「用心、心配、しようもない」
この日々は冒険でしかない。色々なことがある。
そんな日々を『自分』をありのままに生きようと頑張っている、
そんな冒険者たちへの万物からの応援です。
万物の声シリーズ第三弾、『勇謳歌』。
今回は、『木』からの声(VOICE)を響かせます。
VOICE 3-1
『木』
絶え間ない時の流れを刻む者、それがわたし。
皆は自然に生きれば良い。
わたしはそれを見守るだけ。
用心もたまにはしても良い。
心ブレる時は何かにすがりたいのであろうが、
でもブレなくなれば、
わたしのように真っ直ぐそのまま生きるのみ。
用心、心配、しようもない。
心のままに息をする。息をするまま心がある。
それは動かしようのない現実。
わたしは葉を付ける。
それはわたしの思い。たくさんの思い
感動や優しさ、温かく見守ってくれた人への感謝の涙。感謝の手紙。
強く優しく生きてください。
わたしはそうして生きてゆく。
あなたもそうして生きて欲しい。
風は優しく、土は温かい。
どこからともなく ” 匂い ” がやってきて、
わたしのそのたくさんの思いの色を変える。
それを味わうのも一興。
そんな毎年。
時は永遠。わたしの命も受け継がれる。
子を産む、育つ。
わたしと同じように強く優しい子供たち。
素直さがわたしより増してくれたらうれしい。
わたしに寄りかかりなさい。
わたしもあなたを感じます。
そう、私たちは同じ鼓動を打っている。
でもわたしの鼓動があなたには聞こえるかどうか。
わたしはとてもゆっくり、
とてつもなく大きく鼓動を打っている。
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