【藝大受験記|今週の振り返り 7/6–7/13】構造を動かす、絵に光を宿す——静物と自由課題の再構成
🔍 今週のトピック
頭の中で組み立てたモチーフを足がかりに表現力を高める試み
静物デッサンにおける、光のトーンと構成の原点回帰
疲労からの学びと、生活習慣の断捨離による改善意識
自由課題に向けた「空間の奥行き」への構成的挑戦
🎯 今週取り組んだこと:構造を探り、絵に問いを宿す
今週は始業前にクロッキー、終業後は静物や自由課題の再構成に取り組んだ。日々の練習がルーティン化してきた一方で、自由課題に対する答え方に迷いがあったため、改めて「構成とは何か」という問いに立ち返った週でもある。
自分の中に「自由に組み立てられるモチーフ」を一つでも持つことで、描ける範囲は一気に広がる。そう感じたのが、今週の再挑戦の動機だ。
📘 主な練習内容
平日朝:人体クロッキー(より動的な構造意識で)
土曜:静物デッサン(明暗→固有色→質感の順で描写)
日曜:自由課題の再構成(先週の振り返りから出発)
🧠 気づきと変化|形を動かすことは空間を描くこと
✍️ クロッキーでの手応え:
これまでよりも、形を「空間との関係」で捉えられるようになってきた。
形とは、単体ではなく奥行きとの連動によって初めて成立する。線を引くとき、自分の視線が空間全体を探っているような感覚があった。
また、「アイデア」とは、否定せずに多角的な視点を掛け算していくこと——描く中で、そのことを体感した。


より空間を感じるようになった。
🎨 静物デッサンの再出発|描写の階層と思考のトーン
静物では、昨年のノートを見返すところから始めた。構造→明暗→固有色→質感と、段階的に頭のスイッチを切り替えて描写することで、以前よりも画面が整理されて見えた。
また、心構えとして「誰に何を届けたいのか」を意識することで、描く行為がより楽しくなった。私はもともと、朝の柔らかい光のトーンが好きだった。それを思い出し、意識して取り入れたところ、筆が自然に動いた。
ただ、木炭よりも鉛筆に頼った結果、画面が軽く映ってしまったため、今後は「構図のトリミング」や「トーン・質感の幅の拡張」をテーマにしたい。




クロッキーの成果が生きてきた。
🖼 自由課題の再構成|遠くまで空間をつなぐ
日曜には、先週の自由課題を振り返りながら再構成を試みた。自分の答え方に納得がいかなかったからだ。
今回意識したのは、「空間を遠くまで届ける」という構成軸。奥行きとは、画面の静けさとともに生まれる。四角や三角といった記号に頼らず、仮の線を恐れずに引く。その小さな勇気が構成の広がりを生むと感じた。


💭 体調面と生活リズム|描き続けるための基盤をつくる
週の後半、先週の出張疲れを引きずったまま頑張っていた結果、体調を崩し風邪をひいてしまった(声が出なくなった)。
この経験から、「描く体力」の前提には、「休む力」や「削る力」が必要だと再認識。睡眠時間を妨げるような悪習慣を断捨離することもまた、藝大受験の一部だと感じた。
✅ 今週の振り返りまとめ
・クロッキーで動的描写を意識 →✅ 明らかに線の捉え方が変化
・静物デッサンで明暗を大胆に表現→ ✅ 画面にメリハリを生む塗りを実感
📌 来週のテーマ(7/14〜7/21)
クロッキーの精度と枚数をさらに上げる
雲の精密描写に挑戦し、柔らかさと質感を両立させる
自由課題への“問いの立て方”を研究する
✍️ 最後に
描くことで、自分の中にあった風景や感覚が光を帯びて現れてくる——そんな瞬間が、今週いくつかあった。
「まだ描けないもの」にこそ向き合い、描いては壊し、また描く。そうして積み重なった線が、きっとどこかで誰かとつながると信じている。
読んでくださって、ありがとうございました。
来週もまた、一歩ずつ描き進めていきます。
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