罪悪感ゼロで食べたい人へ|おせち料理と栄養、太りにくい食べ方の話
お正月が終わるころ、
こんな気持ちになったことはありませんか?
「おせち、ちょっと食べすぎたかも…」
「なんだか体が重い」
「やっぱりおせちは太るよね」
年が明けると毎年のように、
“食べた自分を反省する時間”が始まります。
でも、そのたびに私は思います。
本当に、そんなに自分を責める必要があるのでしょうか。
おせちは、
ただの「食べすぎの象徴」でも
「太る原因」でもありません。
栄養の視点で見直してみると、
そこには今の私たちが忘れがちな食の知恵が、
驚くほど詰まっていました。
——本当に、おせちは体に悪い料理なのでしょうか?
少し立ち止まって、栄養の視点から考えてみたいと思います。
おせちは「不健康な料理」ではありません
おせちは、冷蔵庫もコンビニもなかった時代に生まれました。
数日間、火を使わずに食べられるよう、
保存性と栄養を両立させる工夫が積み重ねられてきた料理です。
たしかに
・砂糖
・塩分
・甘辛い味付け
が多めなのは事実です。
ですがそれは、
腐らせず、少量で栄養をとるための知恵。
問題は料理そのものではなく、
どう食べるかにあります。
定番おせち料理を栄養の視点で見てみる
黒豆
植物性たんぱく質、食物繊維、ポリフェノールが豊富。
腸内環境を支え、抗酸化作用も期待できます。
甘いですが、少量なら
「おせちの中ではむしろ体にやさしい存在」です。
数の子
DHA・EPAなどの良質な脂質を含み、
脳や神経の栄養になります。
脂=太ると思われがちですが、
質の良い脂は代謝やホルモンの材料です。
田作り(ごまめ)
小魚由来のカルシウム、マグネシウム、たんぱく質が豊富。
自律神経や骨の健康を支えます。
栗きんとん
糖質は多めですが、さつまいも由来の食物繊維やカリウムも含まれます。
単品で大量に食べると血糖値が上がりやすいため、
主菜や汁物と一緒に少量が基本です。
伊達巻
卵が主原料のため、たんぱく質と脂質が中心。
完全なお菓子ではなく、食事の一部として考えられます。
昆布巻き
昆布のミネラルに加え、中の魚や肉でたんぱく質も補給。
噛みごたえがあり、満足感が高い料理です。
こうして見ると、
おせちは「栄養がない料理」ではありません。
それでも「太った」と感じる理由
多くの場合、原因はここにあります。
・甘いものだけを続けて食べる
・夜遅くまでダラダラつまむ
・野菜や汁物が極端に少ない
・生活リズムが乱れている
つまり
おせちが太らせるのではなく、食べ方が体を疲れさせているのです。
おせちを太りにくく食べる5つのコツ
ここからが、いちばん大切なポイントです。
① 最初に温かい汁物をとる
お雑煮や味噌汁を先に食べることで、
胃腸が動き出し、血糖値の急上昇を防げます。
② 食べる順番を意識する
おすすめは
野菜・海藻 → たんぱく質 → 甘いものや主食。
これだけで体への負担はかなり変わります。
③ 甘い料理は「おやつ」にしない
黒豆や栗きんとんを、
空腹時に単品で食べるのはNG。
必ず食事の一部として、少量を。
④ 夜は量を決めて終える
夜は活動量が少ない時間帯。
「この小皿まで」と決めておくと、
ダラダラ食べを防げます。
⑤ 食べすぎたら“次で調整”
1食で帳尻を合わせようとしなくて大丈夫。
次の食事を軽めにするだけで、体はちゃんと戻ります。
実は、日常の食事こそが疲れやすさを作っている
お正月明けに感じる
・だるさ
・眠気
・甘いもの欲
これらは「年齢のせい」ではなく、
血糖値の乱れ=糖質疲労が関係していることも少なくありません。
おせちはきっかけにすぎず、
本当の原因は普段の食べ方にある場合が多いのです。
食べることを責めない選択へ
私自身、
「太らないために食べない」
「食べたら後悔する」
そんな時期を長く過ごしてきました。
でも40代になって思うのは、
続かない食べ方は、体も心も疲れさせるということ。
だから今は、
我慢しない
制限しすぎない
家族と同じ食卓でできる
そんな食べ方を大切にしています。
有料記事のご案内
もしあなたが今、
「ちゃんと食べているのに疲れる」
「何を信じて食べればいいかわからない」
そう感じているなら——
その理由と、
40代からでも無理なく続けられる食べ方を
次の記事で詳しくお話ししています。
👇こちらの記事です
体を責めない。
食べることを怖がらない。
そんな毎日を、もう一度取り戻したい方に
届いたら嬉しいです🌸
