🇦🇺ワーホリ中、語学学校の初日に人騒がせな涙
学校初日エピソード
2024年2月にメルボルンへと降り立った私。
到着したのは土曜日。次の月曜日からいよいよ学校が始まる。
どんな学校?
はじめてのワーホリで不安だったから、エージェントを使った。
紹介してもらった語学学校は、母国語禁止のルールがあり
ルールを破ると一日退学の制度だった。
厳しく聞こえるが、英語を本気で学びたい人が集まるはずだから、
とってもいい制度だと思いそこに決めた。
さらに、私はワーホリの目標のひとつに
「バリスタになる」ことを掲げていた。
この語学学校にはバリスタコースがあり、
コーヒーの基礎知識からバリスタのスキルまで実践的に学べた。
5週間完結型のコースだ。
私は、最初の5週間でバリスタコースを取り、
その後の5週間でジェネラルイングリッシュのコースを取ることにして
合計で10週間、学校に通うことになっていた。
オリエンテーション
クラスの時間は、内容やレベル別で午前か午後の部で分かれていて、
バリスタコースは午後のクラス。
そのため、初日は午前中にオリエンテーションを行い
その日の午後から授業に参加する流れになっていた。
オリエンテーションは、各クラスの説明やアクティビティの紹介などが行われた。
終わり際に、午後のクラスの教室が言い渡され、私の他に、もう一人アジア系のショートカットの女の子が同じクラスに呼ばれていた。
お互い、探るように英語で挨拶をしぎこちなく一緒に教室へと向かう。
クラスメイト初対面
教室に入ると、先生らしき男性と数名の女の子たちが集まっていた。
先生が英語でなにかジョークを言ってきたみたいだったが、
何を言われたのかさっぱりわからず、とりあえず薄ら笑いをして
一緒に来た女の子と何となく隣に座る。
時間になり、全員集まるとそこには、女子オンリー11人。
はじめての学校、はじめての環境にうまく笑えないし振る舞えない…。
私はあの、学校初日の雰囲気ほど苦手なものはない。
全員が気まずく、でもそれを分かち合うことができない絶妙の雰囲気。
そして、みんなが緊張で身構えていてそれが伝わってくる空気。
初日ということで、授業の本題には入らず自己紹介でほとんど終わったが
終始みんなの緊張も伝わってくる上に、自分自身もそれを上回る緊張。
しかし、2回目、3回目の休憩を重ねるうちに他の人たちが
徐々に楽しそうに盛り上がり、打ち解け始める。
どうやら顔見知りのようで、共通の友達の話や先生の話で盛り上がっているではないか。
アウェー感
その瞬間まで忘れていたのだが
このバリスタクラスは全員がはじめて。
でも、その学校自体には長く所属している人だってたくさんいる。
さらに、バリスタクラスは一番最初に履修する人は多くない。
なぜなら、そこはあくまでも語学学校。
基本的には、ジェネラルイングリッシュに入り
基礎英語力をつけてから中級レベル以上で履修できる、
バリスタコースやビジネス英語コースなどに進んでいく。
私はというと…
とにかく確実にバリスタコースを履修したかった。
バリスタコースはかなり人気で、タイミングを逃すとなかなか入れないと聞いていたため、日本にいる間にテストを受け履修の手続きを済ませていた。
「完全に、間違えた」
その気持ちが沸き上がってきた。
苦手なこの初日の空気に、アウェー感が上乗せされて
胸焼け確定特上気まずい初日の空気盛り合わせ丼が完成。最悪だ😀
日本人の子も自分の他に4人ほどいたがもちろん英語でしか話せない。
それだけで同じ日本人なのに、どこか遠くに感じる。
淡い期待と裏切り
授業が全て終わったあと、みんなで雑談する時間があったりするのかと
淡い期待を抱いていた。
そこで少しでも話をして、連絡先を交換できたりするのかな、と。
甘かった...。
みんな終業と同時にそそくさと荷物を片付け、帰宅する。
なかには、仕事があるからと急ぐ人も。
いま思うと、初日から自分が張り切り過ぎているだけだし、
大体そんなもんだろう、と思えるが
異国の地でひとり、一刻も早く友達をつくって安心したい!
という思いで、とにかく焦った気持ちでいっぱいだった当時の私。
だから、とぼとぼと帰宅し
でもまっすぐ家に帰りたくなくて
近所のビーチに寄り道した。
涙腺崩壊
時刻は、午後5時近く。
2月のオーストラリアはちょうど夏の終わりごろで、
この時間はまだまだ明るかった。
「はあ、、、、、」
大きなため息をつき、ビーチ沿いのベンチにすわって
だだっ広い海を眺めていると、一気に涙が溢れた。
いくら苦手だからといって、人見知りだからって、
これくらいでは普段は泣かない。泣くほどでもない。
だけど涙は止められず。幸せそうにビーチを散歩する人を見てはまた、
新しい涙が流れてくる。
きっと、ひとりで海外で暮らしていくことをやっと実感して
その事実に怯え、恐れていたのだと思う。
信じられるのは、自分だけ。
これから待ち受けているであろう、たくさんの苦難に備えて
気持ちを発散するための涙。
その後も何度も涙する事になるのだが、
同時に学んだことがある。
それは
人生大抵のことはなんとかなる。
ということ。
無論、このバリスタクラスのみんなとは
いまでも連絡を取り合うほど仲良くなり
一生の仲間となったのである(笑)
我ながら、人騒がせな初日の涙だ…と思う(笑)
出会いを怖がらずに
ワーホリをしていると、嫌でもたくさんの初対面の人に会う。
しかも違う言語を相手が話すんだから厄介だ。
出会いを繰り返していま思うのは、
いい意味で所詮相手も自分と同じ人間。
言語や文化が違っても、根本的な快不快の気持ちは同じ。
そして笑顔は世界共通。
だから、警戒や躊躇いはなるべく捨てて、
フラットに相手を知っていく。
自分の思い込みや常識を忘れて話してみること。
人は、無意識のうちにバイアスを持っている。
だから、意識的にそれを取っ払ってまっさらにしていく作業が大切。
今日もまた、新たな出会いを楽しみに街に繰り出そう。
あとがき
とても長くなってしまったのですが...。
語学学校初日のエピソードいかがでしょうか。
普通の人は、きっとここまで重くくよくよしないのだと思いますが、
私はいつも「近道」をしようとして無駄に焦る癖があります。
一分一秒でも早く、馴染みたい、慣れたいと。
でも、ある程度の時間や回数が必要なことはたくさんあって
余裕をもって静かに一歩ずつ着実に進むことが
本当は一番大切だと、いつも胸に刻んでいます😢
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
次回は、私がメルボルンに住んで気づいた
オーストラリア人(メルボルン)の意外な口癖について紹介します!
お楽しみに~!
