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相川七瀬以降のGIRL'S ROCK特集

 今回は同僚通信第118号(2021年9月27日発行)からの再構成です。これもデータが飛んで、紙からの人力再入力・・・。


1 夢見る少女じゃいられない(相川七瀬)
2 Sweet Emotion(相川七瀬)
3 彼女と私の事情(相川七瀬)
4 secret base~君がくれたもの~(ZONE)
5 Still for your love (rumania montevideo)
6 ジェットにんぢん(GO!GO!7188)
7 夜明けの流星群(SCANDAL)
8 BYE BYE (SHISHAMO)
9 Bubble (BAND-MAID)
10  星の行方(absentmindedness)
11  カスケード(UNLIMITS)
12  It's a Small World (Chelsy)
13  星丘公園(Hump Back)
14  マイクロフォン(the peggies)
15  オシャレ大作戦(ネクライトーキー)
16  カセットテープ(MINT mate box)
17  青い(ポルカドットスティングレイ)
18  MONSTER(NEMOPHILA)

  前号での予告として「2000年代以降の~」という表現をしたのですが、そのしばりで選曲してみたところ、何か非常に欠落感のあるプレイリストになってしまい、「そういえば、このジャンルのド派手な存在を忘れてたな」ということで、90年代後半に華々しい活躍をした相川七瀬を分岐点として、根本から選曲をやり直したらこんな感じになりました。後半は知らない曲のオンパレードかと思いますが、まあ、新規の曲を取り入れるのもたまにはいいですよね。このGIRK'S ROCKシリーズ、当初は3部作で構想していたのですが、ギュッと濃縮して今回で完結とします。11~17は私が複数回ライブに足を運んでいるバンドになります。


 1~3は、私の神様がプロデュースしていた時代の相川七瀬。2019年3月発行の第31号で「90年代後半のJ-POP特集」をお届けした時に、全18曲中のラスト5曲に相川七瀬を選曲していました。その時にもこの3曲は選んでいるのですが、私が「相川七瀬ベスト3」を選ぶとこうなります。「恋心」が最大のヒット曲ということはわかっているのですが、「好きな曲を3つ」となるとこうなりますね。別に3曲に絞らなくてもいいんですが、それだと変わり映えしないので・・・。

 1は、1995年発売のデビュー曲。私は、神様のファンクラブ会報によって彼女のデビューを事前に知りました。1983年からずっと神様の作品を追いかけてきた人間としては、「相川七瀬デビュー」はかなりワクワクする出来事でした。

 古くはTUBEのサウンドプロデュースとか誰も知らない女性ボーカリスト杉本誘里のプロデュースとか清水宏次朗のプロデュースとかやってきている神様ですが、売り上げ的にはTUBEとポンポコリン以外鳴かず飛ばずという成績が続いていました。相川に関しては、それまで自分の楽曲以外でほとんど作詞を手掛けたことのない神様が率先して作詞もしていて、相当気合入ってるなという印象でした。「全面プロデュース」というのも彼女が初めてのチャレンジでしたし。それまでのプロデュースと言えば、曲を作ってアレンジをしてミュージシャンを集めて録音して・・・くらいまでのお仕事がほとんどでしたが、相川においては、詞も書くし、PVにも関与し、CDジャケットの写真も選定し、本当に全面的にプロデュースしていました。その際のコンセプトが「前向きじゃないダークロック」というもので、一時期のビーイング勢の真逆を行くスタイルでした。あんな風にメジャーな存在になるとは予想できませんでしたけどね。


 2は、1997年発売の7thシングル。アルバムバージョンで。


 3は、私が最も好きな曲(1988年)であり、神様の声が随所に入っているので、私にとっては聴きどころ満載です。



 4は、メンバー全員が札幌出身のバンドZONEです。紅白にも何度か出るくらいの人気を博したバンドですから、皆さんの記憶にも残っていますよね。全員女子ですね。初期の活動形態については、ウィキペディアの記事を引用します。

デビュー時には、「バンド」でもなく、また「アイドル」でもない、音楽ユニットの新ジャンル「バンドル(BANDOL)」として売り出される。当初は楽器の演奏力はなく、1stシングルと2ndシングルはパフォーマンスの一環として楽器を持っているのみだった。しかし、3rdシングルからは本格的に楽器演奏を始め(4thシングルを除く)、最終的には実力派ガールズバンドとしても注目されるようになった。

その3rdシングルである「secret base」は2001年の発売で、「キッズ・ウォー3」というドラマの主題歌でした。個人的にこの曲については、オリジナルよりも、後述するSCANDALというバンドによるカバーバージョンの方が好きなんですよね。アレンジはそれほど違っていないのですが、最後の最後でカッコいい部分があるんですよ。(以前書いた「邦楽カバーズ平成編」で一度紹介済みですので、気になる方は聴き比べてみてください。3分55秒くらいのところです)


 ZONEというバンド自体にそれほどの思い入れはありませんが(もう1曲だけ好きな曲がありますけど)、途中でバンドを脱退したTAKAYOの声がけっこう好きで(1番のAメロで「出会いはふとした瞬間~」と歌っているのが彼女です)、2007年にインディーズから出したソロアルバムは買いましたし、その発売に際して行われたインストアイベントにも、当時滝川にいた私がわざわざ札幌に出向いて参加しました。いつか何かの企画で彼女の曲も紹介してみたいと思います。



 5は、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマに使われた曲(1999年)。ルーマニア・モンテビデオという変わった名前のバンドですが、私はこのバンドが大好きでした。ちょうど滝川西に異動した年で、この曲の入ったアルバムが、バドミントンの全道大会(確か名寄だったような)に出発する日に発売(厳密には店着日)で、出発直前に通り道にあるTSUTAYAに寄ってアルバムを購入したという記憶があります。このバンドはボーカル兼ドラムとベースとキーボードが」女性でした。で、ボーカルとギターが姉弟という関係でした。昨年の3月に再結成ワンマンライブを実施予定でしたが、コロナ禍のために中止になりました。(令和8年加筆)昨年の春と、今年の5月に東京でライブを見てきました。

ライブレポはこちら↓


 6のGO!GO!7188は、これまでに何度か取り上げてきましたが、今回の曲は2000年発売のセカンドシングルです。初期の名曲ですね。ウィキペディアにも詳しく載っていませんが、私の記憶だとメンバーの知り合いが「ジッタリンジン」を「ジェットにんぢん」と聞き間違えたという実話を元に作った曲だったはず。実際歌詞の最後に♪昔流行った歌手の名前はジッタリンジン、というフレーズが出てきます。実はこの歌詞が元で当時活動中だったジッタリンジンと疎遠になってしまったというエピソードもあるそうです。その後和解したそうですが。このバンドのライブには一度も行ったことがありませんが(スカパーなどの音楽チャンネルでは何度も見ています)、一度は見てみたかったですね(解散は2012年)。再結成とかしてくれたら、ぜひ見に行きたいです。ちなみにこのバンドは3人編成で、ドラムのみ男性でした。


 7のSCANDALもこれまでにいくつか紹介しています。一番好きな曲は亀田誠治プロデュースのシングル「Departure」で、これは何度か選曲しているので今回は外して「Departure」の次にリリースしたシングルにしました(2014年)。ポケモンの映画主題歌に使われているので、聴いたことのある人はいるかもしれませんね。一応主題歌効果もあってか彼女ら最大のヒット曲になっているようです。この曲もアレンジは引き続き亀田誠治です。このバンドは全員女子で、私はメインボーカルの人よりもたまに歌うベースのTOMOMIの声が好きです(この曲ではAメロの後半を歌っています)。以前「メインボーカルじゃない人が歌う曲特集」をやったときに、彼女がリードボーカルの曲を紹介しています。


 8のSHISHAMOも全員女子ですよね。2017年の夏にリリースされたシングル。世間的な認知度はそんなに高くない気もしますが、個人的にはけっこう好きな曲で、発売当時ゲオでシングルを借りて自分のプレイリストに入れて聴いていました。



 9のBAND-MAIDについては、ご存じない方も多いかと思います(ていうかこの後の曲はほとんど・・・)7月6日にオンエアされた「マツコの知らない世界」<ガールズバンド編>でもけっこうきちんと紹介されていたバンドです。私がこのバンドを知ったのはたぶん2016年ごろで、私の大好きなバンドUNLIMITS(後述します)のボーカル清水葉子がこのバンドと一緒に撮った写真をインスタにあげているのを見て興味を持ったんですよね。その後ゲオでCDを数枚借りたりして聴いてはみたものの、いまひとつのめりこめずにいました。それが、2019年の1月にシングルとしてリリースされたこの曲を初めて聴いたときには、イントロで既に心を掴まれていました。ていうか、歌よりもイントロが一番好きかもです(笑)。世にたくさんあるガールズバンドの中でもかなりメタル寄りの音作りになっています。5人編成で全員女子。


 10のabsentmindedness(アブセントマインデッドネス)に関しては、今回最もマイナーなバンドかと。何しろマイナーすぎてこのバンドにはウィキペディアも存在しませんから。私の記憶を頼りに書くしかないわけですが、このバンドに出会ったのは、たしかアマゾンのおすすめで表示されて(ちょうどUNLIMITSを知ってアマゾンで過去の音源を買いまくっていた時期でした)、軽い気持ちでYouTubeで動画を見てみたらボーカルの声が私にはどストライクで、すぐにハマりました。愛知県で活動するインディーズバンドで、ギター&ボーカル、ベース、ドラムの3人編成(全員女子)。ほとんどの曲はボーカルのエイミーが作っていたはず。セカンド&サードアルバムは買いました。サードが出た後にエイミーが結婚することになり、活動は休止しました。以前は公式HPとかあったはずなんですが、今は検索しても出てこないので、HP自体が消滅しているようです。特に公式発表もなかった気がするんですが、実質的な解散ってことですかねえ。残念ですけど、バンド名が長くて言いにくいので、自分たちを「デッドネス」と呼んでいました。何かの企画で別の曲を紹介したことがあったと思いますが、その時の曲が一番好きな曲で、この曲は2番目に好きなものです。(令和8年加筆)この文章を書いてから、5年ほど経過していますが、今年になってこのバンドに動きが出ています。absentmindedness本体の活動はまだですが、エイミーが別のバンドのフィーチャリングボーカルで曲をリリースしたのです。彼女たちのSNSにもちょっとした動きがあり、そう遠くない未来に活動再開のアナウンスがあるのかも、と期待しているところです。



 11のUNLIMITSは、これまでにも何度か言及したことがあったと思いますが、私が最も好きなバンドです(←現在は1番ではないけど、大好きなバンドということは変わっていません)。ただ、活動があまり活発じゃないので、ファンとしては寂しい限りです。札幌でのライブは過去2回見に行きました(ほぼ最前列)。私がこのバンドの存在を知ったのは、2011年の初め頃だったと思います。ネット上の友人にブログを通じて教えてもらったんですが、「蒼」という曲のPVを見て一気にハマりました。その曲が入っているミニアルバムをレンタルで借りて聴いたらどの曲も良くて、それ以外の音源も片っ端から買いまくりました。とはいえ、そんなにたくさんは出ていなかったので、アマゾンで買ったり、ヤフオクで中古を見つけたりで、シングルも含めて入手できるものはすべて入手しました。そしてそこからの毎日はまさにUNLIMITS漬けでした。通勤の車中では朝も帰りもずっとUNLIMITSばかり聴いていました。そうこうしているうちにSONYから初のフルアルバムが発売になり、それもヘビロテしました。今回の曲は、2012年のシングルで、アニメ「NARUTO」のエンディングテーマに使われました。このバンドは4人編成で男女半々です。



 12のChelsyは、2018年に解散していますが、一時期はかなり入れ込んでおりました。3人編成で全員女子で、私はドラマーのAMIが一番好きでした。私がこのバンドを知ったのは、2014年の夏頃で、その年の秋にメジャーデビューシングルが発売になり、北海道にインストアイベントなどで来るのを心待ちしていたのですが、一向に来る気配がないので、しびれを切らして2015年尾春に東京渋谷で行われたワンマンライブを見に行きました。ちょうど今の学校に赴任した年のことです。

 中井先生やまゆみ先生は覚えていますかね、我々が赴任した春休みの月曜日にホントは全員そろって新任者の挨拶を全体でするはずが、私一人「所用があって月曜日はお休みします」ということで年休を取ったため、予定が一日遅れたことを。そろそろ時効かと思って今頃カミングアウトしましたが、まだ捕まりますか?(笑)この時のライブが日曜日の夜だったので、翌日月曜日の飛行機で帰ってきたんです。そもそもこのチケットを取ったのは異動が決まってもいない時期だったので・・・というのは言い訳ですかね。今回選んだ曲は2016年リリースのセカンドミニアルバムに入っている曲です。このCD自体が渋谷のタワレコでしか販売しない(しかも通販もしない)という困った売り方で、私はこの年の5月の連休に東京に行って、上野のライブハウスで小規模に行われた音楽フェスでChelsyを見てきました。その時の物販でこのCDを買って、「札幌から見に来ました」って売り子さんに言ったら、わざわざメンバーを呼んできてくれて全員にサインをしてもらったのは良い思い出です(前にもたぶん書きましたが)。解散がとっても残念なバンドでした。

↑It's a Small Worldの動画は見つからないので別の動画を・・・。


 13のHump Backも前述のマツコの番組でちょこっと紹介されていました。3ピースのガールズバンドです。2017年発売のミニアルバムに収録されている曲で、この曲のPVをたまたま見て、心に衝撃が走り、タワレコに行ってCDを買い、その後札幌でのライブにも参戦し、一時期はよく聴いていました。


 14のthe peggiesもやはり3ピースのガールズバンド。2018年初頭に発売のミニアルバムのあたりで知って、その後に展開した全国ツアーの札幌公演を見に行き・・・という流れでファンになっていきました。この曲は2019年発売のアルバムに収録されている曲です。



 15のネクライトーキーは、つい最近ライブハウスで見てきました(3回目)。ボーカルとベースとキーボードが女子でギターとドラムが男子です。このバンドを知ったのは2018年の暮れあたりで、その少し後にインディーズでファーストアルバムが出て、全国ツアーがあって札幌のライブに行き、2020年にメジャーデビュー・・・という流れです。この曲はファーストアルバムに収録されている曲で、ライブでも一番盛り上がる曲です。後半の歌詞で、

相槌したって 返事とは中身が無いのなら意味がないんだ
「想像上ではできた」それの半分もできないまま
涙が出たって 大人なら誰にも見せないで終わらせないと
そうやって嘘もつく ちょっとオシャレでしょ?
反吐が出るなあ

という部分があり、「反吐が出るなあ」のところを楽しみにいつも聴いています。


 16のMINT mate boxについては、これまでもさんざん書いてきたので、復唱はしません。2019年に解散しました(その解散ライブを代官山のライブハウスで見てきました)。この曲は2018年にリリースした「ideal」というCDに収録されています。このバンドはギターのみ男子でした。(令和8年加筆)このバンドのベースを弾いていたやすだちひろは、その後Klang Rulerに加入して、現在バンドのメインボーカルの一人として、生き生きと活動しています。

↑「カセットテープ」の動画はないので、別の動画を。


   17のポルカドットスティングレイは、ボーカルのみ女子です(4人編成)。フェスで見たのも入れると4回はライブを見ています。今年の5月にリリースされたミニアルバムに収録されている曲。アニメ「ゴジラS.P.」のエンディングでも使われました。


 最後の18のNEMOPHILA(ネモフィラ)は、前述のマツコの番組で知ったバンド。その番組にSHOW-YAの寺田恵子と2人で出演していたのがこのバンドのギタリストSAKIでした(2024年にバンドを脱退していますが)。まだバンドとしての経歴は2年程度で、アルバムも発売されていません。このバンドはメタル路線で、5人全員女子。


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