ムダ遣いって何?|お金を使った「理由」を見つめてみよう|AllA お金アカデミー①

こんしは!
ムダ遣いって何?|お金を使った「理由」を見つめてみよう|AllA お金アカデミー①
AllA / オールアトリエ講師の、オール・ドメディア / Owl Dmediaです。
今回から、全22講義でお金の使い方を学ぶ、
「ムダ遣い対策コース|種」が始まります。
このコースで目指すのは、何も買わずに我慢し続けることではありません。
自分にとって大切なものへ、納得してお金を使えるようになること。
そして、気づかないうちに消えていくお金を少しずつ減らすことです。
第1講義のテーマは、
「ムダ遣いって何?」
です。

ムダ遣いは、金額だけでは決まらない
えんだ・円舵 / Enda Enda
「オール先生! ムダ遣いって、高いものを買うことですか?」
オール・ドメディア / Owl Dmedia
「高い買い物でも、自分に必要で、納得して使っているなら、必ずしもムダ遣いではないよ」
えんだ
「じゃあ、安いものならムダ遣いにならない?」
オール
「実は、安い買い物でもムダ遣いになることがあるんだ」
たとえば、100円のお菓子を一つ買ったとします。
そのお菓子を楽しみにしていて、食べて満足できたなら、よいお金の使い方かもしれません。
一方で、特に欲しくなかったのに、レジの近くに置いてあったから何となく買った。
そして家に帰ってから、
「別に買わなくてもよかったな……」
と感じたなら、ムダ遣いに近い可能性があります。
つまり、ムダ遣いは単純に、
高いか、安いか
必要なものか、遊びのものか
食べ物か、ゲームか
だけでは決まりません。
大切なのは、何のために使ったのか、自分が納得しているかです。
「楽しい買い物」はムダではない
えんだ
「ゲームやお菓子に使うお金は、全部ムダなんですか?」
オール
「そんなことはないよ。楽しい時間をつくるためにお金を使うことも、大切な選択だからね」
生活に必要なものだけを買って、楽しみには一円も使わない。
それでは、息苦しくなってしまうかもしれません。
好きな本を買う。
友達と遊びに行く。
ゲームを楽しむ。
お気に入りの服を選ぶ。
こうした支出も、自分の生活を豊かにしてくれます。
問題になるのは、楽しみに使ったことではありません。
本当はそれほど欲しくなかったのに、考えずに買ってしまうこと。
そして、その買い物によって、あとで必要なお金が足りなくなってしまうことです。
ムダ遣い対策とは、楽しみを禁止することではありません。
自分が本当に大切にしたい楽しみを守るために、必要のない支出を減らすことなのです。

ムダ遣いになりやすい三つの買い方
ムダ遣いになりやすい買い方には、いくつか共通点があります。
1.何となく買う
「目に入ったから」
「いつも買っているから」
「みんなが持っているから」
理由を考えないまま買うと、自分に必要だったのか分かりにくくなります。
2.その場の気分だけで買う
疲れているときや、嫌なことがあったときに買い物をすると、一時的に気持ちが楽になることがあります。
しかし、気分が落ち着いたあとで、買ったものをほとんど使わないケースもあります。
3.小さな出費を気にしない
一回の金額が小さくても、毎日続けば大きな金額になります。
たとえば、毎日300円を何となく使うと、30日で約9,000円です。
小さな出費が悪いのではありません。
大切なのは、自分が何に使っているのか把握することです。
買った自分を責めなくていい
えんだ
「ムダ遣いを見つけたら、反省しないといけませんよね……」
オール
「気づくことは大切だけど、自分を責める必要はないよ」
過去の買い物を見て、
「どうしてこんなものを買ったのだろう」
「自分はお金の管理ができない」
と落ち込んでしまうこともあります。
しかし、責めるだけでは、次の行動につながりません。
必要なのは、失敗した自分を否定することではなく、
どんな場面で買ったのか
そのとき、どんな気分だったのか
買ったあと、どのくらい満足したのか
を確認することです。
自分の買い方のクセが分かれば、次に同じ場面が来たとき、少し立ち止まれるようになります。
ムダ遣いに気づいた瞬間は、失敗の証拠ではありません。
お金の使い方を変えられるようになった、最初の一歩です。

ムダ遣いを見分ける三つの質問
何かを買ったあとや、買おうとしているときは、次の三つを考えてみましょう。
質問1
何のために買うの?
使う目的を自分の言葉で説明できるか確認します。
質問2
買ったあとも満足できそう?
その場だけでなく、明日の自分も喜びそうか考えます。
質問3
これを買っても、必要なお金は残る?
食事、交通費、支払いなど、先に必要なお金が足りるか確認します。
三つすべてに完璧な答えを出す必要はありません。
一度立ち止まって考えるだけでも、何となく買う回数は少しずつ減っていきます。

今日のまとめ
今回の講義では、ムダ遣いとは何かを学びました。
ムダ遣いは、単純に高いものを買うことではありません。
また、遊びや楽しみにお金を使うことが、すべて悪いわけでもありません。
大切なのは、
自分にとって必要だったか、買ったあとに納得できるか。
という視点です。
何となく使ったお金に気づければ、自分が本当に大切にしたいものへ、お金を残せるようになります。
えんだ
「ムダ遣いをゼロにするより、使った理由を考えることが大切なんですね!」
オール
「その通り。まずは自分のお金の流れを知るところから始めよう!」

1分ワーク|最近の買い物を一つ振り返ろう
最近買ったものを一つ思い出してください。
そして、次の三つを書いてみましょう。
何を買った?
どうして買った?
買ったあと、満足できた?
満足できた買い物なら、その理由を覚えておきましょう。
少し後悔した買い物なら、次に同じ場面が来たとき、どうするかを一つだけ決めてみてください。
例:
コンビニへ入る前に、買うものを一つ決める。
小さな工夫で大丈夫です。

次回予告
次回の講義は、
「必要なものと欲しいもの」
です。
「必要だから買う」と「欲しいから買う」は、どちらも自然なことです。
では、限られたお金の中で、どちらを先に選べばよいのでしょうか。
次回は、必要な支出と欲しいものを整理し、納得できる選び方を一緒に考えていきます。
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