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【藝大受験記|今週の振り返り 5/18–6/21|2026年度】描き切ることから始まる——18時間の木炭デッサンで学んだ『全体を見る力』


🔍 今週のトピック

* 18時間の木炭デッサンに取り組んだ理由
* 「完成させる」ことで見えてきた時間配分と効率化
* パースの癖や背景処理など、自分の課題との向き合い方
* モチーフ単位ではなく「空間」で捉えるという考え方
* 木炭デッサンにおける調子とハイライトの重要性
* 描画プロセスを簡略化するための試行錯誤



🎯 今週取り組んだこと:描き切る経験を積む

今週は、
* 木炭デッサン2枚(各18時間)
* 模写
* 描画プロセスの研究

に取り組みました。

テーマはシンプルです。
「質を上げること」と「描画時間を短縮すること」。

私は現時点で、描くスピードが課題です。

そのため、いつも描写へ本格的に入る前に時間切れになってしまうことが多い。

だからこそ今回は、
6時間×3日間=18時間

という長尺で木炭デッサンに取り組みました。
目的はただ一つ。

時間を理由に完成させない状況を作ることです。

完成から逆算することで、
* どこに時間を使うべきか
* どこをまとめられるか
* 一つの作業で二つの効果を得られないか
といった効率化も見えてきます。

上手い人から「とりあえず緻密なものを描け」と言われてきました。

私は苦手意識からそれを避けてきましたが、ようやく腑に落ちてきました。



🎨 木炭デッサン①|画面の中で選択肢を作る

一枚目のデッサンで強く感じたのは、自分のパースの癖でした。

どうやら私は実際よりも見上げた視点で描いてしまうことが多いようです。

また、背景を描くのが億劫になり、省略してしまう傾向もあります。

今回は時間があったので背景もしっかり描くことにしました。

ところが途中で、

「手前のモチーフを描いてから隙間で背景を埋める」

という進め方をしてしまい、大きく時間をロスしました。

結果として、背景は背景として先に処理した方が良いという当たり前のことを改めて実感しました。




🧠 正解を探すのではなく、選ぶ
先生との対話の中で、恐らく今まで別の言葉でも伝えられてきたとは思いますがようやく
実感として分かってきたかもしれません。

「最初から正解を出そうとしないこと」
まずは画面の中で選択肢を出し切る。

例えば光の設定なら、

* この影はどうか
* こちらの方が自然か
* もっと強くしたらどうか

実際に描いて比較しながら選んでいく。

頭の中で決めるのではなく、画面上で検証する。

その重要性を改めて学びました。



🪞 モチーフではなく空間で描く

今回の大きな収穫の一つです。

私はどうしても、

「ドラム缶」
「白樺」
「椅子」

というようにモチーフ単位で描いてしまいます。

しかし先生からは、

「空間としてグルーピングする」

ことを教わりました。

例えば、

* 暗い面全体を追う時間
* 明るい面全体を追う時間
* ツルツルした質感のグループ
* ガサガサした質感のグループ

というように、画面全体を横断して進めていく。

細かく分けすぎるとモチーフ同士が孤立してしまいますが、

「繋がり」で描く意識は非常に重要だと感じました。



🌳 白樺から学んだ「描く優先順位」

今回のモチーフには白樺がありました。

皮がめくれ、質感も豊富で非常に魅力的です。

しかし、その全てを描こうとすると終わりがありません。

そこで考えるべきなのは、

何を見せたいのか。

例えば、
隣にあるドラム缶をよりツルツルと見せるために白樺を描く。

あるいは、
モチーフ単体ではなく周囲への影響まで含めて描く。

そう考えると優先順位が見えてきます。

また、
目を閉じてパッと開いた時に最初に目に入る場所。

規則性から外れた場所。

そういった視線を引きつける箇所を優先して描くことも重要だと学びました。



🎨 木炭デッサン②|調子をどれだけ作れるか

二枚目では、調子について改めて考えることが課題ぁと思いました。

木炭デッサンは、
どれだけ多くの調子を作れるか。

そこに尽きるように思います。
木炭を乗せてから取る。

乗せた瞬間に抑える。
指を使うのか、手のひらを使うのか。

その方法は無数にあります。

また練り消しも同じです。

形を変えながらハイライトを抜く感覚は、どこかペインティングナイフにも似ています。

単純な白ではなく、

リズムを持った光を作る。

そんな意識を持つことを学びました。




✍️ 模写|失敗できる場所だからこそ試す

模写については、

「模写だから失敗してもいい」

という気持ちで取り組みたいと思っています。

最初から大胆に明暗をつけてみる。

普段やらない手順を試してみる。

模写は完成品を真似るだけでなく、

実験場としても非常に価値があると感じています。


書き直しました




✅ 今週の振り返りまとめ
•全体で進める→ △ 引き続き練習中



📌 来週のテーマ

* プロセスの簡略化

描けるようになるだけでは足りない。
どうすれば同じ質をより短時間で出せるのか。

そのためのプロセス整理を進めていきたいと思います。



✍️ 最後に

今回の18時間デッサンで感じたのは、
完成させることの重要性でした。

完成まで持っていくからこそ、

時間配分も見えるし、
優先順位も見えるし、
自分の癖も見えてくる。

まだまだ課題は山積みです。

それでも少しずつ、
モチーフではなく空間を見て、
部分ではなく全体を見て、
完成から逆算して描く感覚が育ってきたように思います。

来週もまた、一歩ずつ進んでいきます。

読んでくださって、ありがとうございます。



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