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小学生がなりたい大人ランキングから考える|健康投資と学び続ける大人の姿




子ども料理教室を始めて、考えるようになったこと

料理教室

子ども料理教室をするようになってから、私はよく考えるようになりました。

「この子たちは、どんな大人になりたいのだろう」

包丁を持つ小さな手。
おにぎりを握る真剣な表情。
できあがった料理を見て、ぱっと明るくなる顔。

その瞬間に立ち会うたびに、料理はただの調理技術ではないと感じます。
料理は、子どもたちが自分で考え、挑戦し、失敗しながらも「できた」を積み重ねていく、生きる力そのものです。

だからこそ、子どもたちの未来について知りたくなり、「どんな大人になりたいか」という最新のランキングを調べました。

小学生がなりたい大人1位は「人にやさしく接している」

学研教育総合研究所の「小学生白書2025」によると、小学生が将来なりたい大人像の1位は「人にやさしく接している」でした。

2位は「友だちがたくさんいる」
3位は「家族を大切にしている」
4位は「自分らしく自由に生きている」
5位は「お金をたくさん持っている」

この結果を見たとき、私は胸がぎゅっとなりました。

子どもたちは、ちゃんと見ている。
大人がどんな言葉を使うのか。
人にどう接するのか。
家族をどんなふうに大切にしているのか。
自分らしく生きているのか。

「何の仕事をしているか」や「どれだけ稼いでいるか」よりも前に、子どもたちは大人のあり方を感じ取っているのだと思いました。

私は、なりたい大人になれているだろうか


大人

このランキングを見て、私は自分自身に問いかけました。

私は、人にやさしく接している大人だろうか。
家族を大切にできているだろうか。
自分らしく自由に生きているだろうか。
子どもたちに見せたい背中でいられているだろうか。

正直、胸を張って「はい」とは言えません。

仕事、家事、育児、教室の準備。
毎日はあっという間です。
余裕がなくなると、言葉がきつくなることもあります。
疲れていると、家族への対応が雑になることもあります。
挑戦しているつもりでも、不安になって立ち止まることもあります。

でも、だからこそ、このランキングは私にとって大切な問いになりました。

子どもたちに「こうなりなさい」と言う前に、私自身はどんな大人でありたいのか。
子ども料理教室をする私が、まず学び続ける大人でいられているのか。

料理教室で伝えたいのは、料理だけではない

子ども料理教室では、料理の作り方だけを伝えたいわけではありません。

もちろん、食材を知ること、包丁を使うこと、味噌汁を作ること、おにぎりを握ることは大切です。
栄養の視点から、炭水化物、たんぱく質、脂質、野菜のことを知ることも大切です。

でも、それ以上に大切にしたいことがあります。

自分でやってみること。
失敗してもやり直せること。
友だちと協力すること。
自分の「できた」を信じること。
そして、大人になっても学び続けること。

料理は、結果だけではありません。
途中でこぼすことも、形が崩れることも、思った味にならないこともあります。
でも、その経験の中にこそ、子どもたちの成長があります。

そしてそれは、大人も同じだと思うのです。

健康投資とは、未来の自分を大切にすること

私はよく「健康は最大の投資」だと考えています。

健康投資というと、特別な食品や高価なサプリを思い浮かべる人もいるかもしれません。
でも私にとっての健康投資は、もっと日常の中にあります。

今日のごはんを少し整えること。
よく噛んで食べること。
眠ること。
体を動かすこと。
人との関わりを大切にすること。
そして、自分の心を置き去りにしないこと。

さらに、学び続けることも大切な健康投資だと思っています。

学ぶことで、選択肢が増えます。
学ぶことで、思い込みに気づけます。
学ぶことで、自分にも人にも少しやさしくなれます。

食の知識も、子育ての考え方も、仕事の向き合い方も、一度学んで終わりではありません。
時代も、子どもたちも、自分自身も変わっていきます。
だからこそ、学び続ける姿勢が必要です。

なりたい大人になるために、今日からできること

実践

小学生がなりたい大人の1位が「人にやさしく接している」だったことは、私にとって大きなメッセージでした。

やさしさは、余裕がある人だけのものではありません。
完璧な人だけが持てるものでもありません。

忙しい中でも、一呼吸おいて言葉を選ぶこと。
家族に「ありがとう」と伝えること。
子どもの挑戦を急かさず見守ること。
知らないことを「知らない」と認めて学ぶこと。

その小さな積み重ねが、なりたい大人へ近づく一歩なのだと思います。

私自身、まだまだ途中です。
イライラする日も、落ち込む日も、反省する日もあります。

でも、子どもたちの前に立つ大人として、学ぶことをやめたくありません。

「私もまだ学んでいるよ」
「失敗しても大丈夫だよ」
「一緒に成長していこうね」

そんな背中を見せられる大人でありたいです。

子どもたちと一緒に、私も育っていく

子ども料理教室は、子どもたちだけが成長する場所ではありません。
私自身も、毎回たくさんのことを教えてもらっています。

子どもの真剣なまなざし。
うまくいかなくても挑戦する姿。
「できた!」と喜ぶ素直な心。

その姿を見るたびに、私は思います。

なりたい大人になるのに、遅すぎることはない。
健康も、学びも、人との関わりも、今日から積み重ねていける。

今日の味噌汁。
今日のおにぎり。
今日の「おいしいね」。
今日の「できたね」。

その小さな時間が、子どもたちの未来をつくり、私たち大人の未来もつくっていく。

子どもたちが見ている大人の背中。
完璧でなくてもいい。
でも、学び続ける背中でありたい。

子どもたちと料理をしながら、私も一緒に「なりたい大人」へ近づいていきたいと思います。

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