君たちって
ひまわり畑が頭上から落ちてきた。
扇型のひまわり畑だった。そんなことより夏には自由が欲しかった。
雷が咲いた。あの美しいロックンローラーが掻き鳴らすギターやドラムの音たちと照明はだいたい雷だった。雷は落ちなかった。雷は毒々しく咲いた。
あなたに出会ってしまったねと言う彼女は無責任なのか。「無責任」ではなく「一緒に苦しみましょう」という言葉の言い換えではないか。
なんだ、結局は興味がないじゃんか。近寄ってきたくせに。なあ、シルバニアの硬さは見た目と不釣り合いじゃないか。もう十分です。
そんなことより自由が欲しいから、走らなくてはならない。右の踵だけやけに擦れた靴を履いて走らなくてはならない。
誰もアルコール好きの理由は知らない。
誰もスーパードライを好む理由は知らない。
雨の日のコスモス畑の美しさも知らない人に教えるもんか。
