書評:相沢沙呼『小説の神様』(講談社タイガ)なかなか興味深い作品であった。何が興味深いのかというと、この作品は「プロとして、小説を書き続けることの意味」を問う小説となっており、そのために、今の出版界やラノベの問題を、かなりリアルかつ批判的に扱っているのだ。主人公・千谷一也(ちたに いちや)は、14歳で文学新…