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お金の使い道を書き出そう|「何に消えた?」を見える化しよう|AllA お金アカデミー⑤


こんしは!

お金の使い道を書き出そう|「何に消えた?」を見える化しよう|AllA お金アカデミー⑤


AllA / オールアトリエ講師の、オール・ドメディア / Owl Dmediaです。

全22講義で、お金の使い方を基礎から学ぶ
「ムダ遣い対策コース|種」

前回の講義では、衝動買いが起こる仕組みを学びました。

「限定」や「セール」という言葉。
SNSや広告から受ける影響。
疲れやストレスによる気分の変化。

こうしたきっかけによって、「今すぐ欲しい」という気持ちは強くなります。

だからこそ、

欲しいと思っても、すぐには決めず、少し待ってみる。

これが、衝動買いと上手に付き合うためのポイントでした。

今回のテーマは、講義05。

「お金の使い道を書き出そう」

です。

「そんなに買い物をした覚えはないのに、お金が減っている」

「今月、何に使ったのか思い出せない」

そんな経験はありませんか?

お金の使い方を変えるには、まず現在のお金の流れを知る必要があります。

今回は、自分のお金がどこへ向かっているのかを簡単に書き出し、使い方のクセを見つける方法を、えんだ・円舵 / Enda Endaと一緒に学んでいきます。


お金は、どこへ消えたの?

えんだ・円舵 / Enda Enda

「オール先生! 昨日までお金があったはずなのに、いつの間にか減っています!」

オール・ドメディア / Owl Dmedia

「何に使ったか、覚えているかな?」

えんだ

「飲み物と、お菓子と……。あとは、たぶん何も買っていないと思います」

オール

「それなら、一度書き出してみよう。忘れている出費が見つかるかもしれないよ」

お金は、突然消えるわけではありません。

何かを買ったり、サービスを利用したり、料金を支払ったりした結果として減っていきます。

しかし、一回ごとの出費が小さかったり、現金を使わずに支払ったりすると、使った感覚が残りにくくなります。

そのため、

「何も買っていないのに、お金がない」

と感じることがあるのです。

本当に何も買っていないのではなく、一つひとつの支出を覚えていない可能性があります。


最初から完璧な家計簿は必要ない

お金の使い道を知る方法として、家計簿があります。

しかし、

  • 毎日記録しなければならない

  • 一円単位で合わせなければならない

  • 細かく分類しなければならない

と思うと、始める前から大変に感じてしまいます。

えんだ

「家計簿って、毎日きっちり続けないと意味がないですよね?」

オール

「そんなことはないよ。最初は、一日分を書き出すだけでも十分なんだ」

最初の目的は、完璧な記録を作ることではありません。

自分が何にお金を使っているのかを知ること。

これができれば大丈夫です。

一週間続かなかったとしても、一日分の記録から気づけることはあります。

まずは、できる範囲で始めてみましょう。


使ったお金を三つに分けてみよう

書き出した支出は、大きく三つに分けると整理しやすくなります。

1.生活に必要なお金

生活や予定のために必要だった支出です。

たとえば、

  • 食事

  • 交通費

  • 家賃

  • 日用品

  • 病院や薬

  • 学校や仕事で使うもの

などがあります。

生活を続けるために、優先して確保したいお金です。

2.楽しみのためのお金

自分の気分や生活を豊かにするための支出です。

たとえば、

  • お菓子

  • ゲーム

  • 漫画

  • 趣味の道具

  • 友達との外出

  • 好きな動画やサービス

などがあります。

楽しみのためのお金は、すべてムダではありません。

自分が満足できているなら、大切な支出です。

3.よく分からないまま使ったお金

使った理由を説明しにくい支出です。

たとえば、

  • 何となく買ったもの

  • 買ったことを忘れていたもの

  • ほとんど使っていないサービス

  • セールにつられて買ったもの

  • 家にあるのに、また買ったもの

などです。

この三つ目に、見直せる出費が隠れている可能性があります。


支出を書き出すと、使い方のクセが見えてくる

お金の使い道を書き出すと、単に合計金額が分かるだけではありません。

自分がどのような場面でお金を使いやすいのかも見えてきます。

たとえば、

  • 学校や仕事の帰りにコンビニへ寄っている

  • 疲れた日の夜に通販を見ている

  • 友達といると予定より多く使っている

  • ゲームをしていると少額課金を繰り返している

  • セールの通知が届くと買い物をしている

といったクセです。

えんだ

「私は、帰り道にコンビニへ寄った日に、出費が増えている気がします!」

オール

「いい気づきだね。使った金額だけでなく、『いつ』『どこで』使ったかも大切なんだ」

クセが分かれば、対策も考えやすくなります。

帰り道に買いやすいなら、必要なものを家から持っていく。

夜に通販を見やすいなら、買い物は昼間に確認する。

原因が分からないまま我慢するよりも、自分の行動に合った工夫を作れます。


現金以外の支払いも確認しよう

現金を使ったときは、財布の中のお金が減るため、支払った感覚が残りやすくなります。

一方で、

  • クレジットカード

  • 電子マネー

  • QRコード決済

  • アプリ内課金

  • 通販サイトの登録済み決済

などは、現金を直接渡さずに支払えます。

そのため、使った金額を実感しにくいことがあります。

また、支払いが後日まとめて行われる場合、買った日とお金が引かれる日が異なることもあります。

えんだ

「ボタンを押しただけだと、お金を使った感じがあまりしません」

オール

「だからこそ、利用履歴を確認することが大切なんだ」

スマートフォンの決済履歴や、カードの利用明細を見れば、自分が忘れていた支出を確認できます。

身に覚えのない請求があった場合は、放置せず、利用したサービスや家族、決済会社などへ確認しましょう。


毎月自動で支払っているお金もある

自分で毎回購入しなくても、自動的に支払われるお金があります。

たとえば、

  • 動画配信サービス

  • 音楽サービス

  • ゲームの月額プラン

  • アプリの有料機能

  • オンラインストレージ

  • 学習サービス

  • 定期購入の商品

などです。

一回登録すると、解約するまで毎月支払いが続くことがあります。

一つひとつは数百円でも、複数契約していると、合計金額は大きくなります。

しかし、月額サービスそのものが悪いわけではありません。

よく使っていて、支払った金額以上に満足しているなら、役立つ支出です。

確認したいのは、

今も使っているか。料金に納得しているか。

という点です。

登録したことを忘れているサービスや、ほとんど使っていないものがあれば、見直す候補になります。


「使わなければよかった」だけを探さない

支出を書き出すと、ついムダだったものばかり探してしまいます。

しかし、お金の使い道を確認する目的は、自分を責めることではありません。

よかった買い物も探してみましょう。

  • 長く使っているもの

  • 毎日の生活を便利にしているもの

  • 買って楽しかったもの

  • 誰かとの大切な思い出になったもの

  • 学びや経験につながったもの

こうした支出も、お金の記録から見つけられます。

えんだ

「ムダだったものだけではなく、満足したものも確認するんですね!」

オール

「そう。よい使い方が分かれば、次の買い物でも同じ考え方を使えるからね」

お金の記録は、失敗を探すためだけのものではありません。

自分が大切にしたいものを知るための記録でもあります。


続けやすい記録方法を選ぼう

記録方法に正解はありません。

自分が続けやすい方法を選びましょう。

紙へ書く

ノートやメモ帳へ、

飲み物 150円
昼食 600円
お菓子 200円

と書きます。

スマートフォンへ入力する

メモアプリへ、使った金額を入力します。

詳しい文章を書かず、金額と商品名だけでも大丈夫です。

レシートを残す

一日分のレシートを箱や袋へ入れて、夜にまとめて確認します。

支払い履歴を見る

電子マネーやカードの履歴を見て、一週間分をまとめて確認します。

写真を撮る

買ったものやレシートの写真を撮り、あとから振り返ります。

毎日同じ方法を使わなくても構いません。

大切なのは、自分のお金の流れが少しずつ見えるようになることです。


記録できなかった日があっても大丈夫

家計簿や支出記録を始めても、途中で忘れることがあります。

三日続いたあと、四日目に記録できなかった。

一週間分のレシートをなくしてしまった。

そのようなとき、

「もう続かなかったからやめよう」

と考える必要はありません。

次の日から、また始めれば大丈夫です。

一度抜けたからといって、それまでの記録が無駄になるわけではありません。

記録は、止めないことより、何度でも戻れることが大切です。

完璧な一か月を目指すのではなく、まずは一日。

慣れてきたら三日、一週間と広げてみましょう。


書き出したあとは、一つだけ見直す

支出を書き出したあと、すべてを一度に変えようとすると苦しくなります。

まずは、気になったものを一つだけ選びます。

たとえば、

  • コンビニへ行く回数を一回減らす

  • 使っていない月額サービスを確認する

  • 飲み物を家から持っていく

  • 少額課金の上限を決める

  • 買い物前に家にあるものを確認する

といった、小さな行動です。

えんだ

「記録したものを、全部減らさなくてもいいんですね!」

オール

「もちろん。今後も続けたい支出と、少し変えたい支出を分ければいいんだ」

お金の記録は、節約のためだけに行うものではありません。

自分の意思で、お金の行き先を選べるようになるために行います。


今日のまとめ

今回の講義では、お金の使い道を書き出す方法を学びました。

お金の使い方を変えるには、最初に現在のお金の流れを知る必要があります。

書き出した支出は、

  • 生活に必要なお金

  • 楽しみのためのお金

  • よく分からないまま使ったお金

の三つに分けると、整理しやすくなります。

また、現金だけでなく、電子マネーやカード、アプリの課金、月額サービスも確認してみましょう。

大切なのは、完璧な家計簿を作ることではありません。

何に使ったかを見えるようにして、自分のお金の使い方を知ること。

そして、見直したい支出を一つだけ選ぶことです。

えんだ

「記録するのは、ムダ遣いを責めるためではなく、自分のクセを知るためなんですね!」

オール

「その通り。お金の行き先が見えれば、次は自分で行き先を決められるようになるよ」


1分ワーク|今日使ったお金を書き出そう

今日使ったお金を、覚えている範囲で書き出してみましょう。

書く内容

  • 何に使った?

  • いくら使った?

  • 必要・楽しみ・何となくのどれ?

  • 満足できた?

例:

昼食 600円|必要|満足した
お菓子 180円|楽しみ|満足した
アプリ課金 300円|何となく|少し後悔した

最後に、次の質問へ答えてみてください。

これからも続けたい支出はどれ?
一つだけ変えるなら、どれを変える?

すべてを減らす必要はありません。

まずは、自分のお金の流れを知ることから始めましょう。


次回予告

次回の講義は、

「予算を決めよう」

です。

お金の使い道が分かっても、使える金額が決まっていなければ、予定より使いすぎてしまうことがあります。

では、食費や趣味、買い物へ、どのくらいのお金を使えばよいのでしょうか。

次回は、自分を苦しめる制限ではなく、安心してお金を使うための予算の作り方を学びます。


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