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日本人のためのフォニックス:英語が読めるようになる“ふりがな感覚



はじめに:フォニックスって何?


この記事を読んでほしい人

  • 英語が「読めない・聞けない」と感じる方

  • お子さんに正しい発音や読み方を教えたい保護者の方

  • 英語を勉強しているのにリスニングが伸びない人

  • 英語教育に関わっていて、フォニックスを取り入れたい先生

🚫 この記事が向いていない人

  • すでにフォニックスを体系的に理解している方

  • ネイティブ式のフォニックス教授法を専門的に知りたい方


目次

  1. フォニックスって何?

  2. 日本人が英語を苦手に感じる理由

  3. フォニックス=英語の「ふりがな」

  4. なぜ学校では教えてくれないのか

  5. 英会話講師として感じた違和感

  6. 日本人のためのフォニックスとは

  7. フォニックスの具体例

  8. 家庭でできるフォニックス学習ステップ

「フォニックス」という言葉を聞いたことはありますか?

英語教育や子ども英会話スクールなどでよく耳にしますが、
実は多くの日本人が“なんとなく”でしか理解していない学習法です。

簡単に言うと、

🔤 フォニックスとは、文字と音のルールを学ぶこと。
Aは「エイ」ではなく「ア」
Bは「ビー」ではなく「ブ」
というように、“文字を音として読む”練習のことです。

つまりフォニックスは、
英語を「見たまま読める」ようにするための**英語の“ふりがな”**のようなものなんです。


📘 日本人が英語を苦手に感じる理由

日本語には「ひらがな・カタカナ・漢字」があります。
日本語は3つの文字を使いこなす世界的にみてもかなり習得の難しい言語といわれています。
しかし、日本人は小学校1年生からすでにこの3つもの文字を使いこなし始めますよね。特に漢字はかなり難しいですよね。大人になっても知らない漢字なんてざらにあります。
そんな漢字学習は、小学校に入るとまず「読み仮名(ふりがな)」を習い、文字と音の関係を自然と覚えますよね。


たとえば「空」という漢字。
最初は「そら」と読むことを習い、少し経つと「から」「くう」という別の読み方も覚えていきます。

つまり、日本人は“音と文字の対応”を読み仮名で学んでいるんです。
そのおかげで、何千という漢字でも読めるようになるわけです。


🔤 フォニックスは英語の「ふりがな」


一方、英語は「文字と音が一致しない」。
“one”は「ワン」、「read」は「リード」だったり「レッド」だったり…。
この「不一致」が、日本人が英語を読む・聞く・話すときの大きな壁になります。
なぜなのか??
それは、ほとんどの方は、A~ZのアルファベットはABCの歌で覚えたきり、
Aは「エー」Bは「ビー」で覚えてますよね。
これが大きな落とし穴なんです。

つまり、

空という漢字は知っている
しかし、読み方がわからない!

Aというアルファベット走っている
しかし、実は読み方を知らない!

というのがここで起きている問題なんです!

なぜそんな大事な基礎を学校で教えくれないのか?

自分もこのフォニックスを知っていれば、もっと簡単に英語は学習できたんじゃないかと英会話講師になってたびたび思いました。
でもまだこのフォニックスが学校教育に浸透していないのが実際の現状だと思います。

自分の知り合いにも小学校中学校の教師の知り合いがいます。
しかしどの学校でもフォニックスは導入していないというのです。
その理由として教師自身もあまりフォニックスに馴染みから教えられない
そもそも「スピーキングより、文法が学習の根底にある。」というのが実態だそうです。

→だからカタカナ英語が強まる、本当の読み方がわからないからリスニングでその単語を知っていても聞き取れない。だからリスニングの成長に時間がかかる。
そんな問題が出てくるのです。

🎓 だから英会話スクールはフォニックスを重視する

この悪循環を断ち切るために、
多くの英会話スクールが「フォニックスが大事!」と教えています。

フォニックスを身につければ、単語を音で理解できるようになるので、
・スペルを見て読める
・聞こえた音を文字で思い浮かべられる
・結果的にリスニングもスピーキングも上達する

という良い循環が生まれるんです。


⚠️ でも、ここにも問題がある

実は多くの英会話教室で教えているフォニックスは、
アメリカやイギリスなど、英語が母語の子ども向けの教え方なんです。

講師時代に感じた違和感

日本に戻って講師になり、生徒にもフォニックスを教えました。
教材では「A says アッ」「B says ブッ」と暗唱させる方法。
外国人講師によると「アメリカの幼稚園でも同じ」とのこと。
やり方自体は間違っていません。

でも疑問がありました。

  • ネイティブは毎日英語に触れている

  • 日本の子どもは週1〜2回・50分だけ

同じ方法で定着するのか…?


「日本人のためのフォニックス」構想

講師4年目、マネージャーに相談しました。

「ネイティブ式をそのまま真似るのではなく、日本人の子どもに合った方法を考えたいです」

ここから生まれたのが 「フォニックス=漢字のふりがな」 という考え方です。

ただ、大手英会話スクールだったため、カリキュラム自体を変えるのは難しく、思うようには導入できませんでした。
それでも私の中では、「日本人の子どもにはもっと合った形がある」という確信がありました。

💭 体験談:短期集中で成果を出した例

講師4年目の夏、ある小学1年生の生徒がお父さんの転勤でアメリカに行くことになり、
英語の基礎を付けたいと夏休みの追加セミナーを受講してくれました。

今回が初めての海外で、英会話は通い始めたばかり、ABCをやっと覚えたタイミングで長期滞在。

自分はこれはチャンスだと思い、マネージャーに相談しました。
「短期間でフォニックスを習得して、読みをスラスラ読めるレベルに持っていきたい。だからレッスンカリキュラム作らせてください」と直談判。

そしてその担当を任され、「ふりがな感覚で覚えるフォニックス」をセミナーで実施しました。

その結果はというと、夏休みの約1か月、4回のレッスンで基本フォニックスはマスターし、英検5級の単語はかなり読めるようになりました。
自分でも正直驚きの結果でした。

最終レッスンで母親に感極まりながら伝えました。

「~君本当に本当にすごいですよ!この1か月で英検5級(中学校1年生レベル)の単語を自分で読めるようになりました!発音もきれいです。特にSとSHの音しっかりわかってますし、RとLも上達しています!」

自分も感極まりました。

もちろん背景には家庭でのサポートがあり、母親からは:

「漢字のふりがなと同じルールで覚えるっていう考え方がわかりやすかった。だから家でも簡単にサポートできました!」

これがまさに、自分が目指していた形だと実感しました。


日本人のためのフォニックスとは

英語を母語としない日本人に必要なのは、
「英語ネイティブの子どもと同じ教え方」ではなく、
“日本語をベースにした”音の理解方法です。

つまり、

フォニックスはただの発音練習ではなく、
「英語を読めるようにするための“音のふりがな”」
漢字のふりがな感覚=フォニックス

なんです。

ちなみに、英語はアルファベット26文字しかありません。
でもその組み合わせでできる音(=フォニックスのルール)は
およそ 44種類前後

つまり、

  • 日本語の漢字 → 約2,000文字以上の読み仮名を覚える必要がある

  • 英語 → アルファベット26文字 × 音のルール44個を覚えれば、読めるようになる

ということ。
実は、フォニックスを覚えるほうが圧倒的にラクなんです。


✈️ そもそも私がフォニックスを知ったきっかけ

私はもともと英会話講師として日本で働いていました。
ですが、大学でのカナダ留学中に初めてESL(English as a Second Language) 第二言語習得クラスで習いました。その際に現地の・園児・小学生たちがフォニックスで文字を学ぶという話を聞いて衝撃を受けました。

日本では中学生になってから“apple=アップル”のように暗記するのに、
アメリカの子どもたちは“a=ア”と“p=プ”をつなげて読んでいたんです。

「えっ、英語ってこんなにシステマチックに読めるの?」
「自分なんて中1でmornigを「マオランイング」と無理やりローマ字読みで覚えてましたのが、もっと楽に読めるようになってたよ。

そう感じたのが、私がフォニックスを深く学び始めたきっかけでした。


日本人向けのフォニックスとは?

フォニックスをそのまま“ネイティブ式”で教えると、
実は日本人の多くは途中でつまずきます。

なぜなら、

  • 日本語と英語では音の概念が根本的に違う

  • 日本人は「文字」を音より先に覚える文化
    だからです。

そこで私は、こう考えました。

📖 フォニックスを“英語のふりがな”として教える。
つまり、英語の音にも「読み仮名」をつける感覚で覚える。

これを意識すると、
子どもも大人も一気に「読める・聞ける・発音できる」感覚が身につきます。


🔤 簡単な具体例の一部


具体例(1文字ずつフォニックス)

ant

文字読み方(ふりがな感覚)aアnンtト

→ 読むと アント


bus

文字読み方(ふりがな感覚)bブuアsス

→ 読むと バス


cat

文字読み方(ふりがな感覚)cクaアtト

→ 読むと キャット


dog

文字読み方(ふりがな感覚)dドoオgグ

→ 読むと ドッグ


sun

文字読み方(ふりがな感覚)sスuアnン

→ 読むと サン

ポイント

  • 漢字のふりがなと同じように、1文字ずつの読み方を覚えると、単語全体も読める

  • 英語は26文字と約44個の音のルールだけなので、漢字よりずっと覚えやすい

  • 知らない単語でも、フォニックスを使えば自分で読める

※ このようなチャートをまとめたPDFを記事の最後で配布しています。


家庭でできるフォニックス学習のステップ

  1. 音から入る:「A=エイ」ではなく「A=ア」と教える

  2. 単語を読む練習:「cat」→「ク・ア・トゥ」→「キャット」

  3. リスニングと発音を同時に練習

  4. ゲームやカードを使って反復学習

家庭学習でも、フォニックス=音のルールを意識するだけで
“聞けるようになる・読めるようになる”効果が出ます。


💡 まとめ

  • フォニックス=英語の「ふりがな」

  • 英語の“文字と音のルール”を理解することで、暗記不要で読めるようになる

  • 日本人は「ふりがな感覚」で取り入れるのが最も効果的


この記事を読んでいただきありがとうございました。
現在皆様に配布できるフォニックスチャートやフォニックス説明PDFで無料配布を考えています。
興味ある方、またお知らせ流しますので是非チェックしてみてください!


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