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子どもの便秘に悩むママへ|朝ごはんで腸を動かす!毎日できる便秘対策

「今日も出てないな……」

子どものお腹を見ながら、そんなことを考えた経験はありませんか?

便秘は、子育て中のママから本当によく聞く悩みのひとつです。

「3日くらいうんちが出ない」
「出るけれど、毎回すごく硬そう」
「トイレで痛がって泣く」
「お腹が張っている気がする」

そして、子どもだけではありません。

出産後から便秘になった。
忙しくて自分のトイレを後回しにしてしまう。
朝はバタバタしていて、気づけば何日もスッキリしていない。

ママ自身が便秘に悩んでいることも少なくありません。

便秘というと、
「野菜を食べなきゃ」
「食物繊維を増やさなきゃ」
と思いがちです。

もちろん、それも大切。

でも私は管理栄養士として、そして子育てをする一人の母として、もう一つ大切にしてほしいことがあります。

それが、

朝ごはんを食べて、腸を動かすこと。

毎日の何気ない朝ごはんが、実はお腹のリズムをつくるきっかけになるのです。



朝ごはんを食べると、腸が「動き出す」

朝ごはん

朝起きて、ごはんを食べる。

当たり前のように見えるこの行動ですが、体の中では大切なことが起こっています。

食べ物が胃に入ることで、その刺激が腸に伝わり、大腸が動きやすくなります。

特に朝は、夜の睡眠を終えて体が活動モードへ切り替わる時間。

そこに朝ごはんが入ることで、

「今日も一日始まったよ」
「腸も動こうね」

そんなスイッチが入るようなイメージです。

だから私は、便秘に悩んでいる親子には、食物繊維の量だけを見るのではなく、

「朝ごはん、食べていますか?」

というところも大切にしてほしいと思っています。

豪華な朝食でなくても大丈夫。

小さなおにぎり。
バナナ。
ヨーグルト。
 昨日の残りのお味噌汁。

まずは何かを口にして、胃腸に朝が来たことを知らせる。

それだけでも、生活リズムを整える一歩になります。

朝ごはんを抜くと、トイレのタイミングも逃しやすい

子育て中の朝って、本当に忙しいですよね。

子どもを起こして、 着替えさせて、 保育園や学校の準備をして、 自分の身支度もして。

「早く食べて!」
「もう時間ないよ!」

そんな言葉が飛び交う朝もあります。

私自身、子育てをしていると、理想どおりの朝なんてなかなかありません。

管理栄養士だからといって、毎朝完璧な朝ごはんを作れているわけでもありません。

だからこそ思うのです。

朝ごはんは、100点を目指さなくていい。

大事なのは、食べる習慣をつくること。

そしてもう一つ大切なのが、朝にトイレへ行く時間をつくることです。

朝ごはんを食べて腸が動いても、

「早く行くよ!」
「トイレは学校でして!」

と急いで家を出てしまうと、せっかく便意があっても我慢することになります。

これが続くと、便意そのものを感じにくくなることもあります。

朝ごはんを食べる。

少し座って過ごす。

トイレに行く。

そんな毎日の流れをつくることが、便秘対策では意外と大切なのです。

「食べない子」の朝ごはんはどうしたらいい?

でも、

「うちの子、朝ごはん全然食べません」

というママもいますよね。

そんなときに、無理やり一膳のごはんを食べさせなくても大丈夫です。

最初は一口でもいいと思います。

たとえば、

バナナを半分。
小さなおにぎりを一つ。
ヨーグルトを数口。
さつまいもを少し。
具だくさんのお味噌汁を少し。

子どもが食べられる量から始めてみる。

そして、できれば水分も一緒に。

便は腸の中で水分が少なくなると硬くなりやすいため、水分補給も大切です。

「野菜を食べてくれない」
「果物しか食べない」
「パンばかり」

そんな日があっても大丈夫。

一食ですべての栄養を整えようとせず、一日、一週間という少し長い目で考えてみてください。

子どもの食事は、毎日の積み重ねです。

便秘対策は「食べ物」だけじゃない

生活リズム

便秘になると、

「何を食べさせたら出ますか?」

という相談をよく受けます。

もちろん、野菜や果物、豆類、いも類、海藻など、食物繊維を含む食品を取り入れることは大切です。

でも、それだけではありません。

朝起きる。
朝ごはんを食べる。
水分をとる。
体を動かす。
トイレに座る。
夜はしっかり寝る。

こうした生活全体のリズムが、お腹のリズムにもつながっています。

便秘という一つの症状を見るのではなく、その子の一日の過ごし方を見る。

私はその視点を、とても大切にしています。

「うんちが出た!」も子どもの大切な成功体験

子どもが便秘になると、ママも心配になります。

何日出ていないか数えたり、 お腹を触ったり、 食べたものを振り返ったり。

そしてやっと出た日は、

「出たーー!」

と、家族みんなで喜んだり。

子育てをするようになって、こんなに「うんち」に一喜一憂するとは思わなかった、というママも多いのではないでしょうか。

でも、排便はとても大切な体の営みです。

「お腹がムズムズする」
「トイレに行きたい」
「ちゃんと出せた」

こうした自分の体の感覚に気づくことも、子どもが成長していく中で大切な力だと思っています。

だから、

「早く出して!」
「また出ないの?」

と焦るより、

「今日はどうかな?」
「お腹さん動いてるかな?」

くらいの気持ちで、親子で体の声を聞けたらいいですよね。

明日の朝、まず一口から始めてみよう

便秘対策というと、何か特別な食品を買ったり、特別な料理を作ったりしなければいけないように感じるかもしれません。

でも、その前にできることがあります。

明日の朝、

何か一口食べてみる。

コップ一杯の飲み物を飲む。

そして、ほんの少しだけトイレに行く余裕をつくる。

それだけでも十分です。

子どもの健康は、特別な一日でつくられるのではなく、毎日の小さな習慣の積み重ねでつくられていきます。

そしてそれは、ママも同じ。

忙しい毎日だからこそ、

朝ごはんを食べて、腸を動かす。

そんなシンプルな習慣を、親子で大切にしてみませんか?

完璧な朝ごはんじゃなくていい。

まずは明日の朝、一口から。

親子のお腹が気持ちよく一日をスタートできますように。

※便秘が長く続く、強い腹痛や嘔吐がある、血便がある、排便時の痛みが強いなど、気になる症状がある場合は、食事だけで対応せず小児科などの医療機関へ相談してくださいね。


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