どちらかといえば都会が好き
先日,いわゆる都会と呼ばれるような地域を訪れた.
そこの駅構内を歩いていると,
たくさんの人が流れてくる.
その時,1人ひとりが、1人ひとりのことを気にしていなさそうで.
自分自身も他人のことを考える隙も無くて.
気が楽だった.
一方で田舎で.ちょっとした街に出かけると,
一組一組が目に留まって関係性や表情が,
気になってしまう.
反対に,向こうからも.
コイツひとりでこんな時間に…
と思われているような気がしてしまう.
もちろん,9割9分が被害妄想だろう.
もっと人のいない場所だとどうか.
そんな何もない田舎道を歩いている時こそ,
頭の中の考え事や想像が捗る.
これは一見素敵なことのように聞こえるが,
頭をまっさらにしたい時には困ったものだ.
そんな時は,イヤホンをつけて音量を最大限に上げて
五感のうちの他の感覚を封じて歩みを進めるのである.
都会だと,そんなことを考えるまでもなく,
聴覚の刺激も視覚の刺激も多いから,
いい意味で無になれる.
向こうから歩いてくるカップル一組ひとくみに
どんな関係性なのだろうとか余計な想像を膨らませなくて済む.
喧噪が嫌になれば,ノイズキャンセリング機能付きの
イヤホンで,聴覚をふさぐ.
視覚を塞いで歩く術が欲しいものである.
けれど,どちらかと言うと,
私は都会のほうが落ち着く.
