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STAN GETZとJOAN GILBERTOの 「GETZ /GILBERT」

 1963年、NYにて録音され「ボサ・ノヴァ」を世界に知らしめた名盤。

 現在のブラジルの人種構成はポルトガル系を中心とした白人系が約44%、混血が45%、アフリカ系が約10%、残りがアジア人とネイティブと言われている。そこに至るラテンアメリカの近代史は少なくとも非白人にとってはけして楽しいものではなかったと思う。このアルバムも白人目線であることは否めないがそこにみられる雑多な混血性は自分のような非白人にとっても極めて心地よい。

 あまり面倒なことを考えずにこんな音楽を聴ける事に感謝しつつゆっくりと生きてゆくのも悪くないかもしれない、とは思う。

レコーディング時、スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルトはともに30代。ジョアンの妻で「イパネマの娘」と「コルコヴァード」でボーカルを担ったアストラッド・ジルベルトは20代前半。


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