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【子どもの健康投資】シェフ☆きっずとは?料理を通して「生きる力」を育てる子ども料理教室


「子どもに料理をさせるのは、まだ早いかな」

「包丁や火を使わせるのは怖い」

「家で一緒に料理をすると、結局こちらが手を出してしまう」

子育てをしていると、そんなふうに思うことがあるかもしれません。

私自身、管理栄養士として「食べること」の大切さを伝えてきました。

けれど、シェフ☆きっずに出会ってから、料理には栄養だけではない大きな価値があることを、改めて実感しています。

料理は、子どもの未来への健康投資。

それは「体に良いものを食べる」という意味だけではありません。

考える力、自信、コミュニケーション力、自立する力。

料理には、子どもがこれから生きていくために必要なたくさんの力が詰まっています。



シェフ☆きっずとは?子どもが主役の料理教室

料理教室

シェフ☆きっずは、子どもたちが自分で料理に挑戦する子ども料理教室です。

私が特に魅力を感じたのが、

「手を出さない・口を出さない・目をかける」

という考え方です。

これが、実際にやってみるとなかなか難しい。

大人からすると、

「そこじゃないよ」

「もっと小さく切って」

「こうした方が早いよ」

と、つい言いたくなります。

私も普段料理をしているからこそ、先が見えてしまいます。

「こうした方がきれい」

「そのやり方だと時間がかかる」

そう思う瞬間は何度もあります。

でも、そこであえて待つ。

子ども自身が考える時間をつくります。

すると、大人が想像していなかった方法を思いついたり、失敗して自分でやり直したりする。

その姿を見ていると、

料理を教えているのではなく、子どもが成長する場所をつくっているんだな

と感じます。

「できた!」が子どもの自信になる

料理には、結果が目に見えるという大きな魅力があります。

切る。

混ぜる。

丸める。

焼く。

盛り付ける。

一つひとつの作業を積み重ねると、最後には一つの料理になります。

そして、

「自分で作った!」

という結果が残ります。

この経験は、子どもにとって想像以上に大きいものです。

レッスンをしていると、最初は少し不安そうだった子が、料理が完成する頃には誇らしそうな表情をしていることがあります。

「できた!」

「家でも作りたい!」

そんな言葉を聞くと、私もうれしくなります。

実際に、レッスン後に家でもう一度料理を作ってくれたという話を聞いたことがあります。

教室の中だけで終わらず、

「自分にもできる」という気持ちが、家庭での行動につながっている。

これは、料理以上の価値だと思っています。

料理は最高の「生きる力」のトレーニング

料理をしていると、子どもは頭も体もたくさん使います。

「何から始めよう?」

「この材料を何個に分ければいい?」

「あと何分?」

「味が薄かったらどうする?」

料理中には、小さな問題が次々に起こります。

つまり料理は、自然な形で考える力を使う体験です。

さらに、友達と一緒に料理をすれば、

「私がこれをするね」

「次お願い」

「一緒にやろう」

と、コミュニケーションも生まれます。

時には、思い通りにならないこともあります。

でも、それも大切な経験。

学校の勉強とは少し違う、正解が一つではない学びがあります。

AIがどれだけ進化しても、自分の手で触れ、香りを感じ、味を見て、人と相談しながら何かを完成させる経験はなくならないと思っています。

管理栄養士として感じる「食育」以上の価値

私は管理栄養士なので、もちろん栄養も大切にしています。

たんぱく質、野菜、ビタミン、食物繊維。

子どもたちには、いろいろな食材に触れてほしいと思っています。

でも、子ども料理教室を始めて感じたのは、

食育は「栄養を教えること」だけではない

ということでした。

例えば、自分で触った野菜。

自分で切った野菜。

自分で味付けした料理。

それだけで、食べ物との距離がぐっと近づくことがあります。

「この食材には○○という栄養があります」

と説明することも大切です。

でも、

「自分で作ったから食べてみよう」

という気持ちが生まれることも、立派な食育だと思うのです。

食べることを楽しいと思える。

食べ物に興味を持てる。

自分で食事を作れる。

長い人生で考えれば、これらはすべて健康を守る力になります。

親が手を出さないことも、子どもへの投資

子どもが一生懸命やっている姿を見ると、助けたくなります。

特に時間がかかっていると、

「代わってあげようか?」

と言いたくなる。

けれど、大人が先回りすると、子どもの「できた」を奪ってしまうことがあります。

少しくらい形が不揃いでもいい。

少しくらい時間がかかってもいい。

失敗してもいい。

自分で考え、自分で完成させる。

私は、そんな経験をたくさん積んでほしいと思っています。

大人が全部整えてあげることだけが、子どものためではありません。

信じて待つことも、未来への投資です。

子どもの未来への「健康投資」は食卓から始まる

健康投資というと、

運動をする。

健康診断を受ける。

栄養バランスの良いものを食べる。

そんなことを思い浮かべるかもしれません。

もちろん、どれも大切です。

でも私は、

子どもの頃から「自分で食べるものを考え、自分で作る経験をすること」も、とても大きな健康投資だと思っています。

料理ができれば、大人になったとき自分の体を自分で守ることができます。

そして料理を通して、

「やってみたい」

「できた」

「もう一回やりたい」

という気持ちを育てることができれば、それは料理以外の場面でも子どもの背中を押してくれるはずです。

私がシェフ☆きっずで届けたいのは、料理の技術だけではありません。

子どもたちが、

「自分で考えて、自分でやってみる」

そんな経験ができる場所。

料理が完成したときの、ちょっと誇らしそうな顔を見るたびに、

「この経験が、いつかこの子の力になってくれたらいいな」

と思います。

一回の料理教室で、人生が大きく変わるわけではないかもしれません。

でも、小さな「できた」を積み重ねることはできます。

食べる力。

考える力。

人と協力する力。

そして、自分を信じる力。

料理を通して育つそのすべてが、子どもの未来への健康投資なのだと思っています。


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