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ソルフェジオ周波数を聴いても何も感じないのは普通?体感差を考える


「528Hzを聴いてみたけれど、何も感じなかった」

「体が温かくなるわけでもないし、気分が変わった感じもしない」

ソルフェジオ周波数に興味を持って、実際に音源を聴いた人の中には、こんな感想を持つ人もいると思います。

ネットでは、

「鳥肌が立った」

「体が振動した」

「急に眠くなった」

「涙が出た」

といった体験談を見かけます。

そういう話ばかり読んでいると、

「自分は何も感じないけれど、おかしいのかな?」

と思ってしまいます。

先に僕の考えを書いておくと、何も感じなくても特に不思議ではありません。

むしろ、ソルフェジオ周波数を調べるほど、「体感があるかどうか」だけで判断するのは難しいと思うようになりました。

ソルフェジオ周波数を聴いて何も感じないのは普通?

何も感じなくても、おかしいとは言えません。

現在確認できる研究からも、ソルフェジオ周波数を聴いた人全員に、はっきりした身体感覚が起こるとまでは言えないからです。

僕は長年ソルフェジオ周波数に興味を持ち、528Hzについて論文を読んだり、海外の情報を調べたりしてきました。

興味が強くなり、自分で周波数を発生させる装置まで作ったことがあります。

それだけ調べても、

「この周波数を聴けば、誰でも同じ感覚になる」

という単純な話にはできませんでした。

そもそも普通の音楽でも、感じ方はかなり違います。

同じ曲を聴いて、

「涙が出るほど好き」

という人もいれば、

「特に何も感じない」

という人もいます。

音楽を聴いたときの感情反応には、個人の経験、好み、注意の向け方、性格など複数の要因が関係すると考えられています。音楽への報酬感、つまり「音楽を聴いてどれくらい心地よさや喜びを感じるか」にも個人差があることが研究されています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40781002/

ソルフェジオ周波数だけ、全員が同じ反応をすると考える必要はないと思います。

「研究で変化した」と「自分で感じる」は同じではない

ここは、僕が528Hzを調べていて特に気になったところです。

528Hzについては、2018年に健康な成人9人を対象にした研究があります。

参加者は528Hz条件と440Hz条件の音楽を別の日に5分間聴き、唾液中のコルチゾールやオキシトシン、心拍変動、気分状態などが測定されました。

528Hz条件では、いくつかの指標に統計的な変化が報告されています。

https://www.scirp.net/journal/paperinformation?paperid=87146

ただし、この研究から、

「528Hzを5分聴けば、誰でも体で何かを感じる」

とは言えません。

まず参加者が9人という小規模な研究です。

そして、研究で測っているのはコルチゾール、オキシトシン、心拍変動、質問票などです。

これは、

「手がビリビリした」

「体が熱くなった」

「エネルギーを感じた」

といった体感そのものとは別の話です。

ここは分けて考えたほうがいいと思っています。

本人が「何も感じなかった」と思っていても、生理的な変化がまったく起きていないとは断定できません。

逆に、強烈な体感があったからといって、それだけで特定の科学的効果が証明されたことにもなりません。

体感は体感。

研究で測定された変化は測定された変化です。

僕は、この2つをごちゃ混ぜにしないようにしています。

なぜ同じ音を聴いても感じ方が違うのか?

これはソルフェジオ周波数だけの話ではありません。

音楽研究では、同じ音楽を聴いても感情反応に個人差が出ることが知られています。

強い感動や鳥肌が起こりやすい人もいれば、そうした反応があまり起きない人もいます。音楽に対する主観的な評価には、心理状態や個人の背景なども関係するとされています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19673799/

僕はここを知ってから、

「感じる人が正しく、感じない人が間違っている」

という考え方はしなくなりました。

むしろ気になるのは、

「今日は落ち着いた」

「なんとなく集中しやすかった」

「寝る前に聴くと気持ちを切り替えやすかった」

といった、小さな変化です。

反対に、

「今日は別に何も変わらなかった」

でも構いません。

毎回何かを感じようとすると、かえって自分の感覚を探しすぎてしまいます。

僕は「すごい体感」がなくてもいいと思っています

ソルフェジオ周波数を調べ始めたころは、僕も、

「なぜ528Hzが特別だと言われるのか?」

というところから入りました。

調べていくうちに、研究だけでなく、その由来や主張している人の情報、反対側の意見まで見るようになりました。

そして最終的には、周波数発生装置まで自分で作りました。

それでも今は、

「何かを感じなければ意味がない」

とは考えていません。

むしろ、強烈な感覚を期待しすぎないほうがいいと思っています。

ソルフェジオ周波数の音源を再生した瞬間に、体が震えたり、急に気分が変わったりしなくても、それだけで失敗ではありません。

僕自身、周波数については、

「信じるか、信じないか」

だけで決めるより、

「自分ではどう感じるのか」

「研究ではどこまで分かっているのか」

を分けながら見ていきたいと思っています。

何も感じないときは、こう聴いてみる

もし528Hzやソルフェジオ周波数を聴いても何も感じないなら、無理に何かを感じようとしなくてもいいと思います。

試すなら、僕なら次のようにします。

1回聴いて判断せず、別の日にも聴いてみる。

できれば仕事をしながらではなく、少し落ち着いた状態で聴く。

そして「体に何か起きたか」だけでなく、「聴く前と後で気分が違うか」くらいを見ます。

何も変わらなければ、それも結果です。

その音源が自分には合わない可能性もあります。

僕は、ソルフェジオ周波数を聴くこと自体を修行のようにする必要はないと思っています。

心地よければ聴く。

嫌ならやめる。

何も感じなければ、それを無理に特別な意味へ変えない。

そのくらいの距離感のほうが、長く付き合えるのではないでしょうか。

音を聴く以外の楽しみ方として

僕はソルフェジオ周波数をテーマにした「レゾノバ」というブレスレットも作っています。

天然水晶と特殊コイルを組み合わせ、好きなソルフェジオ周波数の音源と一緒に使うアクセサリーです。

周波数を「何かを感じなければいけないもの」ではなく、日常の中で楽しむきっかけの一つとして使ってもらえればと思っています。

まとめ|感じないことも、一つの答え

今回伝えたかったのは一つだけです。

ソルフェジオ周波数を聴いて何も感じなくても、それだけでおかしいわけではありません。

研究で測定される変化と、自分が意識できる体感は別のものです。

そして音楽そのものへの反応にも個人差があります。

今日できることは簡単です。

いつも聴いている音源を、何かを感じようとせず5分ほど流してみてください。

「何も感じない」

なら、それで構いません。

このnoteではこれからも、ソルフェジオ周波数や528Hzについて、「なぜそう言われているのか?」を研究や歴史と照らし合わせながら調べていきます。

こういう距離感の記事が合いそうでしたら、スキやフォローをしてもらえるとうれしいです。

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