子育ての悩みを一人で抱えないで。ママを救う「外に頼る」という選択肢
子育てをしていると、
「これで合っているのかな」
「どうしてうちの子だけ、こんなに大変なんだろう」
「もう少し優しくしたいのに、また怒ってしまった」
そんなふうに悩むことがあります。
子どもはかわいい。
大切で、大好き。
それなのに、毎日ずっと一緒にいると疲れることもあります。
ごはんを食べてくれない。
言うことを聞いてくれない。
寝てくれない。
兄弟げんかばかり。
保育園や学校のこと。
発達のこと。
友達関係のこと。
子どもが成長するたびに、悩みの内容も変わっていきます。
私自身、子育てをするようになって強く感じるようになりました。
子育ての悩みは、家庭の中だけで解決しようとしなくてもいい。
むしろ、外に頼ることで気持ちが楽になったり、思いがけない解決の糸口が見つかったりすることがあります。
「ちゃんと育てなきゃ」と思うほど苦しくなる

子どもが生まれると、突然「親」になります。
しかし、出産した瞬間から子育てのプロになれるわけではありません。
初めて経験することばかりです。
それなのに、SNSを開けば、
丁寧なごはん。
きれいな部屋。
楽しそうな親子のお出かけ。
子どもに優しく声をかけるママ。
そんな姿が目に入ります。
私も子育てをしていて、
「もっとこうしてあげた方がいいかな」
「ちゃんとできているかな」
と思うことがあります。
でも、人と比べれば比べるほど、苦しくなることもあります。
子育ては、家庭によって違います。
子どもの性格も違います。
ママやパパの性格も、仕事も、環境も違います。
だから、誰かの「正解」が、そのまま自分の家庭の正解になるとは限りません。
子育てに悩んだら、まず外に出てみる
もし今、
「毎日しんどいな」
「誰かと話したいな」
と思っているなら、私はぜひ家庭の外に頼ってほしいと思っています。
例えば、子育て支援センター。
初めて行くときは少し緊張するかもしれません。
「もう仲良しグループができていたらどうしよう」
「人見知りだから話せないかも」
そんな不安もあると思います。
でも、同じくらいの年齢の子どもを育てているママと、
「最近、全然ごはん食べなくて」
「うちもです!」
そんな会話ができるだけで、気持ちが軽くなることがあります。
悩みそのものがすぐになくならなくても、
「うちだけじゃなかったんだ」
と思える。
私は、それだけでも大きな意味があると思います。
子ども食堂も、食事をするだけの場所ではない
子ども食堂というと、
「経済的に困っている家庭が行く場所」
というイメージを持っている方もいるかもしれません。
でも今は、地域の親子の居場所として運営されているところもたくさんあります。
一緒にごはんを食べる。
地域の人と話す。
子ども同士が遊ぶ。
ママやパパが少し息をつく。
そんな場所です。
家で親子だけでごはんを食べていると、子どもが食べないことが大きなストレスになる日もあります。
でも場所が変わって、周りの子どもがおいしそうに食べていると、いつも食べないものを少し口にしてみることもあります。
そして何より、
誰かと一緒に食べるだけで、いつものごはんが少し楽しくなる。
「孤食」になりやすい子育て家庭にとって、地域で一緒に食卓を囲める場所は、とても大切だと思っています。
習い事は、子どものためだけではない

習い事も、私は子育てを支える一つの方法だと思っています。
もちろん、子どもが新しい経験をしたり、得意なことを見つけたりする場所です。
でも、それだけではありません。
子どもが先生や家族以外の大人と関わる。
違う年齢の子どもと出会う。
家ではできない経験をする。
そしてママ自身も、
「この子にはこんな一面があったんだ」
と気づくことがあります。
家ではつい、
「早くして」
「危ないよ」
「それはやめて」
と手や口を出してしまいます。
私も同じです。
でも第三者に任せてみると、意外と子どもは自分でできる。
その姿を見て、
「私が全部やらなくても大丈夫なのかもしれない」
と思えることがあります。
子育てには、ときどき親子の間に第三者が入ることも必要なのだと思います。
人に話すだけで、心の整理ができることもある
私は、人に話すことには大きな力があると思っています。
「最近、子どもが食べなくて」
「毎朝怒ってしまうんです」
「仕事と育児の両立がしんどくて」
誰かに話しているうちに、
自分でも気づいていなかった気持ちに気づくことがあります。
もしかすると、
「子どもの問題だと思っていたけれど、私はただ疲れていたんだ」
ということもあるかもしれません。
必ずしも、相手から素晴らしいアドバイスをもらう必要はありません。
「大変だったね」
「それは疲れるよね」
そう言ってもらうだけで救われる日もあります。
私は、ママが一人にならない場所をつくりたい
私は管理栄養士として、食や健康に関わる仕事をしてきました。
そして子育てをする中で、以前よりも強く思うようになったことがあります。
それは、
子どもを支えるためには、まず子育てをしている大人を支えることが必要だということ。
ママが笑っていられること。
悩みを話せる人がいること。
困ったときに頼れる場所があること。
それは子どもの安心にもつながっていくと思っています。
だから私は、料理や食事をきっかけに、人と人がつながれる場所をつくりたい。
子どもが「できた!」を経験できる場所。
ママが少し子どもから離れて見守れる場所。
親子で一緒に食卓を囲める場所。
「最近どうですか?」
と気軽に話せる場所。
そんな場所を、少しずつ増やしていきたいと思っています。
子育ては、一人で頑張るものではない

子育てに悩んでいると、
「私がもっと頑張らないと」
と思ってしまいます。
でも、頑張ることだけが解決方法ではありません。
子育て支援センターに行ってみる。
子ども食堂に参加してみる。
習い事に任せてみる。
地域のイベントに参加してみる。
友達に話してみる。
専門職に相談してみる。
外に頼る方法は、たくさんあります。
一度参加して合わなければ、また違う場所を探してもいい。
すぐに誰かと仲良くならなくてもいい。
ただ、
「家庭以外にも、自分と子どもを支えてくれる場所がある」
と知っているだけで、子育ては少し違って見えるかもしれません。
子育ては、家庭だけでするものではなく、いろいろな人に支えてもらいながらするもの。
私も誰かに頼りながら子育てをしています。
そして今度は私自身も、
「ここに来たら、ちょっと楽になった」
「また明日から頑張れそう」
そう思ってもらえる場所をつくっていきたい。
子どものために。
そして、毎日頑張っているママたちのために。
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