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瞬きすら許さない/ジョー・キャラハン

百戦錬磨の警視正×AI捜査官が挑む
謎深き未解決事件、そして――
あの日から青年の姿を見た者はいない。事故か、自殺か、あるいは……。休職明けの警視正キャットが失踪事件の捜査をともにすることになったのは、ロックという名のAIの捜査官だった。刑事の直感を信じるキャットと、刑事の直感など思い込みにすぎないと切り捨てるロック。相反するふたつの頭脳が追うごとに、事件は恐るべき貌(かお)を見せ──。
2024年英国推理協会賞最優秀新人賞受賞

【相関図】

【感想】
これはなかなか面白い。女性警視正が主人公。効率化のためAIの刑事を使うことになる。上司とのよくある揉める関係,AIの開発者との対立,チームの主としての部下との距離,子供との関係を交えて,行方不明者を探していく。コンピューター,アンドロイド,ホログラム対人間の関係はスタートレックファンならば,よく分かっているところ。ただ,黎明期に近いAIを書いているので,こういう捜査になるのかと興味深い。主人公は夫を癌で亡くし,息子は高校生。ありがちな設定だが,なんと作者ご本人の状況そのままらしい。女性の主人公だと感情の揺れが大きくてどうなの?と思ったりするが,これは特に振れが大きく,背景を知ればそうかと。続編が4作予定されているらしい。


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