見出し画像

『騎馬武者ロックフェス'25』〜ほっちさん(ノリスケ商店)のおはなし〜

では早速、ほっちさんの自己紹介からお願いします。
アパレルブランド・ノリスケ商店をやっていて、災害ボランティア団体・SAVE THE HIROSHIMA(セイブザヒロシマ)にも所属している、ほっちです。“ほっち”は嘘のような本当の苗字で、本名はホッチトモノリと言います。
そうなんですね!“堀さん”とかの苗字で、愛称としてほっちさんと呼ばれているのかと。
埼玉には漢字違いのほっちさんもいるんですけど、自分の苗字の漢字は全国でも親族の10人ぐらいだけみたいです。
珍しい苗字の人を紹介するようなテレビ番組にも出られますね(一同笑)。元々ずっと埼玉でしょうか?というのも、SAVE THE HIROSHIMAにも関わっておられるので。
生まれも育ちもずっと埼玉です。広島とは全く(縁なども)何もなかったですけど、関わったきっかけとしては2014年に広島で土砂災害があって。
元々ボランティアには興味はあったんです。東日本大震災の時も興味があっても何も出来なくてモヤモヤしてる時、広島にボランティアに行ったっていうOAUthe HIATUSのSNSの投稿を見て。“フェスが終わったアーティストが(ボランティアに)行けるなら俺も行けるだろう”と思って、勢い行きました。そこで今のSAVE THE HIROSHIMA代表・ガイさんと知り合って“この人と一緒に活動したいな”と思って。
そうでしたか、まだ直接お会いしたことはないのですがガイさんのお名前はよく存じておりました。ほっちさんは広島での支援の後も活動を続けておられて?
ガイさんはずっとハードコアのバンド(愚鈍)をやってる人でレジェンド的な人ですよね。俺は広島の後、熊本の地震(熊本地震/2016)の時にもSAVE THE HIROSHIMAとして行きましたけど、埼玉に住んでるし団体として行くというよりは個人で動いた上でSAVE THE HIROSHIMAとしてやってます、という感じですね。SAVE THE HIROSHIMA埼玉支部長という役職はもらってますけど、埼玉には俺1人しかいないし(笑)必然的に支部長っていう。

ほっちさん
(Tシャツイラストにも注目!)

なるほどです。最近だと能登の方にも行ったりされていますけど、ほっちさんの目から能登はどう写っていますか?
みんな言うように、やっぱり全体的に進行が遅いのかなと思いますね。やっと解体して更地になって、その先はまだなのかなという感じで。
それこそ、ほっちさんと初めてご挨拶した『山人音楽祭』でバカビリーさん(能登で復旧活動を続ける防災士)とトークをした時。バカビリーさんの現状の話に耳を傾けながら“そうなんだ”というお客さんの反応があった事実。知られてない、伝わっていない部分が大きいのだなと肌で感じたんですよね。
興味があっても目にするものがちゃんとないと情報って入って来ないし報道もなくなってきてる、それこそSNSの情報とかもそんなに来なくなってる状態だからね。ボランティアとかに興味ある人なら分かるかもだけど、何も知らない人にとっては“そうなんだ”っていう感じになると思うんすよね。だから、語りべみたいなものは続けていった方がいいのかなぁって俺は思いますけどね。
“語りべ”として、バカビリーさんのトークスキルもアップしてますしね。
そこは悔しいところっすね(一同笑)。

今年の騎馬武者でも
「トークショー・高橋ちえ バカビリー」あります🎶
タイムテーブルはコチラから
ぜひ遊びにいらしてください!

ほっちさんのことに話を戻して、ノリスケ商店というアパレルをスタートしたのはいつのことでしょうか?
2021年9月ですね。今もですけど二足のわらじで生活してまして、本業の傍らアパレルもやってるんですよ。アパレルを何のためにやっているかと言うと、アパレルの売り上げで災害支援に行くためであったり後方支援として誰かの団体に(お金を)渡したり出来る。アパレルの売り上げは全額、支援金になってますね。
アパレルにしたきっかけとしては、茨城で水害(平成27年9月関東・東北豪雨/2015)があって、ボランティアで常総市の作業に入ったのがTシャツ工場だったからで。そこがシルクスクリーンプリントとかもやっていたから、自分でTシャツを作るのって面白いなと思って。それで、やってみようかなって始めたんです。

わたしも同じTシャツ工場で活動していたのを
今回ほっちさんと話して知りました
(写真提供:幡ヶ谷再生大学

全てがボランティア・支援活動からつながってるんですね。最近では南相馬の焼鳥屋さん・炭吉への支援もされている。
そうそう、そう。ヒデさん(炭吉・店主)にも良くしてもらってたので、一刻も早く動きたいと思って。
そしてもちろん、騎馬武者ロックフェスもほっちさんにはお世話になっていると。
騎馬武者ロックフェス・ボランティアスタッフTシャツを作らせてもらってますね。始まりは2022年の『Re-Build』の時、携わってるスタッフ分と販売分のTシャツを作って持って行ったのがきっかけですね。
騎馬武者のスタッフ・コバ(小林)とは災害ボランティアで同じ場所には行ってたんだけど俺はこう見えて意外とシャイで(一同笑)。南相馬でまた地震があって(福島県沖地震/2022)屋根が崩れたりしたんですけど、俺は本業の方で高所作業とかもやっていたから結構、屋根の上での作業とかも慣れてて。サポウィズ(※現在は『CONNECT』として活動)から“南相馬の作業に行けるかな?”って連絡をもらって、それで南相馬での活動で会って挨拶したのが最初になる?のかな。

騎馬武者スタッフ・コバ
お茶目な人なので
当日探してみてください🎶

災害の復旧活動を通して繋がりしかないお話ばかりですね。ほっちさんが騎馬武者に初めて来たのって?
1回目の開催とかスタートしてから2~3回、俺は普通にプライベートで騎馬武者に行ってるんですよ(笑)。東日本大震災が起こる前・2011年2月まで俺、浪江町の仕事をしてて泊まる場所が南相馬だったりして。仕事関連で繋がってるのもあるし、プライベートで騎馬武者に行ってたから個人的にも思い入れがあったのもあるし、みたいな。
なんとそうでしたか…繋がりがすごすぎる。
『Re-Build』をやるっていう時も俺、ちょっと携わってて(笑)。南相馬にボランティアに行って、トーキョータナカさんだったりも作業に来てる中で騎馬武者のメンバーもいて皆で飯を食ったりして。その中で、“騎馬武者ロックフェスのTwitterアカウントなのにボランティアのことしか発信してない”っていう話になって。ロックフェスを名乗ってるのにフェスをやらないんだったらそのアカウントは辞めちまえ、みたいな感じになって。騎馬武者スタッフの尻を叩いてるうちに“『Re-Build』をやります”って。

『Re-Build』
(2022.7@南相馬BACK BEAT

そんな流れがあったのですね…しかも、ほっちさんはわたしと本当に近いところにいたんですね(笑)。
そうそう、俺はずっと知ってたしちゃんと見てましたよ(一同笑)。『Re-Build』の時だってブース出してましたから。
ご挨拶が遅くなりまして本当に失礼いたしました!ということで、ほっちさんの目から見た『騎馬武者ロックフェス』はどんなフェスでしょうか?
やっぱり手作り感じゃないかなぁ、手作り感のあったかさ。トイレに入れば花男さんが“トイレ中に失礼します”みたいなメッセージが書いてあるチラシが貼ってあったりするし、プロが作ってるフェスじゃない、だからあったかいんっすよね。皆そう思うと思うんだけど、俺もそこが一番だと思います。

“あったかい”という声はよく耳にしますね。今年の騎馬武者ボランティアスタッフTシャツもほっちさん作?
そうです、スタッフが少しでも(ボランティアの)意欲を増してくれるような状況になればいいかなと思って作ってます。出店もするんですけど、ボランティアTシャツの方でいま手一杯なのもある(笑)から、注文が入ったらその場でプリントをします。
なんと斬新!!!
今までノリスケ商店がプリントした版を持って行ってその場で、“この色がいいです”っていう色でプリントしてやってみようかなと思ってます。何だったらワークショップみたいに、一緒にやりながら(お客さんが)自分でプリントしてみるスタイルでもオッケーですし。

ノリスケ商店・騎馬武者ブースは
今年はどうなる!?
ぜひお出かけを🎶

それは面白そう、皆さん是非。では、騎馬武者にいらっしゃる方へほっちさんからメッセージをお願いします!
絶対に来て後悔はしないフェスだと思います、気持ちもあったかくなるし。出演するアーティストも勿論あったかいし。騎馬武者ロックフェスでないと得られない栄養が多分、あると思いますよ。俺にそう思わせてくれる騎馬武者ロックフェス、すごいっすよね。だから皆さん、来て楽しみましょう!

騎馬武者といえばこちら🎶
今年も乗馬体験ができるそうなので
海での乗馬もどうぞお楽しみに!
(モデル:ほっちさん次女 ※被り物はほっちさん自前w)

いいなと思ったら応援しよう!