真夜中の子供部屋。ぼくの目の前には、二人のサンタクロースがいた。一人はおなじみ、赤い服に太鼓腹、白いひげの、陽気なおじいさん。もうひとりは、黒い服のサンタだ。その顔つきは厳しく、恐ろしい。両目はぎらぎら輝き、口は耳まで裂けて牙が並ぶ。「HO! 君はいい子?」「それとも悪い子?」「いい子ならプレゼントをあげよ…