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邦楽カバー特集(昭和歌謡編)(草野くんと吉井くんの「大都会」は絶品!)

 今回は同僚通信第43号(2019年6月3日発行)からの再構成です。

1 異邦人(TAK MATSUMOTO featuring ZARD) 
2 勝手にしやがれ(TAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志)
3 ダーリング(斉藤和義)          
4 哀愁でいと(PUFFY)             
5 恋一夜(Acid Black Cherry)         
6 星空のディスタンス(Acid Black Cherry)
7 木綿のハンカチーフ(綾瀬はるか)     
8 迷い道(柴田淳)                
9 ひまわり娘(チャカと昆虫採集)       
10 男達のメロディー(Birthday Suit)
11 恋のダイヤル6700(音速ライン) 
12 ひょっこりひょうたん島(GO!GO!7188)
13  キューティーハニー(GO!GO!7188)
14 ペッパー警部(GO!GO!7188)
15 飾りじゃないのよ涙は(GO!GO!7188)
16 六本木心中(JUJU)
17 ジェニーはご機嫌ななめ(Perfume)
18 赤頭巾ちゃん御用心(小泉今日子)
19 春一番(いきものがかり)
<ボーナストラック>20 大都会(草野マサムネ&吉井和哉)

 さて、今回は邦楽カバー集の第1弾で、オリジナルは昭和リリースの楽曲を集めてみました。当然第2弾も用意してあります。年代順に並べてもいまいち面白くないので、私のフィーリングで曲順を考えました。この順番はけっこう試行錯誤しましたよ。

 1は、この企画を思いついた初期段階で真っ先に頭に浮かんだ曲。B’zのギタリスト松本孝弘のソロ企画で、2003年リリースの「THE HIT PARADE」の中の1曲。オリジナルは1979年の久保田早紀。アラフィフ世代にはマストな懐メロですよね。

 2は、企画の当初には入れていなかったのですが、「そう言えば伊藤慎也先生はB’zのガチのファンだったな」と思い出して、急遽入れたのがこれです。だってメンツ的にこれはB’zですもんね。1と同じアルバムで、B’zのボーカル稲葉浩志を迎えて1977年の沢田研二の大ヒット曲をカバーしたもの。昨年、さいたまスーパーアリーナでのライブをドタキャンしてネットニュースで話題になっていましたが、1977年~1980年のジュリー快進撃は誰にも止められない状態でしたよね。時代の最先端を行くシンガーだったと思います。アラフォー世代だとそこらへんリアルタイムでは体験できていないと思うのでピンとこないかもしれません。

 3も沢田研二のカバー(1978年)。2007年発売の斉藤和義のアルバム「紅盤」に収録されています。NHK-BSで週末にオンエアされている「カバーズ」という音楽番組でも確か斉藤和義がこの曲を歌っていたはず。

 4は、副題にNEW YORK CITY NIGHTSとあるように元々洋楽のカバーです。田原俊彦のデビューシングルですけどね(1980年)。オリジナルはアメリカでアイドル的な人気を博したレイフ・ギャレットでした。私はこの曲のメロディやアレンジは好きでしたが、ボーカルの歌唱力がアレなので(笑)、あまり真剣に聴いたことはなかったかな。5は、今回のCDで最も新しい曲(ギリギリ昭和63年=1988年)。工藤静香の6枚目のシングルでした。それを今年の4月に解散を発表したビジュアル系バンドジャンヌダルクのボーカリストyasuのソロプロジェクトAcid Black Cherryがカバーしたものです。このABCはカバーアルバムを4枚リリースしていて、この曲は最初に発売した「Recreation」(2008年)に収録されています。アルバムの1曲目でした。ABCのカバーは全般的にクオリティが高いので他にもたくさんいい曲があります。

 5は、今回のCDで最も新しい曲(ギリギリ昭和63年=1988年)。工藤静香の6枚目のシングルでした。それを今年の4月に解散を発表したビジュアル系バンドジャンヌダルクのボーカリストyasuのソロプロジェクトAcid Black Cherryがカバーしたものです。このABCはカバーアルバムを4枚リリースしていて、この曲は最初に発売した「Recreation」(2008年)に収録されています。アルバムの1曲目でした。ABCのカバーは全般的にクオリティが高いので他にもたくさんいい曲があります。

 そして6もそのABCのカバーアルバム「Recreation4」(2017年リリース)に入っているもの。オリジナルはTHE ALFEEですよね(1984年)。アルフィーがブレイクしたのは1983年の「メリーアン」で、その頃私は大学に入学したばかりでした。イントロのキーボードのフレーズが当時人気のあったアメリカのバンド「ジャーニー」のヒット曲「セパレート・ウェイズ」のイントロにも似ていて私は大学のサークル会館のピアノでこの両曲のイントロを事あるごとに練習していました。そのせいで、2年になった時の大学祭で急遽「メリーアン」をぶっつけ本番で演奏することになり、私は無理やりキーボードを弾かされました(本来ドラマーなのに・・・)。当然イントロ以外は弾けないので最悪な出来でしたが。って「星空のディスタンス」に関係のない話をしてしまいました。「メリーアン」に続くシングルでしたね。

 7は、綾瀬はるかが歌っています!「え?CD出してたの!」という人が少なからずいそうな気がしますが、シングルを4枚出しているんですよ。そもそも私が綾瀬はるかという人物に興味を持ったのは、ドラマや映画ではなく、彼女の3枚目のシングル「飛行機雲」のPVを見て「こんな可愛らしい人がいるんだ」と思ったことからですので。存在は前から知っていましたが、特に接点がなくてスルーしていました。いつかその曲を紹介するために何らかのカテゴリーを見つけようと思います(「こんな人がCDを出していた!」というテーマを思いつきましたが他にいい曲を知らなかった・・・)。以前「CBSソニーpart1」にも入れた太田裕美(1975年)のカバーですが、2010年リリースのシングル「マーガレット」(表題曲はユーミン作曲、松本隆作詞のゴールデンコンビによるものです)に収録されています。綾瀬はるかと言えば、2017年のドラマ「奥様は取り扱い注意」におけるアクションとか、2018年のドラマ「義母と娘のブルース」における一風変わった母親っぷりが印象に残っています。

 8は、私が中学時代に大好きだった渡辺真知子のデビュー曲(1977年)ですが、それを原曲にかなり忠実なアレンジで柴田淳がカバーしています。柴田淳についてはこの曲を収録しているカバーアルバム「COVER 70’s」しか聴いたことがないのであまりお伝えすることもないのですが、2001年デビューですからなかなかのキャリアですよね。「青春の影」のカバーもなかなか良かったです。

 9は、PSY-Sのボーカルだったチャカが1991年にリリースしたソロプロジェクトの1曲。オリジナルは伊藤咲子で、デビューシングル(1974年)でした。当時私は小学4年生でしたが、子供心に「いい曲だな」と思っていました。このチャカのソロプロジェクトは全国ツアーも実施していたので、私は見に行きました。今はもうない「赤レンガホール」で。

 10は、以前「北海道出身のアーティスト特集」でご紹介した私の高校時代の友人がやっていたユニットBirthday Suitです。オリジナルは1979年のSHOGUN。ドラマ「俺たちは天使だ!」の主題歌としてヒットしました。ファルセット多めで歌っているのが私の友人、松崎真人です。1996年リリースのミニアルバム「Loser」に収録されていました。

  11は、滝川から札幌に転勤してきた頃によく聴いていた音速ライン。2008年リリースの阿久悠トリビュートアルバム「歌鬼(GAKI)」に入っていたものです。オリジナルはフィンガー5のシングル(1973年)。音速ラインは最近あまり聴かなくなりましたが、リリカルな世界観のわりにギターは相当歪んでいるというギャップが面白くて、アルバムが出るたびに買っていました。曲を作っているボーカルの藤井敬之は福島県在住です。

 12~15と4曲連続でGO!GO!7188の作品を入れちゃいました。今回のCDのテーマはこのバンドの音楽の魅力を布教する、ということでもあります。2000年にデビューして、2012年に解散してしまいましたので、もう存在していないバンドなんですが、私は大好きでした。生でライブを見たことはありませんが、スカパーなどの中継で見たことはあります。ボーカル&ギターとベース&ボーカルが女性でドラムが男性という3ピースバンドでした。オリジナルの曲にもいい楽曲はいくつもありますので、いつか紹介したいと思います。まず、12ですが、2000年発売のサードシングル「こいのうた」のカップリングでした。オリジナルはNHKの人形劇の主題歌です。私が生まれた1964年から5年間放送されたということなので、リアルタイムで見た記憶はありません。再放送で見たような記憶はありますけど。NHK人形劇で一番真剣に見たのは「真田十勇士」でした(その前にやっていた「新八犬伝」もそこそこ見ていましたが)。私の日本史好きはあの人形劇に育まれました。

ライブ映像も


13は、倖田來未のカバーが一番有名かと思いますが、それではあまり面白くないのですよ。2002年リリースのカバーアルバム「虎の穴」に収録のバージョンです。オリジナルは1973年のアニメ主題歌。いろんな人が歌っているので今どきの高校生でも知っている曲ですよね。

ライブ映像


14も同じ「虎の穴」からの曲。オリジナルは1976年発売のピンク・レディーのデビュー曲。このアレンジカッコよくないですか?


15は、2008年リリースのカバーアルバム第2弾「虎の穴2」に収録の曲。オリジナルは1984年の
のシングル。井上陽水のセルフカバーバージョンも良かったですよね。何年だったかは忘れましたが、年末のレコ大で陽水のカバーアルバムが企画賞か何かを受賞してそのパフォーマンスで安全地帯をバックにこれを歌った時のアレンジが最高にカッコ良かったです。この曲のアレンジは達彦さんや伊藤慎也先生あたりはニヤリとすることと思います。ある有名な洋楽の曲のリフをマッシュアップしていますので。

↑スタジオ録音のも聴いてみてほしいです。

 16の場所には相川七瀬バージョンを入れていたのですが、この流れで聴いてみるとちょっとボーカルにパンチが足りなかった(織田さんのギターはカッコいいんですが・・・)のでJUJUバージョンに差し替えました(2016年発売のシングル)。JUJUのカバーアルバムもいくつか出ていますが、この人のカバーもなかなかクオリティが高いので、次回の平成編にも入ると思います。オリジナルは1984年のアン・ルイスのシングル。原曲のアレンジは伊藤銀次ですが、ギターで参加しているのは織田哲郎の盟友、北島健二です。アン・ルイスも大学時代はレンタルレコードで借りてきてカセットに録音してよく聴いていましたね。

 17は、Perfumeがメジャーデビュー前に初めてプロデューサーに中田ヤスタカを迎えてリリースしたシングル「スウィートドーナッツ」に収録されていたもの。初期のライブでは必ずやっていましたね。そしてライブではこの曲のみ生歌でやっていたような・・・。この曲のオリジナルは1980年のジューシィ・フルーツのデビューシングル。近田春夫が作曲しています。

↑この動画、「堂本兄弟」の映像ですかね?生歌で歌ってますよ。しかもかなり初期のPerfumeです!

 18は、小泉今日子が1988年(昭和63年)にリリースしたカバーアルバム「ナツメロ」に収録されているもの。以前のCDでこのアルバムから「やさしい悪魔」を選んだことがありましたが、今回はレイジーの1978年のシングルのカバーにしました。ギターは野村義男。確かこの曲のベースは西村麻聡(Fence Of Defense)だったはず。思えばキョンキョンのアルバムで私が買ったものってこれだけだった気がします。シングルは何枚か買いましたが。要するに「学園天国」を演奏したメンバーでアルバムも作っちゃった的なノリだったと思います。前にも書いたかもしれませんが「やさしい悪魔」に入る前のデーモン閣下とキョンキョンとの寸劇が秀逸でした。

 19は、いきものがかりが初期のシングルのカップリングで必ずやっていたカバー曲のひとつで、5枚目のシングル「うるわしきひと/青春のとびら」(2007年)のカップリングです。オリジナルはキャンディーズのシングル(1976年)。

・・・残念ながらこの曲の動画もSpotifyのストリーミングも見つけられませんでした。Spotifyでは、「うるわしきひと」のシングルは配信されているのですが、「春一番」だけ再生できない仕様になっていました。なんでかな?

 そして最後がなぜ「ボーナストラック」扱いなのかというと、これが正式な音源ではないからです。You Tubeから拾ったものです。いつの録音かもよくわかりません。スピッツの草野マサムネとイエモンの吉井和哉が、クリスタルキングの「大都会」(1979年)を歌うという何とも面白い構図ですよね。草野くんがいかに歌が巧いかというのをみなさんに聴かせたくてついつい入れてしまいました。吉井くんが完全にウケに走ってますよね。


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