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【藝大受験記|今週の振り返り 11/3–11/9】習作と「言葉の色相」

🔍 今週のトピック
• 「評価圏外」の講評から学び直す——上手い人の視界を追体験する習作の効用
• 習作を“同一モチーフ・同条件”で反復し、差分を可視化する検証法
• 二次のスケッチブック対策としての詩——言語を“理解の最短距離”にする
• 白黒評価から抜け出すための語彙設計——10段階グラデーション/256色の比喩

🎯 今週取り組んだこと:基準を叩き込み、表現の辞書を増やす
前回の人物デッサンのコンクールで「各校舎選出の圏外」と告げられ、不甲斐なさを痛感。そこで今週は、(1)顔の習作で描写基準を身体に落とし込む。

また試験を意識し始める時期なので(2)二次スケッチブックに向けて“言葉の引き出し”を鍛える——の2本立てで進めました。

📘 主な練習内容
•習作(顔の練習/名作の模写・同条件反復)
•詩の作成(テーマ探索/語彙の階調づくり)

🧠 習作(顔)|上手い人の“見えている景色”を借りる
•久しぶりに、上手い人の模写を選択。目的は二つ——自分と上手い人の距離の把握/上手い人が見ている世界の再現。
•同一の習作を繰り返す前提で設計。線の置き方・面の起こし方・稜線の抑揚など、可変要素を最小化して差分検証。
•描写の基準は、読書で得た知識ではなく身体への刷り込みが必要だと再確認。ストロークの速度、圧、留め・払いや“置き勘”を体に覚え込ませる。
•半年前の同題材と比較すると、精度と描き味の両面で向上を実感。とくに目周りの面構成(上瞼の面→眼窩→頬骨への回り込み)の捉え方に進展。

こうやって描いてみると、前回のコンクール用の人物の顔はまだまだですね


✍️ 詩の作成(スケッチブック対策)|言葉は“理解の最短距離”
•二次試験のスケッチブックを意識。
•世界の捉え方は自分という窓を通して見ているにすぎない。ゆえに窓=語彙と概念の引き出しを増やすことが最重要
•言葉は理解に近づけるが、言葉にできないこともあることは知っている
•ただ、独りよがりではなく伝えることも大事
•「最高/最低」の二極の言葉だけでは世界は白黒。“普通〜最高”を10段階で言い分ける、できれば256色の言葉を持てば、相応しい表現を適切に選べる。
•言葉で世界を分節できれば、構図の意図・筆致の抑揚・省略と強調の判断が速く正確になる。詩作はその“概念の筋トレ”。

💡 気づき(メモ)
•習作は“上手い人の基準を染み込ませる”が目的。PDCAのループで伸びる。特にチェックで
言語化してあげると理解が深まる。


✅ 今週の振り返りまとめ

・取材の質を高めるため、ドローイングを癖づける→△ 歩きながらの取材/内面探索は継続。描き留める頻度のさらなる増加が課題


📌 来週のテーマ(11/10–11/16)
•ドローイングの癖づけ徹底

✍️ 最後に
講評の「圏外」は、終点ではなく現在地の標識。
上手い人の視界をいったん借り、基準を身体に刻む。
同時に、世界を色づける言葉の段階を増やす。
線と語彙、その両方の解像度が上がれば、
自分の“窓”は広く澄むはず。

アートとは、ものごとに対する姿勢そのもの
だといつも思うのです。

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