【藝大受験記|今週の振り返り 10/20–10/26】日常をスケッチする——“見る”という創造行為の原点へ
🔍 今週のトピック
• 日常から発想を掘り起こす「自分視点のスケッチ」実践
• 作家模倣から離れ、“自分の感覚”で世界を見る訓練
• 会社員としての日常を創造の糧に変える、視点の転換
• 創造とは“禅問答のような観察”であるという気づき
⸻
🎯 今週取り組んだこと:日常を観察し、思考を描く
今週は「スケッチ」を中心に据えました。
目的は、自由課題へのインプットとして、自分の感性の“源泉”を探ること。
これまでは作家や参考資料から学ぶことも多かったですが、
今週はそれを意図的に手放し、自分の日常から気づきを拾い上げる方向へシフトしました。
ありものや既存作家のスタイルは完成されすぎていて、
見た瞬間に「こう描くべきだ」というイメージに引っ張られてしまう。
それでは、“自分が見ている世界”が薄まってしまうのです。
⸻
📘 主な練習内容
• 日常スケッチ(通勤・カフェ・出張先など)
• 視覚と言葉のリンクを探す観察メモ
• テーマ:「見慣れた景色の中に新しさを見つける」
⸻
🎨 スケッチは“禅問答”|日常に潜む創造の瞬間
スケッチという行為は、単なる記録ではなく、対話に近い。
描くことは「これは何か?」と問い続ける行為であり、
それは禅問答のように、日常の中で静かに思考を深めていく時間です。
そしてその対話は、会社員としての日常の中にもある。
たとえば、出張の移動時間や夜の残業——
制約だと思っていた時間の中にも、観察の余白は確かに存在する。
「忙しいから描けない」ではなく、
「忙しい中でしか見えない景色」を描く。
それこそが、社会人受験生としての私の強みかもしれません。
他の受験生が持たない“社会で生きる時間”を、創造の材料に変えていく。
この視点の転換が、今週最も大きな収穫でした。



⸻
🧠 自分の表現の根幹を探る|捻りと思考実験としてのスケッチ
スケッチの中で、私が求めているのは「見たものを写す」ことではなく、
“見たことのないもの”を生み出す瞬間です。
偶然の形、歪んだ影、街灯の反射——
それらが心にひっかかり、そこから思考がねじれ、
新しい構成や世界が生まれてくる。
それは絵というより、思考の実験。
描くというより、「問いを立てる」行為に近い。
見たことのないものを生み出せた時、ようやく自分の中の静かな喜びが灯るのです。
⸻
✅ 今週の振り返りまとめ
・自分の表現の根幹を探る →✅ スケッチを通して“思考としての描写”を再確認
・自由課題のインプットを得る→△ 日常スケッチは収穫多し。引き続き観察を継続
・構図への意識→△ 自分視点をどう構図化するか、次週の課題
⸻
📌 来週のテーマ(10/27–11/2)
• 画面の中で“自分視点”を加えることを恐れない
→ 見たままではなく、“自分が感じた世界”を描く
• スケッチから構成へ
→ 日常の観察をモチーフ化し、絵の文法へ翻訳する
⸻
✍️ 最後に
スケッチとは、“描くために見る”行為ではない。
見るために描く行為なのだと思う。
目の前にあるものを通して、心の奥を覗くような時間。
それは、芸術以前に「生き方」そのものに近い。
日常の中でこそ、創造の芽は息づいている。
今週は、そんな「見ることの意味」を
静かに再発見した一週間でした。
⸻
#藝大受験 #社会人の挑戦 #スケッチ #日常から描く #観察の練習 #自由課題 #artreflection #drawingpractice #artjournal #lifelonglearning
