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学んだことを周囲に伝える2つの方法

こんにちは!Engagement Run!の講師をしている長谷部です。書籍を使いながら初級クラスの内容を振り返り、整理するクラスを担当しています。
今日は、クラスの中で聞く「Engagement Run!で学んだことを、周囲の人にどう伝えればいいかわからない」という声に応えて、学びを共有する2つの方法を紹介したいと思います。

聞こえてくる「心の声」

「自分が学んだことを周囲の人にどう伝えればいいかわからない」と思うとき、頭の中ではこんな声がしているかもしれません。

(´-`).。oO(そもそも教えられるほど詳しくないし、偉そうだと思われたくない。いきなり言い出しても業務が忙しい仲間にはうるさがられるかもしれないし、周囲に教えるのは自分の役目じゃない。別に伝えなくても困らないし・・・)

こんな声が聞こえてきたら、やっぱり黙っておこう、と思ってしまいますよね・・・。

「教える」行為の怖さ

この「周囲の人にどう伝えればいいかわからない」と、行動するのをためらわせる原因は、教える、教えてもらう、という関係性に漂う「立場の上下」の気配ではないでしょうか。こちら側にはそういう意図がなくても、伝えたときに相手がどう受け取るかわからない。「教える」という行為には、そんな怖さがあります。

でも「どうやって伝えたらいいか・・・」とチラリとでも思った、ということは、きっとあなたが学んだことが「周囲の人やチーム、組織に役立つかもしれない」と思ったからなのではないでしょうか。
伝えても無駄になるかもしれない。でも、伝えてみたら共感してくれる人が現れるかもしれない。共感してもらえり、仲間が現れたりすれば、それは次の行動を起こす原動力になるかもしれません。だから、もし迷ったら勇気を出して学んだことを伝えてみてほしいと思います。

「教える」のではなく「ともに学ぶ」

とはいえ、伝えるときに「教える」となるとハードルが高くなり、取り組むのが途端に難しくなるのも事実。そこで、そういう時におすすめしたいのが「教える」から「ともに学ぶ」という形へのスタンスの変更です。
伝えたいと思った相手と自分は、理解度や習熟度の差はあっても、ともに学びの途中にあることには変わりありません。だから、教える、教えてもらう、という関係性を抜け出して、ともに学ぶ、お互いから学び合うという姿勢で向き合うのです。
もしかしたら「習った通りに相手に伝えなければ」と思っているかもしれません。でも、本当に大事なのは、学びを共有して一緒に考えたり試したりすること。だから一緒に学び、それについて話すことができれば十分なのです。そう考えると少し肩の力が抜けませんか?

ここでは、そんな「ともに学ぶ」方法を2つ紹介します。

「ともに学ぶ」方法2つ

方法①「教える立場を別のものにお願いする」

教える、教えてもらう、という立場の違いが気になるときは、思い切って「教える」立場は別のものにお願いしましょう。
たとえば・・・

●インターネットの記事でよかったものをおすすめしてみる
●有識者のSNSアカウントを共有する
●ためになった動画をおすすめしてみる
●セミナーやイベントに一緒に参加してみる
●勉強会や講座に誘って一緒に受講してみる

これらはすべて「教える」立場を別のものに置き換えたパターンです。
おすすめやお誘いするときのコツは、ひとことでいいから「具体的に」自分がいいと思ったところを添えること!
これは私の経験談ですが、その話題にアンテナが立っている自分はタイトルを見ただけで「おぉ!」と思っても、興味を持ってない人には伝わりません。だから「よかったから読んでみて」ではなく、自分なりの「ここがよかった!」をひとこと添えてみてください。自分が響いたところを数行抜き出すだけでも効果があります。
(自分がどこに着目したのか振り返るきっかけにもなります)
そして、もし相手が受け取ってくれたら、それについて話してみてください。「どうだった?」ぐらいの感想の共有でも十分ですし、もし話が拡がったら自分が話してみたかったテーマの話をぜひしてみてください。

方法②「教える立場がない"場"をつくる」

立場の違いが難しさを生むのであれば、それをなくしてみるのも一つの方法です。お互いから学ぶスタイルや、正解のない学びの場づくりがこれに該当します。たとえば・・・

●持ち回りで勉強会をする
●書籍を使った勉強会をする

もう少し具体的に例を挙げると、
自社から同じ講座に複数の人が参加している場合は、参加者同士の学びのシェアをする場をつくり、そこに他の人も参加できるようにする、というのもこれに該当します。学びのおすそ分けパターン。
学んでいる途中の自分たちが学んできたことをシェアする場は「絶対的な正解がわからない人どうしの集まり」という構図になります。
つまり、お互いの理解や解釈を「あーでもない」「こーでもない」と出し合っても「自分たちも学んでる途中だから正解はわからないんだけどさ」と言うことになります。これで開催する側と参加する側、両方のハードルをグッと下げることができます。

もうひとつ、書籍を使って開催する勉強会の具体例を。
こちらは一冊の本を分担して読み、その内容を共有、対話をするという流れで開催します。読書会とか輪読会とも言われるものですね。
書籍を使った勉強会では「これはどういうことなんだろう?」となっても書いてある以上のことはわかりません。つまり、こちらも「絶対的な正解が誰にもわからない」という構図になります。正解をくれる著者がいないので、その場に出るのは、あくまでもAさんの解釈、Bさんの解釈・・ということに。その場で答えを出す場合も、出るのは「その場での共通の理解」ということになり、とてもフラットな場ができあがります。
書籍を使った勉強会のいいところは、読んだ人全員が同じ知識を持っている前提で話ができるところ。そして、本さえあればどんな内容でも勉強会が開催できるところです。手ごろな価格で手に入る新書や、古本でも開催できますのでぜひ試してみてください。

まとめ

ここまで「自分が学んだことを周囲の人にどう伝えればいいかわからない」というときにできる2つの方法を紹介してきました。最初のステップは「教える」から「ともに学ぶ」という形に自分のスタンスを変えること。そして、その「ともに学ぶ」方法には、①教える立場を別のものにお願いすることと②教える立場がない場をつくることの2つがある。
いかがでしたか?お役に立ちそうでしょうか?

私自身、新しいことを学ぶと、楽しい反面、これまでの考え方が揺さぶられてモヤモヤしたり、自分の組織では無理だ、学んでも無駄だ、と苦しくなったりすることがあります。でも、そんなときは、いつも仲間の存在が私を助けてくれます。違う組織でも、違うことを学んでいても、ともに変化を起こそうと挑む仲間がいる。それだけで、私ももう少し続けてみよう。そんな気持ちになります。
だからこそ、学びを進めるあなたのとなりにも仲間がいてほしい。この記事が、自分が学んだことを周囲の人にひらき、仲間を増やすきっかけになったらうれしいです。

文章ばかりの記事、最後まで読んでいただきありがとうございました。

さいごに、私はEngagement Run! では、アクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)という手法を用いて書籍を使ったクラスを担当しています。今日ご紹介した「ともに学ぶ」ための場づくりに興味を持たれた方はぜひ参加してみてください。

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