素人でもApp Storeにアプリを出せる——iOSアプリ個人開発の全手順【実践コード100本付き】
「アプリを作りたい」と思い続けて、何年も動けなかった
正直に言います。
僕がiOSアプリを作りたいと思い始めたのは、5年以上前です。
「自分のアプリがApp Storeに並んでいたら、かっこいいな」
でも、何もできなかった。
Swiftの入門書を買った。Udemyの講座を3つ購入した。YouTubeで「iOS開発入門」を検索して見た。
全部、途中で止まった。
理由はいつも同じです。
「Hello World」は動いた。チュートリアルも何とかなった。でも、**「自分のアイデアを形にする」段階で、毎回壁にぶつかった。**
「ボタンを押したらデータを保存したい」——どうすればいい?
「ユーザーごとにデータを分けたい」——どう設計すればいい?
「App Storeに申請したい」——何を用意すればいい?
チュートリアルには書いていない。Stack Overflowの回答は英語で難しい。
「やっぱり自分には無理なのかな……」
そう思い始めていた頃、AIと出会った。
あれから2年。
僕は今、App Storeに7本のアプリを公開しています。
NFC SNS CARD MAKER(NFCデジタル名刺)
- おくすりタイム(服薬リマインダー)
- じゅにゅーと(深夜授乳AI)
- やせるーる(GLP-1副作用日記)
- わんにゃんめも(ペット定点観測)
- にゃんろぐ(猫トイレ記録)
- サブスクめも(サブスク管理)
スマホ修理「スマホ119」を8店舗経営しながら、合間の時間で作った。
コードを「ゼロから書いた」ものは、ほとんどない。
AIと一緒に作った。
この記事では、僕が「動けなかった5年間」から「7本出した2年間」に変わった理由と、あなたが最初の1本をApp Storeに出すための全手順を書きます。

第1章:なぜ「素人」が7本出せたのか
「プログラミングを勉強してから作った」のではありません。
順番が逆でした。
**作りながら覚えた。**
これが全てです。
昔の学び方:
「Swift → UIKit → SwiftUI → CoreData → ネットワーク通信 → …… → アプリ開発」
今の学び方:
「作りたいアプリのイメージがある → AIに聞く → 動く → 次の機能を追加 → 動く → 少しずつ理解が深まる」
昔は「基礎を全部学んでから作る」と思っていた。でも基礎だけ学んでいると、いつまでたっても「作る」に到達しない。
今は「作りながら必要なことだけ学ぶ」。
この違いが、7本と0本の差を生みました。
**この記事で得られること:**
✅ 実践コード100本——SwiftUI・CoreData・Supabase・Line APIをコピペで使える
✅ App Store申請の全手順——スクリーンショット・説明文・審査対策まで
✅ Appleの審査を通過するためのチェックリスト30項目
✅ 実際にリジェクトされた理由と、どう直したか(5回分)
✅ アイデアをアプリに変換する「設計の考え方」
✅ AIへの話しかけ方——「何を作りたいか」を正しく伝えるプロンプト20本

第2章:最初の1本ができるまで——「にゃんろぐ」の話
最初のアプリは「にゃんろぐ」でした。
猫のトイレ記録アプリ。
なぜこれを選んだか。シンプルです。「自分が必要だったから」。
うちには猫がいます(今はチョコちゃんというトイプードルがいますが、当時は猫もいた)。
猫のトイレの回数や状態を記録して、「最近おしっこの回数が減ってる気がする」という変化に気づきたかった。
でも既存のアプリはどれも複雑すぎた。開くのが面倒で続かない。
「3タップで記録できるシンプルなアプリが欲しい」
これが出発点でした。
Claude Codeにこう言った。
「猫のトイレを3タップで記録できるiOSアプリを作りたい。記録内容は日時・種類(おしっこ・うんち・両方)・状態(正常・異常)の3つだけ。シンプルに。SwiftUIで」
返ってきたコードを、Xcodeに貼り付けた。
動いた。
「……え、これだけ?」
思わず声が出た。


第4章:アプリ開発の全体像——5つのステップ
App Storeにアプリを出すまでの流れは、大きく5つのステップです。
Step 1: アイデアを決める(何を作るか)
Step 2: 設計する(どう作るか)
Step 3: 実装する(AIと一緒に作る)
Step 4: テストする(壊れないか確認)
Step 5: 申請する(App Storeに提出)
```それぞれを詳しく説明します。
Step 1: アイデアの決め方
「何を作るか」で迷っている人へ。
黄金ルールは「自分が使いたいもの」。
理由は2つ。
作っているときに「本当にこれが必要か?」という疑問が出ない
2. テストするとき「自分が使うから」自然と真剣になる
僕の7本は全部「自分または身近な人が困っていたこと」から生まれた。
にゃんろぐ:猫の健康管理が面倒だった
- おくすりタイム:親の飲み忘れが心配だった
- じゅにゅーと:深夜の授乳で孤独を感じた人を見た
- やせるーる:GLP-1を使っている人の副作用記録が大変そうだった
- わんにゃんめも:ペットの変化に気づきにくいという声を聞いた
- サブスクめも:自分のサブスクを把握できていなかった
- NFC名刺:名刺交換のやり方を変えたかった
「大きなアイデア」じゃなくていい。身近な「ちょっと不便」で十分。
Step 2: 設計の考え方
設計で一番大事なのは「何をしないか」を決めることです。
最初は機能を絞る。
「猫のトイレ記録アプリ」に最初から「グラフ表示」「AI分析」「家族共有」を入れようとすると、永遠に完成しない。
最初のバージョンは「記録できる」だけでいい。
僕が毎回やること:
機能リスト(最初に思いつく全部)
↓
「これ、本当に最初から必要?」で半分消す
↓
残ったものだけで作る
↓
使ってみて「やっぱりこれが必要」なものを追加する
```
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