書評:京極夏彦『地獄の楽しみ方 17歳の特別教室』(講談社)『 来年、東京で立派な運動会をやるでしょう(笑)。金メッキの円いものもらえるやつですね。』(P70)私たちが「オリンピック」と呼び慣わしている「世界運動競技会」のことを、本書の著者・京極夏彦は「運動会」と呼んで見せている。これは一種の「呪い」であり…