31歳、既婚、子持ち。メイドさんになることになりました。
まさか、こんなタイトルの記事を書く日が来るとは思っていなかった。
31歳、既婚、子持ち。
このたび、コンセプトカフェのキャストとして採用していただきました。
つまり、メイドさんになります。
私はもともと、コンカフェが好きだった。
可愛い衣装を着たキャストさんと話したり、それぞれのお店が作っている世界観を楽しんだり。
お客さんとして遊びに行くたびに、「こういう場所っていいな」と思っていた。
そのうちに、少しずつ思うようになった。
「私も、こっち側に立ってみたいな」
でも、同時に「今さら無理だろうな」とも思っていた。
31歳だし、結婚しているし、子どももいる。
コンカフェで働いている人たちを見ると、自分よりずっと若い子が多い。
「こんな年齢で応募していいのかな」
そんな気持ちもあった。
それでも、ある日ふと思った。
やってみたいなら、とりあえず応募してみればいい。
採用されるかどうかは、その後考えればいい。
そう思って応募した。
そして今日、面接に行った。
結果は、即採用だった。
正直、驚いた。
しかも、面接のときに実際の制服を試着させてもらった。
鏡の前でメイド服を着た自分を見ながら、
「本当に私、メイドさんになるんだ」
と、なんだか不思議な気持ちになった。
もちろん、まだ採用されたばかり。
実際には一日も働いていない。
これから働き始めてみたら、楽しいことばかりではないかもしれない。
思っていたより大変だと感じるかもしれないし、向いていないと思うことだってあるかもしれない。
だから、今の時点で「夢が叶った」と言い切るつもりはない。
それでも、今回のことで嬉しかったことがある。
それは、
「この年齢になっても、夢を追っていいんだ」
と思えたことだ。
結婚して、子どもが生まれて、30代になって。
いつの間にか私は、「もう若くないから」とか「今さら無理だから」と、自分で自分の可能性を狭めることが増えていた。
何かを始めるときに、年齢や立場を理由に諦めることもあった。
でも、31歳でも応募していい。
既婚でもいい。
子どもがいてもいい。
やってみたいと思ったことに、挑戦していい。
もちろん、すべての夢が叶うわけではない。
環境によって難しいこともあるし、挑戦した結果、うまくいかないこともある。
それでも、「やってみたい」という気持ちまで年齢を理由に諦めなくてもいいのだと思った。
今回、私を受け入れてくれたお店には本当に感謝している。
「コンカフェが好き」という、お客さんとしてのただの「好き」が、いつの間にか「自分もやってみたい」に変わって、とうとうキャスト側になった。
人生って、本当に何が起こるかわからない。
まだ始まってもいないから、これからどうなるかはわからない。
それでも今は、ただ嬉しい。
31歳になった私にも、まだ「やってみたい」と思えるものがあったこと。
そして、その気持ちを実際の行動に移せたこと。
何歳になっても、好きなものを好きでいていい。
やってみたいことがあるなら、挑戦してみてもいい。
夢を追うのに、遅すぎる年齢なんてないのかもしれない。
ということで。
31歳、既婚、子持ち。
私はこれから、メイドさんになります。
まずは一日目を、楽しみにしています。
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