深夜のビルの屋上。ネオは、隣のビルを見ています。足元には暗い街。向こう側の屋上までは、どう見ても遠い。映画『マトリックス』で、ネオは助走をつけ、思い切って踏み切ります。けれど、届かない。身体は落ちていく。頭では「ここは現実ではない」と分かり始めている。それでも身体と判断は、まだ昨日までの世界にいる。心の中で…