エアアジアで台湾に行きました(関空~台湾桃園)往路
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
突然思いついて、台湾に行ってきました。
今回はLCCを利用して、短期間で台北を往復しました。発端は友人と飲んでいたら、ANAマイルの期限が迫ってきているので使いたいという話からでした。
自分も渡航制限と経営破綻で塩漬けになっていたエアアジア(X)のマイル(トラベルバウチャー)の消費について悩んでいたので、使ってしまおうと考えました。このバウチャーというのは、かなり曰く付きと言うか扱いが面倒くさく、早く利用したかったので渡りに船でした。疫病の世界的な蔓延の折、ブッキングしていた便がキャンセルになり、続けて会社が経営破綻。その時、既に航空券を発券していた場合には、返金ではなくてバウチャーが発行されたのですが、途中で勝手に自分のアカウントから無くなったり、使える路線が無くなる&条件が厳しくなるなど、早く手放したい負の債権となっていました。

アカウントから勝手に無くなるってどういうことなんでしょうかね?エアアジアのネットbotとやり取りして復活させましたが、とにかく扱いが面倒くさかったです。LCCだからと言うより、こういうサポートはエアアジアにとってもイレギュラーなんでしょうね。
0.旅程の検討と発券まで
しかも、昨今の世界事情でエアアジアも例外なく減便したり路線を減らしたりしているので、日本から台湾へ定期便が飛んでいる今がチャンスかと思いました(KUL〜TPE〜KIX)。
そして無事発券。他に必要なチケットの手配も終了です。
友人もANAマイルで台北往復を手配したので、現地で落ち合うことにしました。あちらはFSC(フルサービスキャリア)なので優雅な旅程です(羽田~台北松山、往路は午前、復路は午後の直行便)。
2026年現在、エアアジア(X)は東京(羽田、成田)〜台湾には就航しておらず、選択肢は関西か福岡、新千歳の3択(バウチャーはエアアジアX便しか使用できず、タイ・エアアジアが就航している成田~高雄便は発券できない)。乗り継ぎ等のことを考えると関西便利用がベスト、ただし台湾(桃園)の到着時間は23:05と結構タイトなスケジュール。悩ましいですが、選択肢があまりない。

桃園空港から台北までの公共機関はMRTかバス。バスは24時間運行ですが、台北に着いてからの移動が面倒。タクシー代をケチらなければ良いのですけどね笑
エアチケットを安上がりにして、その他の移動にコストをかけるのもなんか切ないので、どこまでも工夫しようと思いました。
また、今回の台湾はショートトリップなので台北だけ。誰にも会わずにひっそり行って帰ってくるプランです。
台北滞在については別の機会にお話しするとして、今回はLCCの利用報告をしたいと思います(往路)。
無事戻りましたが、やっぱり昔より体力消耗しましたね。歳とったんだなぁ。
1.羽田から関西(関空)へ
羽田空港国内線はなかなかの人混みでしたが、背広組以外にも家族連れや私服を着たお一人様、インバウンドもチラホラと見かけました。賑やかなんですが心なしか殺伐としてない感じで、搭乗までのんびりできました(関西便は仕事客3プライベート客7って感じでしょうか)。

まずは関空に飛びますが、使用機材に若干の遅れ。出発は約10分遅れとなりました。関空でのトランジットタイムは6時間以上あるので、まあ気にせずという感じですが。

関空まではナロウボデイのB737。わずか1時間30分ほどのフライトタイムですが、しっかりお手洗いを済ませました。機内はほぼ満席ですし、久しぶりに窓側を指定したので。

この便もインバウンドが多いです。前の席に座った一人旅の方は、二週間ほどの滞在で宮古島に行ってきたとのこと(CAさんと話してました)。私の隣の方も外国の方でしたが、三島由紀夫の文庫本(日本語)を片手にくつろいでいました。フランス人?

東京、大阪ともに現地の天気は晴れ。道中は気流の乱れもなく安定したフライトでしたが、太平洋岸は雲がかかっていて窓の外は青と白の世界でした。どのみち左舷窓側なので、ほぼほぼ太平洋を眺めることに。唯一見えたのは、伊豆半島ぐらいかな?
静岡上空で、機長からアナウンスがありましたが、飛行高度は24000フィートで順調、右下に富士山が見えるとのこと。短距離便のせいか、あまり上昇せずに関空に向かうようです。確かにいつもより伊豆半島が近くに見えて、迫力あったような気がします。

短時間ですがドリンクサービスもありました。もっと飛行時間が短い羽田〜中部線はリクエストベースになりますが、関西線は忙しいですね。
離陸30分後にアナウンスが入り、降下の準備に入るとの旨。
少し雑事を済ませていると、もうシートベルト着用サインが点きました。うーん、いつもの訪問先より近い感覚。じっくり仕事はできませんね。

関空に着陸した時、アナウンスで「羽田空港混雑のため3分遅れで到着。お急ぎのところ云々」と伝えられましたが、いや少し真面目すぎじゃない?と心の中で突っ込んでしまいました。
2.関空トランジット。空港を楽しみましょう
関空ではかなり時間があるので、空港を楽しむことに。
まあ、関東人がまず行くところは2F国内線出発階にある蓬莱551でしょう(断定)。例外なく私も店舗に向かったのですが、今回は腹案がありました。

京急羽田駅で崎陽軒を見かけてキュピーンとなり、そこで確保したポケットシウマイと、551の焼売を食べ比べるというミッションです。
東西の横綱対決、正にドリームマッチです(with エビスビール)。もちろん行者はワタクシです。
551のテイクアウト品は近くのフードコートで食べられないので、購入後に到着階へ移動。食べられるところを探して席に着きました。

551の焼売に比べてシウマイは小ぶりかつ冷めており(冷めても美味しいのが魅力ですが)、少々条件が違うなと思いましたが、食べてみるとどちらも美味しい。玉ねぎの甘みともっちり豚肉が美味しい551と帆立の貝柱出汁が効いた呑兵衛好みのシウマイ、こんなもん優劣つけるのがナンセンスですね。結論、どちらも絶品でございます。同時に食べるのが贅沢というか、背徳というか。至極の体験でした。
まあ、台湾に1日かけて移動する訳なので、ご褒美ということでお許し下さい。
日向ぼっこでもしようと出発階の降車レーンに出て歩いていたら、団体バスからCX(キャセイパシフィック航空)のCAさん達が降りてくるのを見かけました。荷物を受け取り、運転手さんと別れる時にチーフっぽい男性が笑顔&丁寧にチップを渡してました。なんか香港の粋というか、ちょっと良いなと思いました。運転手さん、バスの荷台から荷物を全部降ろして並べてくれてましたしね。私も受けたサービスはきちんと気付くようにして、感謝の気持ちを伝えないとなと思いました。チップは時と場合によるんでしょうけど。
あと、駆け足で「関空展望デッキ」にも行きました。大昔、関空がオープンしたての頃に行ったことがあるのですが、その時以来です。が、ターミナルまで戻るバスがあと3便しかなかったので、館内をぐるっと一周して復路の便に乗り込みました。バスはぎゅうぎゅうの満席状態だったのでこの判断で良かったです。
展望デッキの目玉は、屋上で飛行機の離発着を間近で見れることですが、思ったより便数が少なかったような。

第1ターミナルに戻り、到着フロアのソファーで一休み。チェックインカウンターが開く時間を見計らって4階の国際線出発フロアに移動します。

エアアジアはCカウンターで受付という案内だったので、覗いてみると既に結構な人が集まっています。機材はA330(ワイドボディ)なので沢山乗るんだろうなと考えながら、その辺をぶらぶら。チェックイン開始の時間になったので行ってみると、人っ子1人おらず、カウンターももぬけの空。よく見ると航空会社の表示も消えています。

わずか10分程度の出来事なので、少し不思議な気持ちになりながらフライトインフォメーションを再確認すると、カウンターチェンジしてました。ゲートチェンジは良くあるけどカウンターチェンジとは。しかも新しい場所はHの表示。Cカウンターの思いっきり反対側でした。大移動です。
Hカウンターに行くと既に大行列。出発時間に間に合うの?ってくらい並んでました。しかも荷物多いなぁ。皆さん色々買って下さったんですね。
自分はバウチャー全消費のためにプレミアムフラットベッド(エアアジア版アッパークラス)を予約したのでチェックインカウンターも別。並んでいたのも2人だったので、すんなりチェックインできました。

夕方の出国ラッシュより少し早めに動けたせいか、手荷物検査もスムースであっけなく制限エリアへ移動。
オープンしたばかりの免税品売り場を冷やかしながら、ぶらぶら歩きまわりました。そういえば関空から出国って初めてです。帰国利用はかなりあるのですが、出発は今回初ですね。

思わず制限エリアの端から端まで歩いてしまいました。関空には韓国のLCCがかなり多くアクセスしてるような印象を受けましたね。


制限エリアの端にファミマがあるのですが、そこで多くの韓国人旅行者が最後の買い物を楽しんでいました。結構お酒とかも買ってましたね。ワンカップとかたくさん買ってるカップルとか心の中で応援したくなりましたね(酒呑み仲間)。


3.エアアジア 357便で、台湾へ
D7 357便は定刻通り出発。
ゲートラウンジに集まっている乗客はマレーシア人やシンガポール人が多かったです。サロンケバヤを被っている女性達や英語で会話する中華系の夫婦、乗客の半分以上を占めている感じでした。残りのほとんどは台湾人、日本人は正直確認できませんでした。

プレミアムフラットベッドは、個人的に好きなJALのシェルフラットネオと同じプロダクト。ベッドタイプのフルフラットにはならない前世代型のシートですが、中距離線では十分にリラックスできると思います。

出発時刻の40分前に搭乗を開始したのですが、高い搭乗率のせいか結局は定刻通りの出発となりました。
関空は羽田ほど過密ダイヤではないのか、順番待ちもなくノンストップで滑走路に向かいテイクオフ。

離陸後わずか5分ほどでベルト着用サインがオフ。
ほどなくギャレーの方からココナッツオイルの良い香りが漂ってきました。機内食のチョイス「ナシレマ(ココナッツライス)」でしょうか?
しばらくして私が選んだ「ローストチキン ブラックペッパーソース添え」が運ばれてきました。すごい熱々でスパイシーな香りが漂っています。


マレーシアのサテワルン(串焼き屋)にいるような南国のお店の匂いです。とても美味しかったです。
やっぱりエアアジアの機内食は間違いないですね。
すぐにトレーを下げてもらえたので、シートを倒して仮眠します。台湾に行くのにもう家を出て半日以上経っています。少しでも身体を休ませておきます。エアアジアはLCCですから、サービスも最小限&オプションなのですが、アッパークラスでは食事や水、毛布(貸与)などが提供されます。

いつの間にか機内灯も消されたようです。
1時間程度寝たかと思います。
照明がついてファイナルアプローチのアナウンスがありました。コクピットから22:50頃着陸予定とのこと。
ベルト着用のサインが点灯、クルーが寝ている人に声を掛けて、座席をスタンダードポジションに戻させています。
なぜかディセント開始前に日本入国に関する検疫の案内が流れました。台湾に向かってるんですが笑。
この辺はマレーシアのおおらかさでしょうか。

飛行機は西海岸沿いに南下して桃園空港に回り込みます。
降下中の空は雲一つなく、とても晴れていて夜景が綺麗でした。自分は台湾のオレンジ色の灯火が大好きなんです。
特に揺れもなくきれいにランディング。

定刻より早めに着きそうだったのですが、使用予定のゲートに別の飛行機が駐機しているとのことでしばらく待機とのこと。何それ?
10分ほど待たされて移動を開始。
結局、ゲートに着いたのはほぼ定刻となりました。
残念。
今回前方の席を指定したのは、早めに降機して台北駅行きMRTの最終便23時37分に乗るためです。残り30分で入国を済ませて、MRTのホームまで辿りつけるのか?他の便も到着していて、パスポートコントロールが混雑していたらアウトです。その場合はバス利用に切り替える予定です。でもMRTに間に合うと、台北市内に入った時に交通機関を利用できるので非常に助かります。
到着ゲートもかなり端だったので、入国までかなり歩くと思いますが、降機すると意を決して歩き出しました。
すぐに健康調査申告証を受け取り、黙々とパスポートコントロールに向かいます。途中、旅客は誰もおらず、グランドスタッフも1日の終わりなのかこれからなのか、ぼーっと私を見送ってくれます。

幸いパスポートコントロールはガラ空き。何なく入国を済ませ、通関。出迎える人でごった返す到着ロビーに出ました。MRT乗り場は残念ながら到着ロビーにはなく、出発ロビーの地下にあります(第1ターミナルは上下階ではなく、別エリアで分けられています)。この移動も中々大変なのですが、迷わず行くしかない。

実は今回悠々カード(PASMOやICOCAなどの交通機関用プリペイドICカード)に残額が無いのでチャージしなくてはなりません。この時間も考慮しなくては。
出発階の地下に降りて、歩きながら時刻表をチェックすると後2分で一つ前の便が到着します。改札でチャージして、ホームまで降りて間に合うか?
結果として滑り込みセーフ。ホームに降りると丁度隣の第2ターミナルから電車が入線してきました。
降機して約14分でMRTに乗車。夜便だからできたのでしょうけど、もうやりたくはありませんね。疲れました。
終点の台北車站に着いて無事、宿までの市内交通に間に合いました。
復路の便は時間に追われることはないのですか、深夜着で始発まで空港待機と体力勝負なので、体調を整えておかないといけません。
しかし長い日でした。台北まで1日掛かるとは。
この旅程での移動を検討される方の参考になれば幸いです。いや、いる訳ないですね。

長文、散文失礼いたしました。
次回は往路の報告です。
