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ZINE『浜の湯にて』

8/29に開催されたZINEフェス茨城で見事に完売したKana Kawasakiさんの作品『浜の湯にて』をあらためてご紹介!

茨城県大洗町にある創業100年を超える民宿 浜の湯。
とても趣きのある銭湯が併設されていたのだが、機械の故障に伴い昨年惜しまれつつも銭湯部分は閉業してしまった。

このZINEはその銭湯の写真やご主人の言葉、今も営業している民宿や町の風景などの貴重な記録がアーティスティックにまとめられている。

Kanaさんの作風は日本の古き良き物を愛で、そこから読み取れる社会背景やメッセージが盛り込まれている。写真に独自の可愛げやシュールさがといった持ち味が加わって説教臭くないところがとても良い。

今回のZINEはここ数年のKanaさんの活動の結実とも言えるんじゃないだろうか。
もしWikipediaでKanaさんのページを作るなら「2026年8月 自身初のZINE『浜の湯にて』発刊」と記載したい!

ZINEフェスの来場者さんから言われて気付いたのだけど、浜の湯の壁には教会が描かれている。銭湯の壁と言えば大きな富士山が定番だが浜の湯のしかも女湯側に教会の絵。(私は現地に行ったことがあるが気に留めなかった。)
関係者がクリスチャンなのか、絵師さんの意思なのかはわからないが何か意味があるような気がする。

ZINE本文の中でも触れられているように、大洗は漁港として栄えた街。浜の湯の客層は漁師さんたちも多かったそうだ。
一方で女たちは安全と大漁を祈りながら湯に浸かったのだろうか。

そんな女湯の写真はポストカードにもなっているので、ZINEフェスで見逃した方はKanaさんの ネットショップ もぜひご覧ください!

ジンフェスで売り子をやらせていただいて、自分だけの目線では気付なかった「作品の見方」「目の付け所」を来場者さんと直接お話できて心底楽しかった。

私は基本テンパっているので「銭湯の写真集です!」とか昭和のエロ本みたいな呼び込みしてたけど、大好きなKana Kawasakiさんの初のZINE『浜の湯にて』の制作と販売に携われて心から感謝している。

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