilongにもっと男の子?漢の子?のファンができてもいいよねって事でタイトルは「boy's」ですが内容は全人類に値するものとなっております故ご安心ください。女の子でも泥水被っちまえよ、悪くねえよ案外。「生活のリズムって絶えずよく聞くけれど この生活はどんな音なんだろう」この部分に昔からお世話になってるレコーディングエンジニアさんが唸ってた。こんな歌詞書けるようになったんや!って。まじ同感。


イントロのベースの入り方は4弦開放のためのびのびと弾くことができます。疾走感、走ってる感覚が欲しいため曲中は比較的動かしています。自分の手癖がアップデートされたのはヒグラシっていうバンドをサポートした時にハンマリングが追加されました。この曲もラスサビ前のフレーズがまんまヒグラシすぎて笑っちゃったけど今でも使ってます。これはリスペクトの類!


Dilongらしさ、Dilongがやりたいこと、Dilongの味ってのをこの曲のコーラスに詰めました。ポイントは最後の「なるから〜あ〜」の声を切るタイミング。


セトリはもう言わずもがな健やかに育ってくれ〜の一心。お前が世界を変えろと言わんばかりにどこでもやってくれるでしょう。うんうん。言葉数が減りましたが本当に信頼してる証!他を信頼してないとかじゃなくて!


11.さらば

こちらも配信からのアルバムイン。曲自体ができたのはこれが一番古くて2024年の冬頃。その年の初めてのワンマンライブにあたって、曲が足りない!となり作った1曲。見返したらHALOと隕石と一緒に送られてきてた黄金世代…
2024のワンマンはめちゃくちゃ切羽詰まってて1人でピリピリしてて。この曲の制作も進まずブチギレてたごめんよぉ…ワンマンライブ開始5分前に雄人と激喧嘩しておかもちと澤を困惑させて無事5分で仲直りして涙目でライブしたのも今となってはいい思い出。そこから2年弱、お客さんに熱心なさらば信者(褒め言葉)がいてくれてこのタイミングで配信、アルバムイン。物語のある1曲です。


ライブをしてる時に年配のお客さん、対バンがいる時に自分たちのメッセージはどう捉えられるのだろう?というのがずっと頭の片隅にあった。「若者よ ナイフを握れ」その人たちからしたら自分たちも若者。若者が若者に若者という言葉を使っていいものだろうか?この曲も、というか全曲雄人が解説しない限り全て憶測でしかないから好き勝手言ってるけどほんのひとつの解釈として捉えて頂ければ。深層心理は倉橋のみぞ知る。今、匙を投げました。
これも多分ですがワンマンのタイトルが「ガォガォパニックVol.5~俺らの前に道はない、俺らの後ろに道がでGIG~」なのでそれにちなんで「僕と君の後ろに道はできる」って歌詞があるのだと推測されます。


ベースは当初から大分変わりました。というかDilongの曲で音源通りにベースを引き続けてる曲はないんじゃない…?くらいにコロコロ変えるので必然的に変わりました。Aメロのツービート、Bメロのライン、途中のぶりぶり音色、これまたやってて楽しい1曲。思い返せばこの曲にも軌道周生のかけらみたいなフレーズ使われてるな。歴史って感じです。


コーラスも大分変わりました。サビはシンガロングからメインとハモリに。もう言うのも野暮だとは思いますが言います。コーラスたっかいわ!自分で自分の首絞めて何が楽しいん?!


セトリとしましてはやんや言ったもののどの世代の対バンでも組み込めるくらいにはビジョンがしっかりした曲です。たまにそれを上回ってくる時があってお客さんたちすげえなぁとしみじみしたり。この先もどう育っていくか楽しみであり頻繁にはできひんやろうけどしっかり伝えたいセトリになるはずです。


12.ひとつの戦争

こちらはboy'sと同時期にデモが送られてきた曲。今までにないテイストで倉橋雄人っていうタイトルでも謙遜ないくらいのテーマソングだと解釈。去年静岡でライブの日にまたまた雄人と喧嘩して(何回すんねん)ライブハウスのコンビニ前で仲直り。その経緯がありできた曲と言ってたような言われてないような…
京都の246に深夜で入り、謎にピリピリしながら作った思い出。その後食べたすき家、味せんかったなぁ…
この曲はアルバムの裏リード曲やと思ってます。


どこの歌詞!とかじゃなくて全編パンチライン。その中でも特にここだ!ってところがあるけど自分だけの特別として秘めときます。君にもあるだろう?そういうものや場所、言葉だったり。
「赤くてほろ苦い」の所はRED HOLLOWのことです。


もう嫌だ!って言いたくなるくらいベースラインが思いつかずレコーディング前に徹夜しました。よろしくね、トラッシュソング、シアター、人類滅亡、過去吸、ひとつの戦争、少年少女たち、この曲たちは全部徹夜で詰めました。ほんまに学生時代のテスト前思い出して泣きそうになって寝不足でレコーディングしたおもひでぽろぽろ。降ろしたのはハルカミライの「赤青緑で白いうた」「満・地球の出」あたり。ニュアンスが伝われば幸い。2番のベースはこの曲たちがなかったら生まれてなかった!


コーラスはあまり入れないでいこうとなり少なめ。後半は盛大さを出したくてあの感じに。毎回聴く度に違う音色が入ってきます。おかもちも歌ってますがライブでは歌いません音源限定のやつ。そういう意味でも新しい事をやってる感があり非常にエクセレントです。


セトリに入れる時は大事な人がいる、この曲を喰らえと言わんばかりのなんならこれをメイン軸にして組むくらいの心意気で入れてます。必然的に友達のバンドに呼ばれた日が多くなるかな。それもまた一興。


それでいいんだ、これがいいんだ

13.長い夢から覚めたなら

2025 5/24に今のメンバーが揃い、MVのみで配信してた曲。その時くらいからざっくりとフルアルバム出したいね〜って話してたからやっとこの曲も長い眠りから覚ませてあげることができました。2/19に「寝起きでいい歌詞とメロができたから部屋でごめんけど送る。本気の声じゃなくてごめん。」とのコメントと一緒に弾き語りが送られてくる。そこから完成まで一直線だったような。サポートメンバー時代はグルーヴ感やお互いの特性を知らないため曲がなかなか作れなかったためこの時期あたりから曲作りがめちゃくちゃペースアップした印象。その先駆けとなった1曲です。


化石、噛み砕いて、掘り起こして、常識のその先を、恐竜やジュラシック要素がそこらじゅうに散らばった歌詞選びに感服。どん底、ここにいるよ、そして「長い夢から覚めたなら」。Dilongとしての歴史も詰まった言葉選びに再度感服。Dilongのテーマソングだなこれは。


ベースラインもその当時にしてはやったことないことをやろう!の時期でありこの曲から技術であったり向き合い方とかの観点で個人的に変わっていきました。相変わらず手癖はこの時から全く変わってないなぁとショックを受けるのも事実。お気に入りは1番Bメロでは低い音で弾いたフレーズを2番では高い音にしたりとその当時にしてはやるじゃん、自分。


コーラスも4人でやっていくんだ!という決心からシンガロングとハモリを引き立たせた印象。全員のシンガロングから始まるってのはそれだけでこの曲からDilongが始まるんだ!っていう高揚感があったのを覚えています。恐竜大集結のアトラン編のみんなの顔忘れられんなぁ。


セトリとしましては反省ばかりです。今までのみんなの曲、より自分たちの曲というのがありフロアのビジョンがあまり想像がつかないのです。そのためあまりライブでやらなくなってお客さんに浸透せずの悪循環。完全に自分のミスです。もっと輝かせられるはず。自分はこの曲をもっと理解できるはず。課せられたテーマは「ミッション・インポッシブル」


14.少年少女たちに明日はない

よくここまで読んだね!君はとんでもないDilong愛がありますね。こんな駄文で申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。ここで1万2千文字を突破しました。では最後の解説へと参ろう。

アルバムタイトルと同名のこの曲。雄人はこの曲がリード曲やと言うてます。今年の5/19に弾き語りが送られてきたもののその前からアルバム名は「少年少女たちに明日はない」に決まってました。ということは曲のタネは前からあったのだろうか。
弾き語り聴き返したらもうNHKで流せるやんくらいの穏やかな曲がどうしてこんな形になったのか。脳みそ空っぽで聴ける、みんなで騒げるがコンセプトであったため自然な流れでこの形となりました。目指せ、みんなのうた。


一周回った結果人間っていいんだなに行き着くってとても人間らしくて悲しいバケモノ感があり良いです。そりゃ喧嘩もしてみたいよな。「大人になれなくてもいいぜ 歌があれば」この言葉に尽きます。行き着き、行き尽き、息つく。何も考えずに爆音で流してみ。多少の靄は晴れるはずよ。


ベースラインは曲をみんなで作るにつれてこれしたい!とかこうしてやろう!をしてたら激ムズになりまして。まだライブではやってないしスタジオだけやからなんともですが弾けるかぁこんなん。何回言わせんねん自分で自分の首を絞めて何が楽しい?!だがしかし満足度は高めです。練習あるのみ。


セトリに関してはまだライブでやってないから全く分からん!ただ他の曲たちとはちょっと違う感情ができると思います。それがセトリに結びつくのかは神のみぞ知る。また後日ここは更新しようかしらねツアー終わりとかに。


全14曲終わり!疲れましたね流石に。ちょっとでも曲のエピソードとかニュアンスが伝われば幸いです。これに+ボーカル、ギター、ドラム、作詞作曲、まだまだ語ることがあると思うとこの作品にとんでもない数の感情が詰まっているということです。
ちなみにレコーディングは京都GATTACAの1階にあるICHIE RECORDING STUDIOで録りました。一番星の音源からもう2〜3年お世話になってます。無理も融通もきいてくれて感謝感謝です…どうかGATTACAに行く際は入り口入って階段登る前に一礼してください。誰か人がいた際にはDilongがお世話になりましたとお伝え下さい…


ではこのCDを持って全国18カ所、19公演行ってきます!続きはライブハウスでやりましょう。これを見てちょっとでもライブが楽しめたら幸いですほな!



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