コラボレーション特集(桑田佳祐withユースケ・サンタマリアが意外と傑作なんです)
今回は同僚通信第92号(2020年9月14日発行)からの再構成です。
1 Dancing With My Fingers (MIYAVI vs 三浦大知)
2 Rock Kingdom (MAN WITH A MISSION Feat.布袋寅泰)
3 Chaos Drifters (SawanoHiroyuki[nZk]:Jean-Ken Johnny)
4 Be Affected (西川貴教×Fear, and Loathing in Las Vegas)
5 サヨナラバス(ゆず×back number)
6 It’s all Love! (倖田來未×misono)
7 BOMBER GIRL(近藤房之助&織田哲郎)
8 奇跡の地球 (桑田佳祐&Mr.Children)
9 MUSIC TIGER(桑田佳祐withユースケ・サンタマリア)
10 Fighter (中島美嘉×加藤ミリヤ)
11 BLACK DIAMOND(DOUBLE&安室奈美恵)
12 今夜はブギーバック(smooth rap)Remixed by 小山田圭吾(スチャダラパー)
13 Miss You(m-flo loves melody. & 山本領平)
14 くればいいのに (KREVA Feat.草野マサムネ)
15 BATTLE FUNKASTIC(HOTEI vs RIP SLYME)
16 幸せであるように(MCU Feat.浜崎貴司)
17 Girl (空音 Feat. kojikoji)
今回の特集は、今年の3月に作った「featuring特集」の続編みたいなものです。コンセプトはほぼ同じですが、featuringというワードを使う場合は、その右側に来るアーティストが「ゲスト」であり、主役は別にいる、という印象ですが、「vs」とか「&」で二者をつないでいる場合は、どっちがメインとかなくて、「同格」の扱いなのかなと勝手に思っています。
1は、最近よく林先生の「初耳学」という番組でBGMに使われていますが、2017年の曲です。ワールドワイドに活躍するギタリストMIYAVIのアルバム「SAMURAI SESSIONS vol.2」のリード曲であり、三浦大知との熱いバトルを繰り広げています。MIYAVIもいろんなアーティストとコラボしていますが、私としてはこの曲が最も親しみやすい曲だと思います。
2は、MAN WITH A MISSIONが今年7月にリリースしたシングルに収録されていた曲で、布袋寅泰がギターで参加しております。布袋さんの存在感あるギターが彩を添えていますが、これはやはり「featuring」という形になりますよね。
3は、そのマンウィズつながりで、<SawanoHiroyuki[nZk]:Jean-Ken Johnny>というのがアーティスト表記になりますが、アニメの音楽をたくさん作っている澤野弘之のボーカルプロジェクトです。以前アニソン特集をした時に、彼の曲を紹介しました(ボーカルはAimer)。この曲も今年の7月に発売された最新シングルで、表題曲になります。ちなみにJean-Ken Johnnyというのはマンウィズのボーカリストです。アレンジが超カッコイイと思います。つい最近ゲオで借りてきました。
4は、昨年リリースされた西川貴教(←T.M.Revolutionの人ね)のソロアルバムに収録されている曲。曲を作って演奏もしているのがFear, and Loathing in Las Vegasというバンドです。あまり世間一般には知られていないと思いますが、音楽フェスにはよく出ている印象があります。そんなに愛着があるというわけでもないのですが、元々ボーカルが弱いなと思っていたので、この曲では西川くんのボーカルが加わることで化学変化が起きて、いい感じに仕上がっていると思います。
5のオリジナルは、ゆずが1999年にリリースしたシングル。それをゆずの20周年記念ベストアルバムの中でback numberとコラボしていています。ウィキペディアによると、back numberのボーカル清水依与吏がこの曲を大好きであるという情報からゆずの方でオファーしたそうです。
6は、倖田來未とmisonoの姉妹対決。2009年のシングルで、一応オリコンで1位を獲っているのですが、あまりヒットしたという印象がありません。今知りましたが、作曲はあのヒャダインなんですね。
7で一気に時代が遡りますが、1992年のシングル。ブルースシンガー近藤房之助(BBクイーンズのインチキおじさんもこの人だって知っていましたか?)と私の神様のコラボになります。カルビーポテトチップスのCMソングとしてヒットしました。神様のコンサートでも最近まで長く歌われ続けています。サックス以外の楽器はすべて神様が弾いています。
8は、今回の特集で最も知名度が高い曲でしょうか。「地球」は「ほし」って読むんですよね。桑田佳祐とMr.Childrenという超ビッグネームのコラボということで世間がざわつきましたが、相当売れましたよね(累計売上は172万枚)。
9は、その桑田さん繋がりなんですが、ほとんどの人が知らない曲かと。でも、今回一番聴いてほしい曲がこれなんです!2001年発売の桑田さんのシングル「波乗りジョニー」のカップリング曲で、CDのiTunes上のアーティスト名には桑田佳祐としか出てこないのですが、ユースケ・サンタマリアとの共演になっています。私はこの曲が大好きで、彼のソロ曲の中では最も愛着があるのですが、いかんせん曲の知名度が低い(笑)。この曲に関してはウィキペディアに詳細が載っていたので、引用します。
自身出演のフジテレビ系音楽冠番組『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』オープニングソング。同番組で共演しているユースケ・サンタマリアが合いの手で参加。曲のタイトルも番組のサブタイトルをそのまま使っている。この曲の作成、レコーディングの模様は同番組で2週にわたって放送された(第3・4回放送)。曲の冒頭には桑田とユースケの会話も収録されており、打ち合わせからそのままレコーディングに入ったように模している。歌詞に登場する「工藤ちゃん」とは番組プロデューサーの工藤浩之(ケイマックス)、また、おちまさとの名前もそのまま登場。歌詞中には記載されていないが、ユースケが合いの手で発している「さゆりさん」とは、番組1回目の放送内で「一緒に王様ゲームをしたい」という構想に出てきた吉永小百合の事を指している。Uちゃん、Kちゃんは2人の名前である。それぞれの本名は『裕介』と『佳祐』であり、歌詞内では当て字である。ユースケは次作「白い恋人達」のPVにも参加している。この曲の収録時間は僅か2分27秒であり、セリフ部分を除けば2分足らずという短いものである。現時点で桑田ソロの楽曲として最も短いものである。この曲ではすべての楽器を桑田自身が演奏し、ユースケの合いの手とコンピュータプログラミングのみが使われている。現時点でもシングル盤にのみ収録。
この「音楽寅さん」という番組を見ていた人はいますかね?なんか割と短命で終わったような印象があるのですが。調べてみたら一応半年は続いたみたいです。開始当初から「2クール」ということは決まっていたみたいですが。そういえば、ユースケ・サンタマリアがかつて「BINGO BONGO」というラテン系バンドのボーカルだったことを覚えている人はいますかね?
↑画質は荒いですが、2つ目の動画はぜひ見てください。桑田さんが珍しくベース弾いたりドラム叩いたりしています。
10は、2014年に発売された中島美嘉&加藤ミリヤのコラボシングル。「アメイジング・スパイダーマン2」の日本版テーマソングでした。どちらのアーティストにもあまり興味はないのですが、この曲は妙に好きで、リリース当時はiTunesで購入してよく聴いていました。
11は、DOUBLE&安室奈美恵というコラボ。2008年リリースのDOUBLEのベストアルバムに収録されています。安室奈美恵については今さら語るまでもないかと思いますが、DOUBLEはどの程度認知されていますかね?1998年に姉妹デュオとしてデビューしたのですが、1999年に姉の方が25歳という若さで亡くなったために妹のTAKAKOのソロプロジェクトになったという経緯があります。
12は、以前「東芝EMI」特集の時にオリジナルを紹介しています。それはスチャダラパーと小沢健二のコラボでした。今回はそのオザケンのパートをフリッパーズ・ギター時代の相方、小山田圭吾が歌っています。でも声がそっくりだから正直違いがあまりわかりません(笑)。スチャダラパーのリミックスアルバムに収録されているバージョンです。フリッパーズ・ギターって声のよく似た2人のユニットだったんですね。
13は、m-flo loves melody. & 山本領平 名義で、2003年発売のシングル。ちょうどm-floからボーカルのLISAが脱退した時期だったので、ゲストボーカルを迎えてのリリースでした。私はほんの一時期ですが、女性ボーカルのmelody.が気に入ってアルバムを借りてきてよく聴いていました。
14は、元キックザカンクルーのラッパーKREVAとスピッツの草野マサムネとの異色コラボ。2007年リリース。私は発売当時にダウンロードで購入していましたが、このCD作成のためにKREVAのCDをレンタルしました。曲はKREVAが書いて、詞を2人の共作で書いていますね。
15は、布袋寅泰とRIP SLYMEのコラボ。2006年のシングル。布袋寅泰の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」とRIP SLYMEの「FUNKASTIC」をマッシュアップという手法で合成した楽曲、とウィキに載っていました。布袋さんはともかく、リップ・スライムは完全に守備範囲外です。
16は、これも元キックザカンクルーのメンバーだったMCUと元フライング・キッズのボーカル浜崎貴司とのコラボ。リリースは2004年。オリジナルのフライング・キッズバージョンを記憶されている方も少なくないと思いますが、オリジナルの発売は1990年ですが、三宅裕司司会の「イカ天」で初代グランドキングとなり、この曲でメジャーデビューしたんですよね。同時期デビューのブランキー・ジェット・シティ(6代目グランドキング)に比べて(あちらはかなりトンガっていました)柔らかい曲調が好印象だった記憶があります。イカ天は教員になって間もない頃の番組で、毎週土曜の深夜にオンエアしていましたよね。リアルタイムで見たり、録画したのを見たりでしたが、ほとんど毎週見ていたと思います。BEGINとかたまとかマルコシアス・バンプとか、この番組出身でした。
ラスト17の曲は、ごくごく最近知った曲です。いつものスカパーの新着MV紹介番組で「今月のピックアップ曲」として何度も聴いているうちにすっかり気に入ってしまいました。空音(そらね、と読むようです)という人は、兵庫県出身で2001年生まれですから、めっちゃ若いですね。高校在学中から音楽活動を始めて、今年の6月にメジャーデビューしたそうです。私がこの曲に魅かれたのは、コラボしているkojikojiという女性ボーカリストの声がいい感じで、メインの空音の部分以上に気に入ってしまったからです。あと曲の最後に入っているちょっとした寸劇というか留守電メッセージが意外と面白くて癖になります。
