【藝大受験記|今週の振り返り 10/26–11/2】アートの本懐——面白さってなんだろう?
🔍 今週のトピック
• 「技術」と「面白さ」の境界を探る、静物課題での挑戦
• 自由課題の発想を静物に落とし込む、新しい試み
• 技術の“終わりなき深さ”と、限られた時間の中での選択
• 観察=取材を通じて印象を束ねる、“ジャズ的リズム”の感覚
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🎯 今週取り組んだこと:静物を通して、自分の絵を取り戻す
今週は静物課題(剥製)に取り組みました。
きっかけは、先々週のリベンジ。講師に「何を言いたいのか分からない」と指摘され、もう一度挑戦したいと思ったからです。
これまでの静物は、**技術を上げるための“正攻法”**で進めてきました。
構図もプロセスもオーソドックスに、確実に上達する道で修練してきました。
結果として、形やトーンの精度は向上しましたが
“上手い絵”を頑張り続けていて、本当に上手いやつらにまだ及ばなくて精神も消耗している部分がありました。
技術がどうでもいいというわけではなく、
説得力はとても大事です。絵の重みが変わる。
ただ、時間には限りがあり、どこかで「技術」から「表現」へと舵を切らなければならない。
本来の目的は、去年の構成スタイルを支える基礎力の底上げ。その最低限の装備で、去年の自己の表現を数段階超えていく。それが私の勝算です。
今回はその想いを静物課題の中に持ち込み、自由課題での探求を反映する試みをしました。
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📘 主な練習内容
• 静物課題(剥製)
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🎨 観察のリズム|印象を束ねる“ジャズ的構成”
今回意識したのは、「観察=取材」としての姿勢でした。
対象をただ見るのではなく、出ては消える印象をどうまとめるか。
私の中ではその行為はジャズに近いと感じています。
良い絵には、良いリズムがある。
筆や木炭の動き、面の構成、空間の呼吸——
モチーフを理解して画面の中で叩いて会話して、再構成して一枚に鳴り響くかどうか。
ドローイングの要素はあるけどしっかり構成する。理知的な私と、本能的な私を一枚に。



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🧭 構図の再考|意図と空間のバランス
今回は視線誘導を“右に抜ける流れ”で設計しました。
狙い通り、動きのある構成になった一方で、左側がやや弱くなる結果に。
バランスの再構築が次の課題です。
取材の質——つまり“ものの感じ方”をもっと磨くことで、
構図自体がより有機的に動き出すはず。
エスキースの段階でドローイングを増やし、
アイデアの幅とリズムの解像度を高めたいと思います。
また同時に、木炭紙の白を空間として扱う意識も彫刻科のデッサンに学びたいのなと思いました。余白=空間。白を“残す”のではなく“使う”。奥行きをどう出すか。
この意識が、画面全体の呼吸を大きく変えられると思います。
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🧠 気づきと反省点
• 自由課題的アプローチを静物に落とし込むことで、表現の一貫性が見えた。
• 白=空間としての扱い方に成長の兆し。
• リズム感覚と印象の統合を“音楽的”に捉えると、構図が豊かになる。
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✅ 今週の振り返りまとめ
・画面に自分視点を加える ✅ 自分らしい構成の手応え。スタイルの輪郭が見え始めた
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📌 来週のテーマ(11/3–11/9)
• 取材の質を高めるために、ドローイングを習慣化する
→ 観察のリズムを日常的に鍛える
• ドローイングで“完璧”を狙わない
→ 思考と感覚の往復を大切にし、自由度を保つ
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✍️ 最後に
技術を磨くことは、終わりのない旅です。
そして、技術は時間を掛ければ人によって遅い早いはあるけどある程度のところまでは
きっとたどり着くものだと信じてます(ミケランジェロみたいにどうやっても勝てんわみたいな天才はいますが)
だけど、私がアートを面白いと思ったのは
果てしなく自由だったから
時間は有限、とりわけ受験までは時間の短さを感じます
どこかで、今ある技術という装備で
旅に出ないといけません
もちろん無防備では引き返さざるを得ないこともあるでしょう
そして、旅を一巡してまた技術って大事だよねって思うこともあるんだと思います
だけど、この創造性の旅を自らが求め歩いていく、探し求めることが私が焦がれているものなんだと気づいたのなら
飛び出せ私。
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