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第4回:ウガンダの市場で二重価格に撃沈!地元の言葉を覚えて掴んだ温かな絆

子どもに英語を好きになってほしいなと考えたとき、テストの点数や正しさよりも「言葉を使って人とつながる楽しさ」を感じてもらえたら嬉しいですよね。

アフリカ東部に位置するウガンダ。首都カンパラから離れた「ウエストナイル」と呼ばれる地域の主要な町にあるローカルマーケットは、色鮮やかなアフリカ布や山積みのバナナ、採れたての野菜が並び、熱気と活気に満ちあふれていました。

買い物をするとき、英語で対応してくれるスーパーマーケットなら何の問題もありません。商品には値札が付いていて、英語さえ分かればスムーズに買い物ができたからです。

でも、一歩ローカルな市場へ踏み出すと状況は一変します。

最初は「みんな笑顔で優しくて素敵だな」と思っていました。ですが、英語で値段や個数を尋ねて買い物をしていると、どうも雲行きがあやしい……。実は、英語で話す私は格好の標的で、通常の「2倍の値段」を吹っかけられていたのです!みんながニコニコしていたのは、「2倍の値段で買ってくれる良いカモが来た!」という理由もあったのかもしれません(笑)。とはいえ、根は本当に良い人たちばかりなのですが。

「このままカモのままでいるのは悔しいし、もっと仲良くなりたい!」

そう一気発起した私は、地元の言葉である「ルグバラ語」を必死に勉強し始めました。数字、値段の聞き方、そして値引きの交渉術。生活に必要なフレーズを少しずつ頭に叩き込みました。

準備を整えて再び市場へ行き、覚えたてのルグバラ語で交渉を仕掛けたときのことです。

おばちゃんたちは一瞬鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしたあと、「この子、ルグバラ語を話してる!」と手を叩いて大爆笑。弾けたような笑顔で私を囲み、拍手を送ってくれました。

それ以来、私は「ルグバラ・ザンバ(ルグバラ語を話す女の子)」という愛称で呼ばれるようになり、ただの「外国人」ではなく、一人の「地域住民」として輪の中に受け入れてもらえたのです。

単語や数字を少し覚えただけかもしれません。けれど完璧な語学力以上に「相手の言葉で歩み寄ろうとする気持ち」こそが、見えない心の壁をすーっと薄くしてくれるのだと実感しました。あのとき感じた人々の温かさは、今思い返しても胸がホッと温かくなります。

子どもたちにとっても、英語や外国語は単なる「お勉強」ではなく「知ると世界が広がる楽しいツール」なのかもしれません。

「伝わった!」「仲良くなれた!」という小さな喜びの体験を、これからも大切に見守っていきたいと思っています。

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