これから起きるであろうこと③

今回もまた、近未来に起きるであろうことを列挙していく。
なお、筆者が持つ疑念であって、問いでは無いのだが、
あえてQ(Questionの意味)として書く。
それらに対応する筆者の考えを、
A(Answer)のつもりで書いてみる。

Q10:便利さの低下
Q11:無人サービスの増加

A10:これは、人口減少社会になる以上、
やむを得ないだろう。
しかし、今までが異常なほどに
サービス過剰だっただけとも言える。
それが、「お客様」などという言葉を生み出し、
今となっては、「消費者になった瞬間に知能が下がる」
という現象を生み出している。

便利さの低下は言うものの、
要するに、セルフサービスが増えるということである。
もっとも、これについては、コロナ・パンデミックの時に、
非接触型ということで、一時的に広まったはずである。
それにもかかわらず、どう考えても、
定着したとは、とても言える状況ではない。
ひとえに、消費者の側が意識を変えることができていない、
もっと言えば、甘えているとも言えるだろう。

今後は、優先度の低いサービスは
確実に無くなっていく。
しかし、それで良いのである。
実際のところ、自分でできることが大半である。
もし、手助けを求めることができないのならば、
それは「尋ねる」「助けを求める」といった、
コミュニケーション力の喪失、
もっと言えば、言葉を発する力の喪失である。
サービス業は、決して介護ではない。

A11:これは、上記のA11と通じるものがある。
コンビニやスーパーやドラッグストアや服屋が
どうしても気になるところであろう。
しかし、いわゆる買い物をする場所には留まらない。

典型的なのは病院、もっと言えば、医療である。
要するに、オンライン診療が原則になるであろう。
つまり、高度経済成長期以前にあった、
往診の21世紀バージョンである。
もちろん、要介護者が増えるので、
実際に往診も増えていくだろう。
つまり、自分から医療機関に行くことが
例外的な扱いになるのである。
むしろ、自ら医療機関に出向くのは、
健康診断や人間ドックの時である。

なぜかというと、予防医療に力を入れる以上、
血液や血圧などの数値がますます重要だからである。
もちろん、数値至上主義になれば良いというものではない。
しかし、血圧や体脂肪や血糖値、さらには、
血中・尿中のアミラーゼやトリプシン・リパーゼ、
尿中アルブミンやeGFR、血小板、眼底検査など
明らかに健康寿命を阻害する要因となる、
臓器などの異常について、知っておく必要があるからである。

薬の処方も、人工知能が行うかもしれない。
そして、手術も行われなくなるかもしれない。
そして、あまりに質素かつ簡素になった治療などに、
不安を抱くかもしれない。
しかし、それまでの医療が、実は間違っていたと
疑う機会になるのではないだろうか。
実際、手術をしたからといって、
必ずしも寿命が延びるわけでもない。
漢方薬を処方されて、生活改善をしたほうが、
持病と付き合いながらも、長生きできるかもしれない。
要するに、病院に行って、色々やってもらうことが
医療だという思い込みから、脱却しなければいけないのである。
むしろ、大事なのは、医療の知識に基づいて、
健康寿命を延ばすことによって、
動ける状態で長生きすることである。

あるいは、病院に行っても、受付がロボットになるであろう。
その場合、自分の状況を説明する力が必要になる。

皮肉であるが、相手が人間であろうと、それ以外であろうと、
言葉の力と話す力が、絶対に必要なのである。

そもそも、人工知能やロボットはエスパーではないのだから、
こちらの考えていることを読み取れないのである。
「言わなくてもわかる」のは、人間が相手の時だけである。
この皮肉は、教育やビジネスにも通じるだろう。
まともに話せない人間は、淘汰される可能性がある。

要するに、言葉で話すとか、数値で表現するという、
本来人間ができることを、今一度できるように
しなければならないのである。
それらのことが、人口減少時代と人工知能時代に、
人間に対して試されているのである。
筆者は、農業も想定しているから、さほど驚きは無いが、
都会での生活ばかりしてきた人間達にとっては、
恐ろしい状況であろう。


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