五七五七七のマインドフルネス
高校教師の枝瀬です。
主に、教育、心理、コミュニケーションや
自己啓発、日々の気付きを発信しています。
Xでもポツポツ発信をはじめました。

発信はもちろん、ポストを読むのを
日課にしつつあります。
先日、ある初任の先生の
こんなポストがありました。
当初超いい人!って思ってた人は
最初の期待値が高いから、
そのうち少しずつ下がるしかない。
逆もしかり。
すごい、わかるなと思って・・。
僕は初めて担任をしたのが
29歳のときなんですけど、
はじめ、好印象だと減点方式になって、
だんだん評価が落ちていくから、
あえて、初めは怖いキャラでいこう!
威厳たっぷり出そう!!
そんな風にバリバリ
威厳あるキャラを演じて、
入学式に臨みました。
その後、集合写真を撮ったのですが、
仕上がりが、
・完全に、目を閉じている
・完全に、内股
見るも無残な自分の姿が
映っておりました(苦笑)
ああ、こりゃダメだ!
と思いましたね(苦笑)
威厳キャラなんて、
到底、自分にはムリ。。。
等身大でしか
生徒と接することはできないと諦めました。
そこから、
気がラクになったんですけどね。
今回の記事は特に
・初担任など、まだ教員の経験の浅い方
・(特に)国語の先生
・ことばや表現に関心の強い人
・マインドフルネスで「気づき」を得たい人
におススメです。
読んでくださった方に気付きを与え、
行動が変わるきっかけになれたら
いいなと考えています。
どうぞ最後までお付き合いください。
令和の短歌ブーム
noteをお読みの方なら
すでにご存じの方も多いかもしれません。
昨今、「令和の短歌ブーム」なるものが
発生しているのを知っていますか?
SNSを中心に
短歌を通じて、表現や共感を楽しむ
そんな風潮があるようです。
「令和の短歌ブーム」の代表作を紹介しますね。
生徒に話したときは、
あえて、穴埋めにしましたので、
みなさんも、よければ
穴に入る言葉を考えてみてください。
ほんとうにあたしでいいの?
ずぼらだし◻️もこんなにたくさんあるし
さあ、どうでしょう??
生徒の発言は以下の通りです。
金、愛、推し、服、クツ・・・
正解は
「傘」
ほんとうにあたしでいいの?
ずぼらだし傘もこんなにたくさんあるし
なるほどなあ、ですよね。
こういう歌を読むと、
情景や心情、キャラクター
二人の関係性がたちまち浮かんできて、
妄想でしばし時間を過ごせます。
短歌はマインドフルネス
それで、気づいたのです。
あ、短歌ってマインドフルネスだ!
と。
炭水化物やたんぱく質と同じくらい、
言葉は、
人にとって大切な栄養素で、
その日、
出会えた言葉、
あるいは
その日、
ひらいめいた言葉で、
人は五感が満たされるときがあります。
ほしいのは勇気たとえば金色の
おりがみ折ってしまえる勇気
子供のころ、
金色の折り紙は憧れと畏敬を感じる対象でした。
折り目をつけたくない。
なんとなく最後までとっておきたい。
そんな金の折り紙を
いともたやすく折ってしまえる人がいる。
一歩進むことへの逡巡がゼロ!
なんという贅沢さ、
なんという快活さ、明るさ、突破力でしょう!!
きっと、
その勇気が「金色」に輝いて
見えるのでしょうね。
短歌世界をイメージすると瞑想になる
そういう風に
好き勝手に短歌を鑑賞しているとき、
まさしく僕自身が瞑想状態で、
マインドフルネスをしているのだという
気づきがありました。
鑑賞は自由。
正解なんてありません。
自分勝手に言葉を連ねて
五感を働かせて
感情をあちこち照らす。
それで心がスッキリすると、
リアル世界で
「さあ、次いってみよう!」
という活力が湧くから不思議です。
もちろん、
こういう心の動きは
短歌に限らないのでしょう。
ありとあらゆる表現活動において
マインドフルネスは応用できます。
その中でも、
五七五七七に考えや感情を
おさめる短歌という表現手段は
とりわけ日本人に愛されましたし
僕自身、なじみ深いものです。
令和の短歌ブーム
これらかも追ってみたいと思います。
おわりに
最後に、
僕の(最近、響いた)お気に入りの和歌を
引用して結びとします。
どの歌も
ちょっと立ち止まって
五感を働かせてイメージしてみてください。
きっと良質のマインドフルネスになりますよ。
たのしみは珍しき書(ふみ)人にかり
始め一ひらひろげたる時
こころよき疲れなるかな
息もつかず
仕事をしたる後のこの疲れ
のぼり坂のペダル踏みつつ子は叫ぶ
「まっすぐ?」、そうだ、どんどんのぼれ
終バスにふたりは眠る紫の
〈降ります〉ランプに取り囲まれて
まだ何も書かれていない予定表
なんでも書ける これから書ける
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
これを読んでくださったあなたの
少しでも参考になれば嬉しいです。
