【藝大受験記|今週の振り返り 9/1–9/6】「必要なこと」を描く——祈りと対比、静物の白に学ぶ
🔍 今週のトピック
• 自由課題で「必要なこと」という抽象テーマに挑戦し、祈りと対比を構図化した試み
• 全て白で構成された静物デッサンから学んだ、形・パース・面の操作
• 油彩での新しい答え方——「今の自分」と「理想」を隔てる窓ガラスの構成
• 前回までの課題を引き継ぎつつ、油彩での“描きっぷり”を高めた実感
🎯 今週取り組んだこと:自由課題と油彩で「対比」を描く
今週は、自由課題と静物の両軸で練習を進めました。テーマは「今の私に必要なこと」。単なる物質ではなく、“こと”として考える以上、そこには動作や意志、そして自分との関わりが不可欠だと気づきました。祈りや願いは人間の根源にあるもの。ならば私は、それを意識して画面に立ち上げたいと考えました。
一方、静物デッサンでは「全てが白」という制約が課題を浮き彫りにしました。円や球、立方体。単純だからこそ形の正確さと空間把握が試され、序盤から明確な明暗を置くことの重要性を学びました。
📘 主な練習内容
• 自由課題:「今の私に必要なこと」をテーマに油彩構成
• 静物デッサン(白一色モチーフ/円・球・立方体)
• 油彩1枚/デッサン1枚/油彩描きかけ
🪞 自由課題の振り返り|祈りと窓ガラスの対比
画面構成は「今の自分の立ち位置」と「理想の世界」の対比を軸にしました。
自然の雄大さや畏敬の気配——それを窓ガラス越しに眺める無機質なホテルの私。現実と理想を隔てるガラスの存在は、そのまま“必要なこと”への距離を象徴しています。
この対比は、自分にとって「祈ること」に直結しました。人々は意識するしないに関わらず祈りを抱えて生きている。ならば私はそれを自覚して描きたい。その思いが構成の軸になりました。




🎨 静物デッサンの振り返り|白いモチーフが突きつける精度
今回の静物は、球や立方体といった基本形体を白一色で組み合わせたもの。色がない分、誤魔化しが効かず、正しいパースと形が求められます。
序盤で「寝ている面」「立っている面」をはっきり分け、画面全体を大きく動かすことで空間が安定することを学びました。
単純だからこそ難しい。基礎の甘さをあらためて痛感しました。




💭 油彩の気づき|描きっぷりの変化
先週からの目標だった油彩は1枚仕上げ、さらに描きかけを進めました。自由課題で試した「祈りと対比」の構成はまだ粗削りですが、描きっぷりに迷いが減り、手が動くようになった実感があります。
✅ 今週の振り返りまとめ
•10分デッサンで描写に入れる出力を上げる →❌ 未着手
•形と描写を短時間で描けるようにする →❌ 未油彩を1回は描く →✅ 達成。答え方と描きっぷりが改善

📌 来週のテーマ(9/7〜9/13)
• 10分デッサンで描写に入れる出力を上げる
• 形と描写を短時間で両立させる
✍️ 最後に
絵を描くことは、単なる技術ではなく「祈り」に近い営みかもしれません。今の自分と理想の自分、その間にあるガラスをどう描くか。静物の白が突きつけてきた正確さ、油彩での描きっぷりの変化。どれも、いま必要な「気づき」でした。
来週はまた基礎に戻りつつ、描写への出力を高めていきます。
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