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健康を買う

以前、夫が病気をしたという話を書きました。

この病気が見つかった時、医師からこう言われました。

「もし悪性だとしても、ステージでいうと0です。
この段階で見つかる人はほとんどいない。
この段階で発見できたのは、日頃の健康に対するリテラシーの高さが反映されていると言えます」

当時、夫は39歳くらい。

30代で、毎年自費で人間ドックを受けている人自体が、実はそれほど多くないそうです。

そもそも、どうやって病気が見つかったのか。

以前は詳しく書いていなかったと思います。

夫婦2人で人間ドックを受けたところ、ある臓器に「脂肪腫がある」と言われました。

心配のないものだけれど、経過観察していきましょう、と。

でも、気になったので、後日、自主的に専門医のところへ行きました。

そこで超音波検査を受け、やはり問題ないと言われました。

ただ、
「CTを希望するなら紹介状を書きますよ」

と言ってもらえたので、紹介を希望。

さらに後日、大きな病院でCTを撮ったところ……

やはり脂肪腫は問題ありませんでした。

ところが、そのCT画像に隣の臓器にある別の腫瘍が写り込んでいた。

そこで初めて発見されたのです。

まさに、奇跡の発見。

人間ドックを受けていなかったら。
人間ドックの結果を聞いた時に、「経過観察で大丈夫」と、そのまま受け入れていたら。
専門医のところへ行かなかったら。
CTを希望しなかったら。

見つからなかった。

当時、夫の病気が見つかったルートがあまりにも偶然すぎて、ビビりまくった私は、先生に聞きました。

「この腫瘍を発見するには、どういうルートをたどるのが正しかったんですか?」

その回答が、冒頭のセリフでした。

我が家は、庭で作った野菜や果物を食べたり、加工肉をほとんど食べなかったり、食生活には割と気を遣っているほうだと思います。

でも、気を遣っているから病気にならないわけではない。

ほとんどのがんは原因がわからないものだし、結局は運の要素があると思っています。

だからこそ、

食事。
運動。

に加えて、

検診。

そして、

「小さい病気のうちに見つけて、対処する」

ことが大切なんだと、身をもって学びました。

その時の先生から、検査についてこんなアドバイスも受けました。

毎年の健康診断と、その結果に応じて精密検査。

それに加えて、

3年に一度の造影剤ありCT。
(造影剤なしCTを一年ごとにしてフォローしておく)

5年に一度の脳MRI。

毎年の胃カメラ。

そして大腸カメラも。

※年齢や既往歴などによって必要な検査は違うと思います。

私たちは先生から教えてもらった方法を参考に、自分たちに必要な検査を組み立てることにしました。

最近は、人間ドックをいったんお休みして、毎年の健康診断に加えて、それぞれの検査を自分で受けに行っています。

8月には脳MRIを撮りました。

ちょうど5年ほど前にも撮っていたので、今回は過去の画像と見比べてもらいました。

そして明々後日は、胃カメラと大腸カメラ。

大腸カメラは今回が初めてです。

人間ドックから離れて、一つひとつ精密検査を受けていく方式のいいところは、検査ごとに好きなクリニックを選べること。

脳MRIは、以前、私のバセドウ病にすぐ気づいてくれたクリニックで。(手が震えるから脳梗塞だと思って駆け込みました)

今回の大腸カメラは、胃と大腸を同時に、鎮静剤を使って検査してくれるところを選びました。

人間ドックだと、胃カメラもどうしても流れ作業。

「オエッ」となりながら耐えるのが本当に辛かったのですが、個別のクリニックなら、自分が少しでも楽に受けられるところを選べるのがありがたい。

時間もお金もストレスもかかる。

でも、誰だって、自分が病気になるなんて思っていない。
夫の病気の発見を経験して、私は心底ヒヤッとしました。まだ30代なのに。

だから私は、「健康を買う」つもりで、意識して毎年必ず検診を受けようと思います。

この一年は、この検査をする。

周期を決めて、予定に入れてしまう。

面倒だけれど、

未来の自分のために必要な時間です。

年1のワクチンの時に血液検査をすることにしてるよ!

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