〝noteラジオ〟地域の今を、Jack Kate Yeohの言葉で語る。第八話 秋田市 お菓子の博進堂 「伝統 途絶えさせない」
こんにちは。Jack Kate Yeohです。
それでは今日も、地域の今を、一緒にめくっていきましょう。
※本記事では、秋田魁新報2026年8月23日付掲載記事を引用し、感想・考察を加えています。
【番組について】
はじめに
いつか本当のラジオで、自分の番組を持ちたい。
そんな小さな夢に背中を押してくれたのが、敬愛するリリー・フランキーさんの『スナック ラジオ』と、CHARRY HOY(保泉久人)さんの『LUNCH TIME STEPS』です。
このシリーズは、その憧れから生まれた私なりの「文字のラジオ」。
秋田魁新報の地域版の記事をきっかけに、地域で感じたことや未来への想いを、一人の地域づくりに携わる者として、ラジオで語りかけるように綴っていきます。
ここでお話しする内容は、すべてJack Kate Yeoh個人の考えです。
どうぞ、コーヒーを片手に、車を走らせながら、あるいは家事の合間に。ラジオを聴くような気持ちで、お付き合いください。
みなさん、こんにちは。
「noteラジオ 地域の今を、Jack Kate Yeohの言葉で語る。」
今日も秋田魁新報の地域版を一枚めくりながら、地域の今を、一緒にめくっていきましょう。
秋田のニュースから、私が「これは面白い」と感じた話題をお届けします。
秋田市旭南に、創業80年余りの歴史を持つ老舗菓子店「お菓子の博進堂」があります。
その店を昨年2月、行政書士だった神達彰さんが引き継ぎました。
神達さんは、もともとは博進堂の常連客。
15年ほど前から、葬儀用のお菓子を購入するために度々店を訪れていたそうです。
先代の杉山良一さんから「やらないか」と声を掛けられ、店員たちからも強く勧められたことをきっかけに、異業種から菓子店の経営へ。
事業承継の手続きを進める中で、店の伝統や職人のこだわりに触れ、
「この店を途絶えさせてはいけない」
という思いが固まっていったといいます。
今回の記事を読んで、私が特に注目したのは、神達さんが「この店の強み」と力を込める二人の職人です。
質、見た目、食材選び。
どこにも妥協しない二人を、神達さんは「ザ・職人気質」と表現しています。
そしてもう一人。
店での勤務経験が最も長い店長です。
その勤務年数は、約35年。
「これからもお客さんへの丁寧なサービスや味は変わりません。良一さんもこだわっていたことです」
その言葉に、私は博進堂という店が守ってきたものの大きさを感じました。
もちろん、神達さんの決断力は素晴らしいと思います。
異業種から老舗菓子店を引き継ぐ。
言葉にするほど簡単なことではありません。
でも、その決断を支えたのは、長年にわたって先代の想いを受け継ぎ、菓子作りや接客に妥協せず店を守ってきた人たちだったのではないでしょうか。
「事業を継ぐ」という言葉の中には、数字や建物、商品だけではなく、そこに働く人、職人の技、店の空気、そして先代から続く想いまで含まれている。
今回の博進堂の話は、そんなことを教えてくれるように思います。
秋田には、長い時間をかけて地域に根を張ってきた店や会社がたくさんあります。
その一つひとつに、守ってきた人がいて、受け継ぐ人がいる。
未来のためにできること。
それは、新しいものを生み出すことだけではないのかもしれません。
今まで誰かが大切に守ってきたものを、次の誰かへつなぐこと。
それもまた、地域の未来をつくる大切な一歩なのだと思います。
今回の〝noteラジオ〟は、秋田市旭南「お菓子の博進堂」から。
そして最後に、今日の一言。
「未来に残るのは、建物や商品だけじゃない。そこに込められた、人の想いだ。」
それでは今日はこの辺で。
地域の今を、
Jack Kate Yeohの言葉でお届けしました。
いつの日か、本当のラジオでも、こんなふうに地域の話ができる日を夢見ながら。
また次回、お会いしましょう。
※今回の内容は、秋田魁新報に掲載された地域記事をきっかけに、私自身が感じたことや考えをお話ししたものです。詳しい内容は、秋田魁新報をご覧ください。
そして最後に。
日本新聞協会主催「新聞広告賞」、2年連続受賞。
秋田魁新報社の皆さま、本当におめでとうございます。
地域にある大切なものを見つめ、
それを言葉にして、伝えていく。
それもまた、「伝統を途絶えさせない」ための、大切な仕事なのだと思います。
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