想像するだけでいい。沖縄慰霊の日に、高校生のあなたへ伝えたい「追体験」の力
6月23日が何の日か、
知っていますか。
沖縄慰霊の日です。
ニュースで見たことはあっても、
自分とは遠い話だと
感じているかもしれません。
でも、ここで起きたことは、
今のあなたと同じ年代の
高校生たちの物語でもあります。
6月23日に何があったのか

1945年、太平洋戦争の末期。
沖縄は地上戦の舞台になりました。
80日あまりの激しい戦いで、
住民を中心におよそ20万人が
命を落としたとされています。
その組織的な戦闘が終わったのが、
6月23日です。
沖縄県はこの日を慰霊の日と定め、
亡くなった人を追悼しています。
ひめゆりの塔の前で
私は教員時代、修学旅行で
何度も沖縄を訪れました。
糸数壕、ひめゆりの塔、平和の礎。
生徒たちと一緒に立ってきました。
なかでも、ひめゆりの塔の話は、
同じ年代の高校生に
ダイレクトに刺さります。
15歳から19歳の女学生たちが、
看護要員として戦場に動員され、
多くが命を落としました。
教科書で習う「戦争」が、
急に自分の目の前にある。
戦争が身近に感じる瞬間です。
平和は当たり前ではない
今、私たちが生きている
平和な日本は、
当たり前のものではありません。
同じ年代の若者が、
勉強する自由も、
将来を選ぶ自由も奪われた。
その事実の上に、
今日のあなたの一日があります。
それを知るだけで、
何気ない毎日の見え方が
少し変わってきます。
想像するだけでいい

私が生徒に必ず伝えてきたことが、
ひとつあります。
それは「追体験」をしてほしい、
ということです。
当時の人たちは何を考え、
どんな気持ちで
その場に立っていたのか。
正解を出す必要はありません。
ただ、想像してほしい。
想像するだけでいいのです。
その想像ができたとき、
今の自分の悩みや不安が、
少し違って見えてきます。
そして、今日を強く生きるための
力になります。
今日、5分だけ想像してみてください
歴史は、暗記する出来事ではなく、
想像する物語です。
6月23日の今日、
ニュースや写真をひとつ見て、
当時の高校生の気持ちを
5分だけ想像してみてください。
その5分が、
あなたの今日を支える力になります。
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