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【作文の宿題】子どもの作文に「特別な出来事」はいりません

作文の宿題を出すときに

「どこかへ連れて行かないといけないんですか?」
と保護者に聞かれることがあります。

でも、そんな必要はありません。
私はいつも子どもたちにこう伝えています。

「この1週間のことで書きたいことを書こうね。」
「楽しかったことだけじゃなくて、悔しかったことや悲しかったことでもいいんだよ。」

大切なのは、気持ちが動いた瞬間を書くこと。
“書きたいな”と思う気持ちを見逃さないようにしています。


家庭にも「特別な準備」はいりません

保護者の方には、最初の懇談会でこう伝えています。

「特別なことはしなくていいです。」
「普段の生活を書いてくれて大丈夫です。」

「何もなかった」という子には、
「食事は何を食べた?」「どんなゲームをした?」
「誰と話した?」「どんな気持ちになった?」
と問いかけると、必ず何かが出てきます。

日常の中にも、書けることはたくさんあります。
作文は、生活を見つめ直す時間でもあるのです。


教室での小さな仕掛け

子どもが書いた作文を、学級通信で紹介することもあります。
紹介するときは、もちろん承諾を取ってから。

また、作文に書いていた内容を日常の会話で取り上げます。

「作文に書いてた服? 本当に似合ってるね。」

たったそれだけで、子どもは「先生、見ててくれた」と感じます。
作文が“評価されるもの”から、“つながるもの”に変わります。


書かせる宿題から、話したくなる宿題へ

作文を毎週出すことで、
子どもの言葉は少しずつ自分の言葉になっていきます。

「作文=めんどう」ではなく、
“自分を表す手段”に変えていくこと。
それが、教師の大切な役割だと思っています。

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