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④神さまの追っかけ「大国主の御子を追って」

⛩️宇佐神宮、そして古代文字の岩

阿蘇を巡ったあと、私はさらに旅を続けました。
向かった先は、大分の 宇佐神宮
ここから鹿児島・霧島へと南下し、
最後には 隼人の姫木城 へとたどり着きます。

✨宇佐神宮──禁足地に眠るもの

宇佐神宮は八幡信仰の総本社であり、
古代から朝廷と深い関わりを持ってきました。
宇佐神宮の奥宮には「禁足地」と呼ばれる区域があります。
そこは今も立ち入ることを許されない聖域です。
ただの森に見えるその奥から、
確かに「何か」が息づいているのを感じました。
古代祭祀の跡なのか、それとも…。

私はその場に立ち、ただ風の音に耳を澄ませていました。

🌌 岩に刻まれた古代文字

宇佐を訪れたあとで、私はひとつの岩に出会いました。
その表面には、
はっきりと「古代文字」と思しき刻印が残されていたのです。

直線的で、幾何学模様のようにも見える不思議な記号。
文字なのか、符号なのか、あるいは祈りの形そのものなのか。

学問的には「神代文字」や「祭祀のしるし」とも言われます。
けれど私の心には、もっと切実な意味が浮かびました。

人々の口から奪われた言葉が、岩に刻まれて残ったのではないか。

声に出せない祈り。
封じられた名。
消されゆく一族の記憶。
そのすべてを、
この岩は黙して未来へ伝えようとしているように感じられたのです。


✨ 宇佐での気づき

禁足地に漂う封印の気配。
岩に刻まれた古代文字。

それらはひとつにつながり、こう語りかけているようでした。

「祈りの声は消されても、形を変えて残る」

この地に刻まれたものは、
隼人や巫女の系譜、抗った者たちの証そのものなのかもしれません。
そしてその気づきが、
私をさらに南へ──鹿児島・霧島へと導いていきました。

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