沖縄の自然がそっと見せてくれた、いとおしい出会い
沖縄の年末は、
いつもより少しだけ寒くなってきたかな、という
感じです。
それでも天気がいい日は半袖で過ごせたりします。
年越しそばは沖縄そば。
道路には「わ」や「れ」ナンバーのレンタカーが増えて、
ああ、年末なんだなあと気づくくらい。
関東で、しっかりと寒い冬を長年経験してきた
私にとって、
沖縄の年末は、どこか静かで、穏やかで、
「年を越すぞ」という実感があまり湧きません。
だからこそ、
長めの休みには、いつもはできないことを楽しもう♬.*゚
そんな気持ちで、目的地を決めすぎないドライブに出かけました。
すると、思いがけず、
年末の沖縄がそっと用意してくれたような、
小さな出会いたちが待っていたのです✨
水の中で静かに暮らす、イモリ🦎
いつも訪れる、
名水百選に選ばれている垣花樋川(カキハナヒージャー)。
何度も来ている場所なのに、
この日はなぜか、ふと水辺に目がいきました。
すると、水の中で何かが動いたような気がして——
よく見ると、
とかげのような姿をした生きものが、静かに泳いでいます。
「あれ?」
思わず足を止めて見つめていると、
それはイモリでした👀✨
こんなに身近な場所に、
こんな生きものがいたなんて。
知っているはずの場所が、
急に違う顔を見せてくれたような、不思議な感覚
でした。
子どもたちと一緒にいたら、きっと大喜びしたでしょうね🤗✨

🐚 足元にちょこんといた、大きなヤドカリさん
お腹がすいて、奥武島にある美味しい沖縄そばのお店に行きたくなりました。“くんなとぅ”というもずくそばのお店です。このお店は、美味しいもずくが食べ放題✨
早めの年越しそばを頂きました😋

います。
外のテーブルで海を見ながら食事をしていると、足元近くに、ちょこんと置かれたようなヤドカリがいました。
「ここにいていいの?」
そんなふうに声をかけたくなるほど、
自然に、当たり前のようにそこにいました🤗
人の暮らしのすぐそばで、
同じ空気の中を生きているんだなあと、
不思議な親しみを感じました。

オカヤドカリ🐚
🦅 空を見上げた先にいた、大きな鳥
そろそろ帰宅しようとした途中、ふと車から空を見上げると、羽ばたいて
電線にとまる一羽の鳥が目に入りました。
遠くを見渡すような、凛とした佇まい。
羽を広げる瞬間の美しさに、
思わず見とれて、停車しました。
「ピークイッ」
大きな鳴き声で鳥同士呼びあっているようでした。

あとから知ったのですが、
この鳥は サシバ。
宮古島には、
このサシバの名前がついた泡盛もあるそうです。
それだけ、昔から身近で、
人の暮らしや文化の中に生きてきた存在なのだと思いました。
空の上と、
人の営みのすぐそば。
そんな場所を行き来しながら、
静かに生きている鳥なのかもしれません。
そして、あとから知ったこと
家に帰ってから、
ふと気になって調べてみました。
すると——
この日出会った生きものたちが、
・オキナワシリケンイモリ
・ムラサキオカヤドカリ
・サシバ
いずれも、
絶滅危惧種、もしくは準絶滅危惧種にあたることを知りました。
正直、とても驚きました。
一日のうちに、
これほど多くの貴重な命に出会うなんて。
しかも、12月31日。
一年の終わりの日に。
いつもの場所、いつものドライブの途中で。
「なにかメッセージがあるのかな」
そんなふうに感じてしまうのも、
無理はない気がします。
でも、それは
「特別な意味を探さなくちゃいけない」ということではなくて、
ただ——
気づいてくれて、ありがとう
ちゃんと見てくれて、ありがとう
そんなふうに、
自然のほうから声をかけられたような、
静かな感覚でした。
保育士のまなざしとは
今回の愛おしいいのちの出会いを通じて、
気づいたこと
立ち止まって見たこと
それ自体が、大切だったのだと思います。
子どもたちと一緒に歩くときも、
何かを発見して、たとえ名前を知らなくても、
「なにかいるね」「きれいだね」と
感じる心を大切にしたい。
命は、
教えてもらうものだけじゃなく、
足元や、ふとした場所に、そっとあります。
子どもたちと一緒に歩くときも、
こんなふうに、いつまでも
**「足元にある命」**に気づける大人であり、
**「子どもたちと一緒に感じる立場」**の
優しいまなざし。これからも持ち続けたいと思い
ました。
