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〝noteラジオ〟地域の今を、Jack Kate Yeohの言葉で語る。第九話 「ANIGIRI――地域の未来を、おにぎりに。」     

こんにちは。Jack Kate Yeohです。
それでは今日も、地域の今を、一緒にめくっていきましょう。
※本記事では、秋田魁新報2026年9月5日付掲載記事を引用し、感想・考察を加えています。

【番組について】

はじめに

いつか本当のラジオで、自分の番組を持ちたい。
そんな小さな夢に背中を押してくれたのが、敬愛するリリー・フランキーさんの『スナック ラジオ』と、CHARRY HOY(保泉久人)さんの『LUNCH TIME STEPS』です。
このシリーズは、その憧れから生まれた私なりの「文字のラジオ」。
秋田魁新報の地域版の記事をきっかけに、地域で感じたことや未来への想いを、一人の地域づくりに携わる者として、ラジオで語りかけるように綴っていきます。
ここでお話しする内容は、すべてJack Kate Yeoh個人の考えです。
どうぞ、コーヒーを片手に、車を走らせながら、あるいは家事の合間に。ラジオを聴くような気持ちで、お付き合いください。

みなさん、こんにちは。

「noteラジオ 地域の今を、Jack Kate Yeohの言葉で語る。」

今日も秋田魁新報の地域版を一枚めくりながら、地域の今を、一緒にめくっていきましょう。

秋田のニュースから、私が「これは面白い」と感じた話題をお届けします。

今日取り上げたいのは、北秋田市阿仁の話です。

新聞に、こんな記事が載っていました。

「阿仁学園、内陸線と連携。シカ肉おにぎり、中学生が地元PR」

阿仁学園の生徒たちが考えたのは、
地元産のお米に、シカ肉のしぐれ煮を入れたおにぎり。

その名も、

「ANIGIRI(アニギリ)」

阿仁だから、アニギリ。

思わず「なるほど」と笑ってしまうネーミングです。

しかも、このおにぎり。
8月16日の販売では、用意された100個が20分足らずで売れたそうです。

でも、私がこのニュースで面白いと思ったのは、
おにぎりが100個売れたことだけではありません。

この「ANIGIRI」は、
阿仁学園の生徒たちが、秋田内陸線を訪れる外国人観光客に阿仁地域を知ってもらう方法として考えたアイデアから生まれました。

そして、このアイデアは、
秋田魁新報社が主催する「秋田活性化中学生選手権」で最優秀賞を受賞。

しかも阿仁学園は、これで3年連続の最優秀賞です。

これは、すごい。

阿仁学園は2023年、阿仁合小学校、大阿仁小学校、阿仁中学校の3校が統合して誕生した義務教育学校です。

9学年の縦のつながりを生かしながら、
「自ら学ぶ」「共に高め合う」「精いっぱいやり抜く」という「みとせ」の学びを掲げています。

そして、その学びが、
学校の中だけで終わっていない。

地域のことを調べる。

地域の企業を訪ねる。

地域の課題を考える。

そして、自分たちのアイデアを、
自分たちの言葉で発表する。

阿仁学園では、こうした「アウトプット」を大切にしたふるさと教育が行われています。

私は、ここが一番大事なんじゃないかと思っています。

地域を好きになってもらうために、
「阿仁はいいところだよ」と大人が子どもたちに教える。

それだけではなく、

「じゃあ、阿仁の魅力をどうやったら誰かに伝えられるだろう?」

と、子どもたち自身に考えてもらう。

そして、その答えが、

「おにぎりだった。」

これが、面白い。

しかも阿仁のお米に、
阿仁ならではのシカ肉を組み合わせる。

そこに「ANIGIRI」という名前を付ける。

さらに秋田内陸線と連携して、
阿仁合駅で実際に販売する。

もう、立派な地域づくりです。

提案した生徒たち自身が商品の説明や受け渡しにも参加しました。

考えて終わりではない。

発表して終わりでもない。

自分たちのアイデアが、本当に誰かの手に渡るところまでやってみる。

これは、子どもたちにとって、
ものすごく大きな経験になると思います。

そして、こうした活動を見ていると、
阿仁学園は、もう阿仁地域にとって単なる「学校」ではないのかもしれません。

地域の魅力を見つけ、
地域の課題を考え、
地域の未来を発信してくれる。

そんな存在になっている。

私は、阿仁学園を、
「地域の誇り」
と呼んでもいいのではないかと思います。

もちろん、子どもたちだけで地域を変えることはできません。

だからこそ、これからも学校の中だけではなく、
もっともっと地域の中に入っていってほしい。

農家さんと話してみる。

商店の人と話してみる。

内陸線の人と一緒に考えてみる。

観光に関わる人と考えてみる。

そして、大人たちも、
子どもたちのアイデアを「子どもの発想だから」と終わらせない。

一緒になって、

「それ、やってみようか。」

と言える地域であってほしい。

子どもたちが地域を学ぶ。

地域の大人が子どもたちから学ぶ。

そして、一緒につくっていく。

それが、本当の意味での「地域との共創」なのだと思います。

阿仁学園の「ANIGIRI」。

たった一個のおにぎりから始まった話ですが、
その中には、

地域を知ること。
地域を好きになること。
そして、地域の未来を自分ごととして考えること。

そんな大切なものが、
ぎゅっと握られているように感じます。

次は、どんな「アニギリ」が生まれるのでしょう。

そして、子どもたちが次に握るのは、
どんな地域の未来なのでしょう。

私は、これからも楽しみに見ていきたいと思います。

今日の〝noteラジオ〟は、
北秋田市阿仁から、

ANIGIRI――地域の未来を、おにぎりに。

でした。

それでは今日はこの辺で。

地域の今を、
Jack Kate Yeohの言葉でお届けしました。

いつの日か、本当のラジオでも、こんなふうに地域の話ができる日を夢見ながら。

また次回、お会いしましょう。

※今回の内容は、秋田魁新報に掲載された地域記事をきっかけに、私自身が感じたことや考えをお話ししたものです。詳しい内容は、秋田魁新報をご覧ください。


コングラボード頂きました。


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